3月といえば、桃の節句のひな祭りです。女の子の健やかな成長を祈る節句……。お雛様を飾り、女の子の日としてお祝いする日です。
小さなお子さんのいるご家庭ではお子さんのことを思いながら一つひとつ丁寧にご両親がひな壇を飾るご家庭も多いのではないでしょうか?
お子さんが大きくなってくると、一緒にお話をしながら楽しく飾るという光景を目にするものです。
さて、あなたはこの雛人形の意味をご存知でしょうか。 地方によって様々な由来や言い伝え、考え方があるでしょうが、一般的には形代の名残だと言われています。
元々平安時代には流し雛という行事が存在していたそうです。 我が子にふりかかる災厄を紙で作った人形に移し、川に流すことで人形を身代わりにさせるというものです。
この記事では、女の子の行事であるひな祭りと結婚の関係について徹底解説いたします。
✔お雛様をひな祭り以降も出していると結婚が遅れる理由
✔桃の節句やお祝い膳の詳細
✔雛人形に飾られるお花の意味
もくじ
お雛様を飾る時期は、立春(節分の翌日、2月4日頃)から2月中旬にかけてが良いと言われています。
「節分で豆まきをして厄を払ったあとに飾る」という流れがおすすめです。
これは、桃の節句は春の節句であり、春の訪れを告げる立春が一つのベストタイミングだからと言えます。遅くとも、ひな祭りの一週間前までには飾り付けを済ませるのが良いでしょう。
さて、面白い俗説に「お雛様をひな祭り以降も出していると結婚が遅れる」というものがあります。実は、これにはきちんとした意味がありました。
一つは旧暦の場合、「梅雨が間近なので早く片付けないと虫喰いやカビが生えるから」というのが理由です。地域によっては「お雛様は春の飾りものなので、季節の節できちんと片付けるケジメを持たずにだらしないと、嫁の貰い手も現れない」という躾の意味もありました。
お雛様を飾るのも片付けるのも、情操教育の一つなのですね。
[イラスト/阿部友美]
あなたが結婚して、待望の女の子が産まれたらまさにひな祭りは一大イベントです。
そこで、雛人形は初節句までに用意するものと言われていますが、なぜ子供の初節句をお祝いするのか、そして具体的にはどのようなことをするのか見ていきましょう。
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初節句は、誕生して初めての節句(季節の変わり目)で、女の子は桃の節句(3月3日)を指します。
誕生後1〜3ヶ月ぐらいに節句がくる場合は、赤ちゃんとママの体調を考えて、その翌年行うケースが多いです。
初節句は、赤ちゃんの健やかな成長を祈るお祭りです。
「災いや病などから、愛する我が子を守ってくれますように」という願いを込めて、3月3日には雛人形を飾ります。
その昔、まだ医療が発達していなかった頃は、病気などで成人する前に亡くなってしまう子供もおりました。
初節句に飾る人形は、子供の厄を受けてくれるものとされているのです。
昔は親族一同が集まってお祝いをしていましたが、最近では家族だけでお祝いする場合も多くなっています。
お祝いの仕方は様々で、自宅でお祝いする場合はちらし寿司と蛤のお吸い物、白酒、桜餅、草餅などの料理を準備するのが一般的です。
それとは別に、子供のために人形を用意します。 しきたりから言うと、雛人形を用意するのは「母親のご両親」が贈るとされていますが、昨今では考え方は様々で、男親から贈ったり、両家で購入したり、親に頼らず夫婦で購入するケースもあります。
お祝い膳はどのような料理が適切でしょうか?
縁起の良い食材を使って手作りしたり、本格的にお祝いする場合は仕出し屋さんなどでお祝い膳をオーダーするご家庭もあります。
使っている食材は、以下のように縁起が良いとされるものでまとめられています。
はまぐり:女の子の美徳と貞節を意味します。
よもぎ:薬用効果があり、菱餅の緑に使われています。
えび:えびの赤は生命を表します。
はす:見通しの良い人生を意味します。
豆:健康でまめに働けるような願いがあります。
お祝い膳は、上記のような食材でまとめると良いでしょう。ひな祭りの定番メニューとしては、「はまぐりのお吸い物」や「ちらし寿司」になるのがわかりますね。
さて、雛人形には様々な飾りつけがあります。ここでは豆知識として、雛人形にまつわるお花の意味について解説いたします。
伝統的なタイプの雛人形は、平安時代の宮中を模したものだと言われています。
雛人形の花かざりとして桜と橘があり、これらは向かって左に橘、右側に桜が飾られるのが一般的です。
なぜなら、平安京の内裏にあり、天皇元服や立太子などの儀式が行われていた京都御所の「紫宸殿(ししんでん)」を模しているからと言われています。
紫宸殿の南庭には東に桜、西に橘が植えられています。それぞれの近くに近衛府として左近衛と右近衛が配陣されていたので、桜橘が左近の桜、右近の橘と呼ばれるようになりました。
日本人にとって、桜はおなじみのお花ですが、橘とはどのような木花なのでしょうか?
橘は高さ2〜4mの木で、冬でも落葉せず、初夏に白い花を咲かせます。冬に黄金色の実がなるミカン科の樹木になります。よく見るとひな壇の飾りにも実がついています。
古来から不老長寿の木とされてきて、平安神宮や八坂神社にも植えられています。古事記、万葉集、源氏物語にも記述が見られ、古くから親しまれている木なのです。
そのような橘と桜の共通点は、「魔除けの花」です。京都御所紫宸殿に植えられていた理由も、霊力があり、魔除けになるとされていたからです。
桜橘の代わりに、紅白の梅花をお飾りする雛人形もよく見られます。
紅白の梅花は、雛人形に限らず、紅梅と白梅の大変縁起の良いものとされています。 梅の季節感が良く、春にお飾りする雛人形を引き立ててくれます。
お飾りする位置は、向かって左が白梅、向かって右が紅梅となります。
ひな祭りは「桃の節句」と言われるだけあり、桃のお花を飾ってお祝いするご家庭も多いでしょう。
これにも、桜橘と同じ理由があります。古来より、邪気を祓うと言われている桃は、薬効が高く、童話『桃太郎』でも見られる通り、鬼や悪魔は桃を嫌うと言われていました。
そのため、桃の節句には、桃を飾るようになったのです。
以上、季節や歴史から見るお花も、ひな祭りの由来が垣間見えて面白いものですね。
ぜひ、雛人形とひな壇を購入されるときの参考にしてみてください。
「桃の節句!お雛様をひな祭り以降も出していると結婚が遅れる理由」はいかがでしたか?
現在、婚活中のあなたも、「結婚したら可愛い女の子がほしい」と望んでいる人も多いでしょう。婚活に成功するためには、結婚生活をイメージする力も大切です。
3月といえばひな祭り。女の子の節句をイメージして、素敵なパートナーを見つけましょうね。
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