家族でボウリングをしていたときの話です。私がボウリングをしていてふと周りを見渡すと、二人の老夫婦がいました。
「この歳でもボウリングをするんだ。すごいな。しかも夫婦で……」と思い、そのスコアボードをみると、224点も取っているではありませんか。
(※20〜40代男女のボウリングスコアの平均は約100点らしい……)
純粋に「すごい!」という気持ちと、「いつからボウリングを始めたんだろう?」という好奇心から、二人の人生観が気になりました。
そして、勇気を持って二人に声をかけてみると、とても貴重なお話が聞けたのです。
今回は阿部伸太郎が、80代の夫婦とボウリングをした話について語ります。
もくじ
とても仲睦まじいご夫婦で、31歳の頃からボウリングを始めたと言いました。若い頃から多くのボウリング大会に参加して、数多くの賞を取ってきたそうです。
84歳になった今でも大会に参加して、ボウリング市場を盛り上げていると言うのです。
実際にボウリングをしているのは、おじいさんの方でした。おばあさんは彼がボウリングをする姿をじっと見ています。
そして、おじいさんがボウリングをしている姿を見ながら、そっとこれまでの人生観について教えていただきました。
31歳でボウリングを始めたおじいさんは、これまでボウリング一筋です。自分の子どもにもボウリングを教え、家族で数々の大会に参加して優秀な成績を納めたといいます。
自分の子どもは最後に優勝したのをきっかけにボウリング辞めて、次はゴルフに転身したそうです。そしてゴルフでも活躍していると教えてくれました。
このとき、おばあさんは「どのようなスポーツでも良かった。とにかく家族の時間を大切にして、共に人生を楽しめた。そういう家族の思い出が一生の財産です」と、笑顔で教えていただきました。
さらに、おばあさんから教えていただいた家族愛の言葉です。
「スポーツを通じて家族の絆を深めたからこそ健全に生きてこられた。これまでの人生に感謝しています。あなたも家族が一緒になって楽しめるものを見つけなさい。きっと子どもは健やかに育ちますよ」
おばあさんとのエピソードを通じて私は、「一つの趣味を極めたからこそ家族も大切にできた」と解釈しました。
独身時代は自分の時間を謳歌できますし、誰に文句を言われることなく自由です。趣味や仕事に没頭し、多くの成果を出すこともできるでしょう。
しかし、家族がいるからこそ楽しい時間が過ごせて、生きがいに感じることも多いです。家族がいれば、幸せな出来事は家族の分だけ得られます。
子どもがテストで100点を取ってきたら、たったそれだけでもテンションが上がりますし、「よくやった!」と本気で褒めてあげたくなります。
赤ちゃんができれば、寝返りをしただけで感動し、よちよちと歩いた日には言葉では表せないほどの喜びがありました。
一つひとつの出来事を家族で共有し合って強い絆が生まれます。こういう経験は結婚しなければ味わえないのです。
今回のご夫婦は84歳ですが、楽しいことも辛いこともたくさん経験されているでしょう。家族が長く一緒にいれば、それだけたくさんのエピソードがあって、幸せのカタチもそれぞれです。
婚活中の人は、愛する人とどのような結婚生活を歩みたいのかを考えて婚活すると、婚活へのモチベーションも上がるでしょう。漠然と婚活するだけでなく、豊かな未来が想像できれば、素敵な出会いもやってきそうな気がします。
あなたの人生と照らし合わせて、夢をカタチにできるように楽しく婚活をしましょうね。
結婚相手を探すのは短距離走。あなたの豊かな未来を想像し、結婚相手を見つけましょう。
「年収1,000万円以上で持ち家のある男と結婚したい」「公務員の男がいい」「美人でスタイルが良くなければダメ」「若い女がいい」と、婚活市場はある意味で複雑です。
しかし、結婚相手の「ステータス」が、あなたの人生を豊かにするわけではありません。
本当の豊かさとはなにか……? 今一度、自分の人生観について考えてみましょうね。
あなたの婚活をラポールアンカーが応援しています。