富士市は富士山を仰ぎ見る美しい自然に囲まれた都市で、「紙の街」としても知られています。富士川や岩本山公園などの観光スポットが豊富で、桜エビや釜揚げしらす、富士宮焼きそばなどの特産品も魅力的です。
結婚式は富士山を背景にしたロケーションウェディングが人気で、地域コミュニティが強く、共働き家庭や子育て支援が充実しています。
それでは、富士市民にはどのような特徴があって、婚活に成功するためにはどうすれば良いのでしょうか？ 婚活に成功するためには、富士の市民性や知識が必要があれば、婚活を有利に進められるはずです。
この記事では、ラポールアンカーの婚活アドバイザーが独自に調べた富士市民の特徴や過ごし方、婚活事情について見ていきたいと思います。
富士で婚活を制するためにも、自分の住んでいる地域を理解して、男女の違いやデートに使える小ネタを徹底解説いたします。
✔富士、富士宮のグルメ
✔富士市民の特徴、ヤンキー気質といわれる理由
✔保守的な富士市民と富士山の魅力
もくじ
まずは富士市の特徴から見ていきましょう。
所在地：静岡県の東部、富士山の南麓に位置する。
人口：約24万人
面積：約244.95平方キロメートル。
富士市は富士山を仰ぎ見る美しい自然に囲まれた都市で、古くから紙の生産が盛んな「紙の街」として知られています。豊かな自然と産業が共存する地域です。
富士山：市内から見える富士山の絶景は一見の価値ありです。
富士川：ラフティングやカヌーなどのアウトドアアクティビティが楽しめます。
岩本山公園：富士山と桜の美しい景観が楽しめる公園
吉原本町：昔ながらの風情が残る商店街で、散策が楽しめます。
富士山かぐや姫ミュージアム：富士山の歴史や文化に触れられる博物館。
富士宮焼きそば：富士市のお隣、富士宮市の名物としても有名で、市内でも人気があります。
桜エビ：駿河湾で獲れる新鮮な桜エビを使った料理が楽しめます。
茶：富士山のふもとで栽培される茶葉は香り高く、味わい深いです。
釜揚げしらす：駿河湾で獲れた新鮮なしらすを使った料理が名物。
富士市の平均結婚年齢は、全国平均とほぼ同じで、男性が約31歳、女性が約29歳です。婚姻率も全国平均に近いが、富士山や自然を背景にした結婚文化が特徴的です。
富士山を背景にした結婚式が人気で、自然の美しさを活かしたロケーションウェディングが魅力です。地元の神社や教会での伝統的な和風・洋風の結婚式も人気です。
地域コミュニティが強く、結婚後も地域社会とのつながりが大切にされます。共働き家庭が多く、家庭と仕事のバランスを取ることが重視されています。子育て支援や福祉制度が充実しており、子育て世代にも住みやすい環境です。
富士人ならではの特徴があり、その特徴を理解していれば、もっと効率よく素敵なパートナーに巡り会えるかもしれません。
名物に美味いもの無しとよくいわれますが、地元で愛される名物でも、他の地域の人に受け入れにくい味があるのは事実です。また、地元の名物でありながら、地元民が普段あまり食べないことも多々あるものです。
その点でいうと、静岡県のグルメは地元民にも愛されて、万人に受け入れられるものが多いです。だからこそ、静岡県は「B級グルメ王国」といわれるのでしょう。
さて、その代表格として、B級グルメグランプリに殿堂入りした「富士宮やきそば」は日本中の誰もが知る激うま焼きそばです。
戦後から富士宮に根付いた焼きそばは、コシが強い麺に辛ロウスターソース、肉かすとだし粉の風味が香る独特の味わいが特徴です。
全国のいろいろな焼きそばを食べてきた人も、「富士宮きそばはナンバーワン！」だと豪語しているというほどの味だそうで……。
ちなみに、ソース系焼きそばは店で作りたてを食べるのが一番で、持ち帰りだと水分で麺がふやけて味も落ちますが、その点、富士宮やきそばは水分が少なく硬い蒸し麺なので、時間が経っても、味の減退が少ないのが強みです。
さて、富士、富士宮を語る上で、この「富士宮やきそば」は外せない逸品です。ぜひデートの際は富士宮駅前をブラブラしてみてはいかがでしょうか？
（浅間大社も近くにあるので、ご利益アップ！）
さて、グルメの話題を堪能したところで、本題に入ります。まずはかんたんに富士の歴史を振り返っていきましょう。
