2014年に結婚相談所を始められて、NNRでも屈指の会員数を誇り、入会希望者から選ばれる結婚相談所として活躍中の阿部先生。

 

自社会員だけでも数百名もいる結婚相談所に育てあげたメゾット、そして成婚の秘訣はどのようなポイントがあるのでしょうか？

 

ご自身で構築されたデジタル集客メソッドや結婚相談所を始めたときのドラマティックな出来事など、興味深い話を惜しみなくお話いただきました。奥様やお子様を心から大事にされていて「超愛妻家」でもある素敵な阿部先生の結婚相談所運営に迫ります！

 

結婚相談のスペシャリスト紹介、ラポールアンカーの経歴や実績について徹底解説いたします。

　(聞き手：NNR土橋太郎）

 

結婚相談所のスペシャリスト紹介！ラポールアンカーの経歴と実績

 

今回、結婚相談所のスペシャリストの紹介は、『ラポールアンカー』の阿部伸太郎先生です。それでは、さっそくラポールアンカー阿部先生の経歴や実績、これからの展開についてうかがっていきます。

 

導かれたかのような劇的なきっかけで結婚相談所業界に！

 

阿部先生：20代のころ、一部上場会社で働いていたのですが、取引先の人たちの充実した姿を見ていて、「今の仕事を続けるのではなくて、何かの社長になりたい！」とずっと思っていました。

 

何をしようかと考えていたとき、ふと友人から「恋愛相談にのることが多いよね」と言われたのがずっと心に残っていて、それがビジネスになるとしたら「結婚相談所だ！」ということで始めたのがきっかけです。

 

　最初は副業で始めました。当時、北海道の旭川にいて、どうしようかと考えたところでいろいろな連盟組織の存在を知り、最初はNNRではない、別の連盟組織からスタートしました。

 

会社は副業禁止だったので、黙って仕事をしていたのですが、すこし大きくなったタイミングで会社にバレて、会社を即クビ（！）になってしまったんです。バレた理由は、誰かからの呪いの手紙（密告）でした。でも不思議と恨みとかは無くて、その手紙に感謝してるんですよね。

 

そのおかげで独立する踏ん切りもついて、本業にするきっかけにもなりました。当時、会員は10名もいなかったですが……。それと、ドラマチックというかなんというか、会社にバレてクビになった日が、妻から妊娠を伝えられた日でもあったんです！

 

そんな状況でもワクワクした自分がいて、今の妻に「一年チャンスをちょうだい！」というと、こんな状況にも関わらず「いいよ！」と即決で言ってくれたんです。なので、妻にはいまだに頭が上がらないですね。35までに起業すると決めていたのですが、これがきっかけで27歳に早まりました（笑）。

 

ここまでの状況を振り返ると、なんだか導かれた感じがするんですよ。結婚相談所をするのが運命だったかもしれませんね。

 

 

阿部先生：ホームページを自分で立ち上げたら、1か月以内に、60代男性に入会していただけました。ホームページを見て問い合わせをいただきました。お相手候補の会員が多くはなかったので、今考えると無謀ではありましたが、人柄でカバーするような説明を口頭で話して入会していただきました。入会後は特に文句は言われず、5～6人ほどお見合いも組めて成婚につながりました。

 

ただ、その際に当時加盟してた連盟に疑問を感じ、他を探してもう一つの連盟組織、「BIU」に入りました。その後、さらに会員へのサービス内容を厚くしようと考え、「NNR」に加盟した次第です。

 

 

阿部先生：基本的にホームページですね。成婚者からの紹介もありますが、割合でいうと99％対1％ぐらいのイメージでホームページからの集客です。

 

実は結婚相談所を始めたときに、チラシをもって旭川市内ほとんどのカフェを回ったんです！　コミュニケーションを図ったり、チラシを置かせてもらったりしたのですが、2ヵ月回って問い合わせは0件。集客につながりませんでした。

 

甘党の私ですが、カフェラテとケーキセットの毎日はきつかったです（笑）。それをやってみて気付いたのが、「これから婚活しようとしている人は家でこっそりスマホを見る」ということだったんです。

 

結婚相談所のターゲットになりうる人は、クローズドな世界で悩んでいる人が多いので、そこに刺さるアプローチを常に考えています。開業当初に毎日やっていたことはブログをコツコツ書くことですね！　記事を書くにあたって自分なりのひな形があるんです（企業秘密ですが……）。

 

ただただ毎日更新というのは反対ですね。仲人の食事や私生活をアップしたところで入会希望者は興味が無いので、正しく地道にコツコツやってきました。固定費をかけずに利益を伸ばすことを心がけています。

 

SNSもFacebookやTwitter、Instagramに取り組んでいます。SNSからの集客はホームページも含めたウェブ集客の5～6％ぐらいですね。ただ、温度感が全然違って、ホームページを真剣に読んできてくれた人は温度感が高いです！　SNSからの問い合わせは軽めの人が多い印象ですね。

 

さらに『YouTubeチャンネル』も持っていますが、YouTubeからの問い合わせはあまり質が良くありません。ただ、発信を始めたことで会員様もそれを見てくれていて、モチベーションを上げるという副産物はありました！

 

お問い合わせの窓口としては、ホームページからの「カレンダー日時指定」「公式LINEからのお問い合わせ」「お問い合わせ」。この3つの問い合わせフォームを準備して問い合わせに対応しています。基本的にカレンダーからの問い合わせが多いですね。日程が選べて便利だからではないかと思います。

