婚活を始めると、理想ばかりが膨らんでしまい、「このままでは、どこか妥協しなければ結婚できそうにない」という人もいるのではないでしょうか。
しかし、妥協したところで「それくらいの相手だったら結婚しないほうがマシかも……」などと思ってしまうのが婚活の難しいところです。
それでは、妥協できずに高望みしてしまう人（※男女ともに！）を数多く見てきている結婚相談所の婚活アドバイザーは、そのような人に何を思うのでしょうか？
この記事は、みなさまからの恋愛・婚活相談にお答えするQ&Aコーナーです。日々、婚活相談いただく会員様や一般の方からのご相談にお答えしています。
婚活に疲れているあなたに、ちょっとした癒しをお届けします。
✔高望みしてしまう人の特徴
✔妥協できずに婚期を逃さないための婚活との向き合い方
✔妥協できずに高望みを続ける人への仲人の本音
もくじ
高望みしすぎて妥協できない人は2つの人種に分かれます。一つは高望みしていることがわかって高望みしている人。そして、もう一つは全く無自覚で高望みしている人です。
高望みしていることがわかっている人は、理想の相手と結婚できるように努力をしたり工夫をするのですが、それでも上手くいかないことはあります。
（※これもまた人生だ！）
私たち仲人の本音としては、「それでも頑張っているからこうしてみたら？」と、その人の個性に合わせて詳しくアドバイスができます。これが仲人としてのやり甲斐ですね。
ちょっとしたコツがわかれば上手くいって、本当に理想の出会いに恵まれる人も多いです。中には年収1,000万円超の男性と結婚できることもあります。
（結婚相談所は普通に出会うよりハイスペと結婚できる確率が高いです）
一方、無自覚に理想を掲げている人は一言でまとめてしまえば「無謀」です。どのような無謀さがあるのか知りたい人も多いはず？ ちょっとした事例をご紹介します。
女性のほとんどは年収と職業の問題です。
「年収2,000万円のお医者さんを紹介してください。私にはそういう人が釣り合うんですよ」と言います。これの何が無謀かというと、その女性は年収2,000万円のお医者さんが、どのような暮らしをして、どれほどの生活水準なのかが全くわかっていません。
お医者さんの気持ちをわかっていない人が、果たしてお医者さんと結婚できるでしょうか？
シンプルにハイスペと結婚できれば豊かな暮らしができると思っているおんぶに抱っこ状態です。いくら若くて美人でも相手のレベルに合った会話ができなければ厳しいです。
若くて美人でも厳しいのに、無謀な高望みをする女性に限って、髪の毛ボサボサ、ノーメイクなのですね。誰がどう見たって無理です（断言しました）。
そのような女性にアドバイスをしても、「おたくは何を言ってるの？」と言わんばかりの驚愕の顔で見られます。
「私の魅力に気づかないなんてバカね？」と言わんばかりの勢いなのです……。
無謀な男性も極端にシンプルです。
「わしはまだまだビンビンやから、ハタチの美人紹介してや！」と言います。50代以降の男性でも言います。そんな感じです（終）。
このような無謀な高望みの人たちに結婚相談所の仲人はどのように立ち向かうのでしょうか？
こちらも大きく分けて２パターンあります。
一つは「いいね！やってみなよ！やっちゃいなよ！」と、ノリノリで応戦するパターン。2つ目はしっかりお説教するパターンです。
仲人が苦労するのは、後者のお説教パターンです。なぜ苦労するのかというと、無謀な高望み人には、何を言ってもわからないからですね。
これは、本当に言ってもわからないのか、わからないフリをしているのか、実に意見が分かれるところです。
というのも、無謀な高望みをしている人にもプライドがあります。真っ向からお説教することでプライドが傷つけられるからですね。プライドが傷ついてムカつくと、やっぱりムキになって応戦してきます。
仲人からすれば、あなたが理想のパートナーを見つけてくれたらいいだけで、「なんでこんなところでケンカしないといけないんや？」とうんざりするのです。