富士市の特徴として、王子マテリアと日本製紙という2つの巨大製紙メーカーの工場があり、全国的に製紙業の街として知られています。
この歴史を遡ってみると、江戸時代に吉原宿で栄えたものの、宿駅制度の廃止によって衰退を危惧した人たちが、駿河和紙をすいていたこの地域に和紙の原料となるコウゾやミツマタを植えて、紙で街おこしをしようとしました。
それが源流となって富士市は製紙の街となっているのです。
吉原宿はいわずと知れた東海道の宿場で、天領甲州との水運の大動脈だった富士川の河口の街でもあり、田子の浦の港には全国から物資が集まりました。
さらに身延に抜ける甲州往還も拓かれていたことから、本陣2つに脇本陣3つと幕府直轄の三島宿と遜色ない大きさを誇りました。
江戸時代にこの街が栄えるきっかけとなった港、川、 道路といったインフラによる恩恵は、製紙メーカーの巨大プラントが稼動する現代も、田子の浦港を経由して海外からパルプが輸入され、富士川の豊富な水を使って紙が製造され、東名高速道路で製品を輸送する、という形で残っています。
時代は変わっても、富士市を支えている基本的なシステムは変わっていないのです。
そういうわけで、吉原界隈の人たちの気質は基本的には保守的で、体質的に古い人間が多いといわれており、商売人でもチラシを作ったりして宣伝することにはかなり消極的な印象を受けます。
しかし、昭和の大合併で旧吉原市と合併した旧富士市の人たちは少し違っていて、商店街を例にすると、旧吉原のほうは伝統を重んじる気風で商店の入れ替わりもほとんどなく商店街全体が静かですが、旧富士はオシャレな個人店が開業しています
ところで、富士市の中心街はJRの駅前ではなく、吉原宿から姿を変えた吉原商店街です。東海道の宿場がもとになっているだけあって、100年以上営業を続けている老舗が多いです。
1960〜70年代の吉原商店街は、付近に映画館が4館もあり買い物や娯楽で訪れるお客で、それこそ原宿の竹下通りのような賑わいだったそうです。
富士駅前にはデパートの『パピー』もあり、その跡地は貴重な遺跡となっています……。
しかし、普段は静まり返る商店街も、お祭りの日だけは様相が一変します。吉原祇園祭は神輿と山車の競演が見られる伝統的なお祭りです。
最近まで外に向けてほとんど宣伝してなかったので知名度は低いかもしれませんが、2日間でなんと20万人もの見物客が訪れるビッグイベントです。
富士人（特に吉原人）はお祭り好きが多く、その年の祭りが終わった翌日には、もう来年の祭りの話を始めているという……。
（さらに一度街を出て行った若者でも、お祭りのことが忘れられず戻ってきて店を継ぐ人もいるらしい！）
お祭り好きといえば血気盛んと相場は決まっていて、やはりこの街の男衆は威勢がいいのです。（つまりヤンキー気質ということ！）。
宿場町としての歴史があり、その後は工業の街として発展してきた富士市ですが、工場の海外移転や本社移転などが相次ぎ街に活気がなくなってきて、これまでまったく力を入れてこなかった観光にも目を向けるようになりました。
そのきっかけとなったのは、「富士山の世界遺産登録」です。
（富士山といえば、長渕剛が富士宮市でオールナイトライブを行ったとき、ポスターに山梨側の富士山を使っていることに、ヤンキー気質の富士人はいまだに怒っているという……）
例えば、富士宮にできた「富士山世界遺産センター」は日々、多くの観光客が訪れる観光スポットになりました。その外観はとてもスタイリッシュな仕上がりで、富士山をイメージさせる芸術的な建造物に、目を奪われる人も多いでしょう。
富士山が世界遺産に認定された2013年は、富士宮道路が大混雑するなど、やはり富士山に関する期待値はこれからも高まっていくのです。
【富士市民の主な特徴】
「富士市の特徴と婚活事情！富士市民は祭好きでヤンキー気質丸出し？」はいかがでしたか？
富士市は自然に溢れた魅力的な街です。婚活も盛んに行われています。富士市民の特徴を理解した上で素敵なパートナーを見つけましょうね。
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