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2023/7/14 LOVE
アダルトグッズの歴史と発展!最古のディルドから現在にいたるまで

世界中に溢れているアダルトグッズ。あなたはアダルトグッズがいつどこで生まれて、どのように進化してきたのかご存知でしょうか?

 

今でこそ豊富な種類がありますが、一つひとつの誕生に歴史があります。
今回はそのようなアダルトグッズの発展と歴史について徹底解説いたします。

アダルトグッズの歴史と発展!最古のディルドから現在にいたるまで

アダルトグッズの歴史はどこまで遡るのでしょうか。さっそく見ていきましょう。

 

紀元前26,000 アダルトグッズの起源「最古のディルド」

アダルトグッズ歴史

 

最も古いアダルトグッズは、いつどこで生まれたのでしょうか?
 記録上、最も古いとされているグッズはドイツの「ホーレ・フェルス洞窟」で発掘された男性器を模した石器です。

 

バッテリーも電気もない時代のモノから、石でつくられた男性器のおもちゃで、新石器時代に作られました。いわゆる原始的な生活をしていた時代にアダルトグッズが存在していたのです。

 

紀元前69〜30 クレオパトラが発明!元祖バイブ

クレアパトラバイブ

 

最古の石器ディルドが作られてから各国で色々な材質でディルドが作られていきましたが、技術的に次なる飛躍が見られたのは古代エジプト、プトレマイオス王朝の頃でした。

 

この頃エジプトを治めていたのは「世界三大美女」として有名なクレオパトラ女王です。
クレオパトラ女王はそれまでのアダルトグッズの歴史からは考えられないギミックで振動するアダルトグッズを実現したと伝えられています。

 

その内容は、ひょうたんの中にハチを入れてしっかりと封をして、外側から叩くというものでした。容器が叩かれるとハチが暴れ回り、それによってブルブルと振動するという、今では考えられない仕掛けを取り入れていたのです。

 

実際に気持ち良いのか気になるところですが、このバイブは再現難度が高く、世界的にこの点は謎に包まれているようです。まさに歴史にその名を遺す伝説のアダルトグッズと言えるでしょう。

 

630年代~ 日本で根付いたアダルトグッズ

アダルトグッズ歴史

 

日本のアダルトグッズ文化の始まりはいつ頃だったのでしょうか?

 

記録に残っているものでは、飛鳥時代に遣唐使が「青銅製のディルド」を中国から持ち帰ったのが始まりとされています。
持ち帰られたディルドは当時の大和朝廷に献上され、主に上流の人々を中心に日本にアダルトグッズの文化が根付いたのです。

 

青銅製ディルドの実物はすでに失われましたが、同時期の中国王朝で使われていたディルドが現存しています。

 

710年代~ 日本オリジナルのアダルトグッズ発明

飛鳥時代にディルドが伝わってから、段々と日本国内にもアダルトグッズを作る職人が増えていきました。

 

奈良時代になると、オリジナリティーのあるグッズも現れて水牛の角から作られたディルドなどが作られるようになります。
このディルドは中々に優れものだったようで、角の空洞部分にお湯で湿らせた綿を入れることで、角が水分を吸収して実際の男性器のような弾力を持つ機能があったといわれています。

 

日本人のものづくり精神がこの頃からあったのだと感じられるエピソードです。

 

1626年代〜 日本初のアダルトグッズショップができる

アダルトグッズ歴史

 

江戸時代、ついに日本初のアダルトグッズショップ「四ツ目屋」が両国に開店します。これまで、貴族階級だけのものだったアダルトグッズが庶民に普及し、品目の増加も含めてグッズ文化が爆発的に加速します。

 

当時のアダルトグッズを見ると、現代でも使われているディルドやコックリング、サックのような原型がこの頃からあったことがわかります。
現代のアダルトグッズはゴム素材を使っていますが、江戸時代では内部にビロード布を使っていたようで、その使い心地は今とは全く違う物だったようです。

 

『四ツ目屋』は店舗もあり庶民に開かれたお店だったようですが、当時は販売価格がとても高価で、客は商人などのお金持ちが中心だったようです。
また、大奥で『四ツ目屋』の製品は普及しており、側室達が指名を待つ間の性欲発散としても使われていたといわれています。

 

1920年代〜 デザインもオシャレに進化した

アダルトグッズ歴史

 

バイブレーターは最初、家庭用機器として紹介されて、体調不良や美容のための「マッサージ器」として売り出され、大きくてとてもセクシーとは言い難いようなモーターで動いていました。

 

1920年代になって、バイブレーターがセクシーな映画やポルノ雑誌に登場すると、「背中マッサージ器」を気軽に買い求める女性たちが急増したのです。

 

1950年代〜 ボタンでスピードをコントロールできるようになった

アダルトグッズ歴史

これまでのバイブは一定のスピードでしか動かず、スイッチの「オン・オフ」でしか対応していませんでした。この既存のモデルに大きな変化をもたらせたのは、1952年のときでした。なんと、ボタンでスピードをコントロールできるようになったのです。

 

デザインは今ほど美しくありませんが、現在のバイブレーターが生まれていく最初の一歩といえます。

 

1980年代〜 小型バイブレーターが大人気

この年代から女性がアダルトグッズの会社を創り始めるようになりました。往年の製品のように重たく、男性的なデザインで、騒音のするバイブレーターではなく、魅力的な製品を作ろうとしたのです。

 

その中でも革新的だったのが、クリトリスへの刺激を目的とした最初のフィンガーバイブと言われています。

 

 

2020年代〜 振動するだけではない「吸引型で刺激する」アダルトグッズも登場

昨今、流行しているアダルトグッズは「吸引バイブ」です。通常の振動するバイブレーターと比較して痛みが少なく、安心感も高いと評価されています。

なめらかな唇で強く吸い付かれたような感覚を味わえる」と、アダルトグッズ初心者にも人気で、デザインも一新されているので、早くもニュースタンダードになりつつあるのです。

 

歴史の中で発展してきたアダルトグッズ

「アダルトグッズの歴史と発展!最古のディルドから現在にいたるまで」はいかがでしたか?

 

アダルトグッズは思った以上に深い歴史があることに驚かされたのではないでしょうか。一つの豆知識としてぜひ覚えておきましょう。

 

TOMONI編集部
婚活WEBライター
『Love as Life』
「全てが恋愛につながっているんだ!」をコンセプトに恋愛に関する記事を執筆しています。

 

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