つまり、「いいね、いいよっ！ その条件でやってみようよ！」とノリ良く「責任放棄」をしたほうがラクなのです。
（本音にも程があるではないか！）
「責任放棄するなんて、仕事してないじゃないか！」と思う人もいるかもしれませんが、最終的には成婚につながるという着地点が見えてきます。
無謀にも高望みする人は、さんざん高望みした結果、たくさんの人にお断りをされて傷つきます。
傷ついて終わりではなく、もちろん得られることもあります。
「このままでは無理なのか！」という気づきです。
このとき、考え方を変えられるかどうかが問題です。
「私の条件は高望みかもしれないから妥協点を教えてください」と素直に言えたら、理想の出会いが見つかります。
変な話、年収2,000万円のお医者さんよりも、「さらにいい人」が見つかったりするのです。
（このニュアンスが伝わったら最高やで！※わからない人はお問い合わせフォームから直訴してね）
一方、やっぱり変わらずに自論を振りかざす人は、いつも去り際がパターン化していて「いい人がいないから辞めてやる」です。
（この事例はかなり反面教師になるぞ！絶対なるぞ！ 同じ失敗は繰り返さないようにね）
長々と述べてきましたが、今回のQ&Aコーナーは婚活の条件と妥協の話です。他の婚活男女の事例も紹介していくので、最後までご覧くださいね。
ラポールアンカー 
婚活中のアレコレをラポールアンカーの「むすびちゃん、えにしくん、れんちゃん」が徹底討論いたします。3匹の本音から婚活成功の秘訣を学びましょう。
年収2,000万円以上のお医者さんがいい……。これって本当によくある話だよね。私も結婚相手は、年収が1,000万円以上で、大卒以上で、イケメンで、性格がめっちゃ良い男性で、毎日『愛してるよ』って囁いてくれる人がいいな！
好きにすれば？
えー（笑）。だって、せっかく結婚相手を見つけるなら、どれも妥協できないでしょう。
妥協するという言い方が上からだよね。むすびちゃんだって、がさつだし、厳しいことズバズバいうし、実際はどうなの、ってところがいっぱいあると思うけど？
誰ががざつな女よ！ まあ、たしかに条件ばかり言ってても仕方ないのはわかるけど……。
結婚相手は分相応だって。よりよい男性と結婚したかったら、自分もそれなりに成長しなければ選ばれないよね。売れ残りたくなかったら、条件見直したら？（笑）
誰が売れ残りの女よ！
ほら、そういうところ（笑）。だからさ、そういうむすびちゃんを『可愛いね、愛してるよ』って言ってくれる男性が一番いいでしょ。そういう人との出会いが、幸せになれる結婚だと思うけど？ 幸せになる未来を想像したら、条件ではなくて、お互いに愛し愛されすることだよね。
今日のえにしくんは、良いこと言うね。わかったわ！ じゃあ、年収1,000万円以上で、大卒以上で、イケメン高身長で、私のこと『愛してるよ、むすびちゃん』って毎日言ってくれる人と結婚するね！
懲りてないな……。
［4コマ／阿部友美］
ラポールアンカーは、条件よりもフィーリングを大切にしています。なぜなら結婚がスタートだからです。条件は、結婚生活でいくらでも変わります。たとえ今は年収が低い人でも、将来頑張り次第で上がる見込みがあるからです。
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個人情報は一切明記いたしません。
ご質問は、毎週10個を上限といたします。
【Q.1】
32歳女性。トキメク男性に出会えません。どうしたら素敵な結婚相手に出会えますか？
A.素敵な男性に出会うためには、あなたも素敵な人柄でなければ出会えません。トキメク男性に出会うためには、あなたがトキメク毎日を送ることで、素敵な出会いがありますよ。
【Q.2】
44歳女性。お医者さんと結婚して裕福な生活を送りたいです。周りはみんな私よりも幸せな結婚生活を送っています。
