結婚相手を選ぶときの基準にしてほしいポイントは、「アタリもハズレも楽しめるかどうか」です。
婚活中は、あなたにとっての「アタリ」を探そうと必死になります。そのため、デート中にちょっとでも嫌なところがあると気になったり、交際を続けていこうか迷うはずです。
しかし、結婚生活で大切なのは、アタリだけでなく、ハズレたときこそ思いっきり楽しめる関係です。これについて旅行中の出来事を事例にしてみました。
もくじ
旅行中にハズレを引く出来事の、よくある事例は「グルメ」です。せっかく旅行に出掛けたなら、ご当地のおいしいグルメを堪能したいはずです。スマホを使っておいしそうな場所を検索します。
「ここならおいしいはずだ!きっと恋人にも喜んでもらえる」と意気揚々とデートをするのですが、結果的に、その店が閉まっていたり、激マズだったりする……。
そのときに、「私はなんてダメなやつなんだ。きっと恋人に嫌われた。もうこの恋も終わり」と意気消沈する人は、仲良くなる絶好のチャンスをつぶしています。
(意気消沈してしまう人が、本当に多いぞ!)
激マズの料理を食べたときこそ、「俺が紹介したけど、めっちゃマズイな!あっはっは」とか「紹介してもらったけどマズくてビックリ。今度は私が紹介するから付いてきて」と、感じ良く笑えるかどうかで、婚活成功の道が決まります。
なぜなら、家族になるとこういう出来事がかなりの確率でやってきます。その度に「使えない旦那だわ!だからダメなんだ」とブチギレていたらやっていけませんし、つまらない時間を過ごしてしまいます。
つまり、どんな結果になったとしても、その過程が面白くて「一緒にいれて良かった」と思える関係こそ最愛のパートナーなのです。
[写真/ときにケンカもするけど、一緒の時を過ごす最高のきょうだいです]
それでは、具体的にどうすればアタリもハズレも楽しめる関係になるのでしょうか?
一つ気づいてほしいのは、結婚したから楽しめる関係になれるのではありません。
「楽しめる出会いがあったから結婚を意識した」というのは受け身の婚活です。
アタリもハズレも楽しむためには、お互いに言いたいことを言える関係になる必要があります。そのためには、あなた発信で言いたいことを言うに限ります。
婚活に苦戦する人は、内に秘めたものはあるのですが、その想いを相手にぶつけられません。
「ケチな会計をした」「デート場所がいつも一緒」「会話がつまらない」「頼り甲斐がない」など文句はいろいろあっても、伝える努力ができません。
アタリもハズレも楽しめる、いわゆる「自然と寄り添う関係」になるためには、とにかく伝えるべきことを感じ良く言うことです。
「言いたい放題だと嫌われる」は殻にこもった状態です。そのままだと誰とも共感したり、分かち合いができません。
結婚して一生を共に過ごす相手だからこそ、自分の気持ちをさらけ出してみましょうね。
[写真/あなたの本音をプリーズ(?)]
横浜旅行をすると、よく行くのが「横浜中華街」です。横浜ランドマークタワーから赤レンガ倉庫や山下公園を散歩して、さらに歩いた先にある横浜中華街。
横浜中華街はなんといっても食べ歩きが面白い。小籠包やら肉まんやら胡麻団子やら……。
ここで本当に仲良しのカップルは、とにかく食べ歩けるカップルです。
(小籠包を何個食べられるかとかじゃなくて)
開華楼と崎陽軒と翠亨邨茶寮があったら、「どのお店がおいしいかな?ハズレを引いたら嫌われるぞ」と、つまらないことを考えない……。
「どれがおいしいか食べ比べをしてみよう。全部行こうよ!」と言える関係がちょうどいい。
阿部家ではそういう感じでグルメを堪能し、もしマズイ料理だったら、なんでも「おいしい!」と言って食べてくれる息子にパスをする……(笑)。
「とにかく食べれば良い」というわけではなくて、せっかく旅行を楽しむのであれば、言いたいことを言い合って、全力で愛おしい時間を過ごそうよ、という話です。
[写真/ついつい食べすぎてしまう横浜中華街]
最後に、仲の良い夫婦の作り方を解説いたします。先ほども述べた通り、最も仲の良い夫婦とは、「言いたい放題言える夫婦」です。
もっといえば、言いたい放題言えないと、夫婦関係は務まりません。(仮面夫婦もいるけどね!)
阿部家の場合は、プライベートだけでなく仕事でも言いたい放題なので、つまらない企画であれば「つまらないから、次!」と一蹴することはザラにあります。
その度に、傷ついて凹んでいたらやっていけません。言ってくれた内容に感謝して、「次はこうしてみよう」とか「こうすれば上手くいくね」という過程があって、円満な家族が築けていくのです。
婚活中のあなたが、もし受け身の婚活をしていて前に進めていないのであれば、今回の事例を参考に、積極的に言いたい放題で婚活をしていただければ幸いです。
「かっこいいところ」「可愛いところ」だけでなく、恋人のミスを愛せるようになって初めて結婚を意識するようになります。
キレイな部分だけでなく、もっとパートナーの本音を探る努力をしてみましょうね。
あなたの婚活をラポールアンカーが応援しています。