千葉市民は親しみやすく開放的な性格で、地域愛が強いです。多くの県民が東京へ通勤・通学し、都市生活と自然のバランスを楽しんでいます。
アウトドア活動やスポーツが盛んで、海や山でのレジャーが人気。成田山新勝寺の節分会や木更津港まつりなど、伝統的な祭りも多く、地域のイベントに積極的に参加します。共働き家庭が多く、家庭と仕事のバランスを重視しています。
千葉市を基点に「千葉県民」と「千葉都民」という二人の言葉さえあるように、千葉市を境に分類することができます。
それでは、千葉市民にはどのような婚活事情や特徴があるのでしょうか？
この記事では、千葉市民の婚活事情や特徴、ライフスタイルについて徹底解説いたします。
✔千葉市民の性格や特徴
✔千葉市民のライフスタイル
✔千葉市民の生態
もくじ
まずは千葉市民の特徴から見ていきましょう。
所在地：千葉県の中央部、東京湾に面している。
人口：約98万人
市のシンボル：千葉ポートタワー
千葉市民は親しみやすく温厚です。千葉市民は親しみやすく温厚な性格の人が多いとされています。また、地元への愛着が強く、地域イベントや祭りに積極的に参加します。都市機能が充実しながらも、自然が豊かな環境で生活しています。
通勤、通学では多くの市民が東京や千葉市内へ通勤・通学しており、交通の便が良いです。結婚後は家族重視で家族との時間を大切にし、休日は家族で過ごすことが多いです。
千葉神社の祭り：地元の代表的な祭りで、多くの市民が参加します。
幕張メッセ：大規模なイベントやコンサートが頻繁に開催される。
千葉市の平均結婚年齢は全国平均とほぼ同じで、男性が約31歳、女性が約29歳です。婚姻率も全国平均に近いです。
伝統的な神社での和風結婚式や、ホテルやリゾートでのモダンな結婚式が人気です。共働き家庭が多く、家庭と仕事のバランスを重視する傾向があります。子育て支援や教育環境が整っており、子育て世代にも住みやすい環境が整っています。
千葉市は、県域のほぼ中央に位置する政令指定都市で、県庁を抱える千葉の盟主です。千葉市民は当然ながら、生粋の内房・外房民も「千葉の中心地」という認識をナチュラルに抱いているはずです。
房総民からすれば子供の頃、千葉駅に出かけるのはちょっとしたイベント感があったり、イオンで買った服で最大限のオシャレをして訪れたくなるものです。
しかし、これはあくまで県内の話……。東京都市圏の他の県庁所在地と比べると、 どうも存在感が薄いという意見もあります。
神奈川県の横浜市は、もはや自治体レベルを超えた370万人もの人口を抱え、さいたま市は浦和と大宮という2大都市が合併し、130万人を突破しようとしています。
一方、千葉市は人口97万人ほどで横ばいを続けています。街の規模は横浜市とさいたま市に大きく水をあけられている状況です。
また、千葉市、横浜市、さいたま市のイメージを都内で聞いてみると、横浜市は「セレブ」「中華街」、さいたま市は「翔んで埼玉」 「浦和レッズ」などの答えが返ってきますが、肝心の千葉市は「落花生」 「房総半島」など、なぜか千葉「県」 と勘違いされている節があります。
千葉市だけのイメージはないようで、「ロッテの本拠地がある幕張も千葉市だよ」と教えると、「幕張は市（幕張市）じゃなかったんだ」といわれる始末……。
ここまで存在感が薄いと哀愁を感じずにはいられなさそうですが、当の千葉市民たちは違う！ ヨソ者から何をいわれようが 「ご勝手にどうぞ」とクールを決め込むのです。
千葉市民はどんなに千葉市をディスられようがイチイチ気にしません。だからといって批判を受け入れるわけではなく、「そんなこと知ったこっちゃない！」と聞く耳を持たないのです。
自身が千葉県の本流であることを自負 しており、絶対的なプライドと深すぎる地元愛を抱いているので、千葉市民は決して千葉のことをバカにはせず、笑いのネタにするなんてトンデモない話。
本人たちは至ってマジメに「千葉市至上主義」を貫き通しています。自虐傾向が強い千葉県民の中でも、千葉市民だけはかなり特殊なのです。
このような千葉市民気質が形成された背景には、地理的条件と街の特性によって生み出された「引きこもり体質」が挙げられます。
千葉は都内へのベッドタウンとして発展していきましたが、千葉市は市域が県内で3番目に広いので、場所によっては東京へのアクセスが悪い地域もあります。
千葉駅や海浜幕張駅なら船橋や習志野あたりと大差はないものの、 蘇我駅周辺や若葉区、緑区のマイナー駅になると、東京への通勤通学は片道で1時間以上かかります。
そのため、意外にも「千葉都民」が少なく、東京への通勤通学率は20.2%で県内で13番目。 トップの浦安市が48.6%なのでおよそ半分以下という状況です。
千葉市民が引きこもるのは立地だけでなく、市内で働く場所が無数にあるからともいえます。
千葉市は湾岸部に京葉工業地帯、中央部に飲食店や風俗を含めた繁華街、内陸部には牧歌的な農業エリアが広がるなど、1次〜3次産業まで何もかも揃っています。
一時は廃墟化しかけた幕張新都心もIT産業が集積し、住居エリアとしてもタワマンが竣工するなど完全に息を吹き返しました。
教育面でも渋谷幕張や千葉高など全国屈指の進学高が林立する文教都市でもあり、あらゆる分野が集積しています。いわば千葉市は県内の東京なのです。
千葉市への通勤、通学者比率を見ると、対象者の54.9%が市内で通勤通学を済ませています。同ランキングを見ると四街道市、大網白里市、市原市、東金市、茂原市なども多いです。
当然ながら松戸市や柏市、流 山市は4位台で、距離的には断然遠い勝浦市よりも低いです。東葛・葛南民が千葉市に目もくれない中、内房、外房民が千葉市を中心地として認識するのは、昔から千葉市で働く人が多いことも一つの要因です。
こうして盟主の座に長らく座り続けた結果、千葉市民のプライドはポートタワーよりも高く築かれていきました。
東葛、葛南民を除く県民からは崇められていて、東京に頼らなくても自立できるので、他の大都市には興味がないのです。
クールに振る舞うのも教育水準が比較的高いといえます。サラリーマンのファッションもカジュアルフォーマルなインテリ風だったりします。
自尊心が満たされているので、良くも悪くも競争意識が薄く、何が何でもアピールしようという気にはならないのです。
生粋の千葉市民から埼玉について聞いてみると、「埼玉をライバル視するなんてナンセンス！」 と圧巻の上から目線……。そのような飄々とした千葉市民に貫禄を感じるのでした。
ラポールアンカー 
「千葉市民の結婚観や婚活事情！千葉民はプライドが高く引きこもりがち？」はいかがでしたか？
千葉県の範囲は広いですが、千葉市だけでもいろいろな特徴が見えてくるものです。
「千葉市民ってこんな風に考えてるんだねー」という感覚でお楽しみいただければ幸いです。
この記事は、結婚相談所の「ラポールアンカー千葉」が執筆いたしました。
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