A.お医者さん以外にも裕福になれる選択肢はありますよ！ お医者さんに限らず、まずは年収の高い男性にアプローチしてみては？
【Q.3】
41歳男性。プロフィールでは理想通りの相手なのですが、お見合いで連敗が続いています。僕の何が悪いのでしょうか？
A.プロフィールは良くても、雰囲気と違うのでしょうね。話し方や会話の内容、仕草など気になる点はチェックできるので、直接ご相談ください。
【Q.4】
55歳男性。子どもの産める30代前半までの女性を紹介してください。
A.会員数はとても多いので、チャレンジしてみてください！
【Q.5】
36歳女性。結婚相談所に登録してても、いろいろな人と交際できるので、「この男性は重複交際してるな」と感じることがあります。そう感じるとハイスペの男性でも臆してしまうのですが、何か良い方法はないでしょうか？
A.好きなら奪う覚悟で。いい男を勝ち取る……。婚活も一種の戦争ですね！ 結婚相談所なら婚活アドバイザーにも根回しできるので素直に相談してください。
【Q.6】
35歳男性。自分の持ち家があります。この年齢で持ち家があると、「なぜ家があるの？」と、女性から不審に思われます。持ち家は条件的にはありだと思うのですが、そういうものですかね？
A.「お金に余裕があるから買ったんだよね」で、良いのでは？ 持ち家がほしい女性も多いので、それは良いと思いますけどね。
【Q.7】
45歳男性。65歳以上の女性がタイプです。このような僕でも結婚できますか？
A.すごい年上好きですね……。60代以上の女性も登録されているので、婚活を始めてみる価値はありますよ。あとはお互いの条件次第ですね。
【Q.8】
32歳女性。あまり男性とベタベタしたくありません。子どもを産むためなら仕方ないけど……。こういう考えで結婚できますかね？ ある意味、淡白な男性と結婚できたらという条件で婚活してみたら良いでしょうか。
A.男性も同じようなタイプはいるので、その路線はありですね！
【Q.9】
46歳男性。子どもが産める女性と結婚したいですが、それを言うといろいろな人から叩かれます。それは自覚しているのですが、そうはいってもそれが条件なので仕方がありません。誰にも悟られないように上手いこと婚活する方法はありませんか？
A.一人で淡々とやるしかないでしょう。もちろん、上手くいくかどうかは別問題で。
【Q.10】
45歳女性。タイプの男性とお見合いしましたが、上手くいきませんでした。悔しいですが、条件を下げてまで結婚したいと思いません。年上の人からのお申し込みがほとんどですが会いたいと思いませんし、50代の男性と結婚するくらいなら独身でいます。それでも、私には結婚のチャンスがあると思うのですが、いかがでしょうか？
A.あります。感じよくいきましょう。全てはそこからです！
婚活中のあなたにも、少なからず条件があるでしょう。どのような条件であっても、そこに善悪はありません。理想は掲げても良いのです。
ところで、その理想を叶えられる人と、婚期を逃してしまう人にはどのような違いがあるのでしょうか。
答えを言ってしまうと、タイトルにもある通り、愛される努力をしているかどうかです。
自分の条件だけを突きつけていても、相手の心に響かないと（愛される努力をしていないと）振り向いてもらうことはできません。
そのためには、まずは相手の気持ちを満たすことから始めなければいけません。好意がない状態で「くれくれ」と言っても、その恋は成立しないのです。
それは結婚相談所でも同じです。身元が保証されているメリットはありますが、それは条件のみであって気持ちは別です。むしろ、婚活ではその気持ちを動かすことが難しいのですが、相手の気持ちも動かせないのに、ああだこうだ言っても仕方ないのです。
理想のパートナーと結婚するためには、愛される努力が先。この前提条件を覚えておきましょうね。
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