 

ホームページを効果的・効率的に運用

 

阿部先生：ブランドコンセプトである「共感と絆」を大事にしています。これは開業当初から変えていなくて、ホームページのブランドコンセプトのページは当初のままです。新しくやる人はブランドコンセプトやポリシーページを作れば良いと思いますよ！

 

 

阿部先生：結婚相談所を本業にしてから1年目で売上が900万いきました。「チャンスをちょうだい！」と言った、妻との約束を果たしたわけです。

 

ただ、そのときのことは、がむしゃらに動いていて忙しすぎてよく覚えてないんです。大変でしたが、充実した楽しい日々だったことです。だから稼げたのかな、というのが本音です。結婚相談所を本業にした1年目で会員様が50人になりました。このときのことを振り返ると、なぜお問い合わせが来ていたかも正直わからないです。

 

ただ、本業にしてからホームページを自分で作ったものではだめだと思ってウェブ関係の仕事をしている友人に頼みました。ページの構成やデザイン、普段の運用は私自身がやっていて、友人に内部の構築や管理を任せています。半分内政で半分外注みたいなイメージですね。自分自身でも常に本やGoogleでホームページの勉強をしながら今に至ります。

 

 

阿部先生：他社で婚活を5年やっていて決まらなかった人が、ラポールアンカーに入って1ヵ月で決まったことがあり、これは嬉しかったですね！　入会されて一人目にお見合いした人と成婚が決まったんです！　いつも「出会いの質が大事！」とスタッフには伝えています。

 

逆に悪いケースでいえば、60代のシニアの人がいらっしゃいました。お見合いの席でお相手に18金のネックレス渡して、結婚を迫ったんです。断られるとお相手を怒鳴りつけて帰ったと報告があり、そのときばかりは除名処分をしましたね。

 

事業として成功させるには、いかに楽しめるかがカギ！

 

阿部先生：楽しいという気持ちを持てるかどうかだと思います。そのうえでやり抜く力が必要です。元々学生時代はゲーマーで、親に怒られても結構やり込みました（笑）。そこでやり抜く力は付いたと思ってます。ゲームがブログに代わり、ブログが事業に代わっていったイメージですね。

 

それと、私は友達がいません（笑）。だからこそ成功したと思っています。友達を頼りに口コミを取る人は結婚相談所の事業に向いていないですね。

 

結婚相談所を開業する際によく見る「粗利率9割で収益性が高い！」という広告もありますが、私の実体験ではそんなに簡単には儲からないです。儲けようと思って始める人もいると思いますが、こういうのは鵜呑みにしないでほしいですね！

 

コンテンツとしてホームページは必須ですが、作る際、とにかくいろいろなホームページを見ることをおすすめします。私は見たホームページを全て吸収して、全部の良いとこ取りをして作りました。最初から個性を入れると失敗すると思います。

 

あとブログを書く際、私はアメブロはおすすめめしません。記事を書いてもその価値がアメブロのものになるので。自社内のホームページにブログが積み重なっていく方が良いですよ。

 

さらに画像は、フリーで使える無料の素材は使わないようにしました。有料で買って他の結婚相談所となるべく被らないようにするのが良いと思います。私は愛娘がいるので、娘の写真と結婚相談をリンクさせて使っています。ある意味で、娘が一番の広告塔ですね（笑）。

 

 

阿部先生：結婚相談所は運命の職業だと思っているので、これからも長く続けたいと思っています。あくまでも会員様が主役なので、私は目立たず縁の下の力持ちとして！　

 

それでも売り上げは毎年倍々になっていて、今年はいよいよ正式に人を雇ってより多くの人をお世話できるように考えています。今は家族や親族経営でやっていますが、実は新年のおみくじで私も妻も「今年は人を使う」というお告げが出たので、これはもうタイミングだなと思っています。これが今年の目標ですね！

 

 

阿部先生：会員希望で来る人は本当にいろいろな人がいます。お医者さんや弁護士さんといった条件の良い人から、ここでは言えないぐらいの対応が難しい方まで……。本当にいろんな人がいますので、結婚相談所を始めるのであれば、その覚悟を持って始めてください、と伝えたいです。

 

NNRへの一言は、土橋社長にいつもありがとう、と伝えたいです！　社内ミーティングをするとき、いつもグループLINEに土橋社長の顔写真が上がるんです。土橋社長のチャーミングな表情に、みんな大ウケで（笑）。これからも社長の笑顔で楽しませていただきます。仲人を始めたいという人は、ラポールアンカースタッフ、またはNNRに加盟して起業してほしいですね。

 

 

まとめ

 

［写真／左がラポールアンカー阿部先生、右がNNR土橋太郎］

 

「結婚相談所のスペシャリスト紹介！ラポールアンカーの経歴と実績」はいかがでしたか？

 

ラポールアンカー阿部先生の温かい人柄が伝わったと思います。結婚相談所のお仕事を楽しんで行われている姿にも感銘を受けました。これから婚活を始める人は、質の高い婚活アドバイスと、高い成婚実績を誇るラポールアンカーに頼ってみてください。

 

また、新しく仲人を始めたいけど自信がない、という人はラポールアンカーの阿部先生に本音を聞いてみると良いでしょう。誰であっても優しくわかりやすい説明をしてくれますよ。