転勤や結婚などで倉敷市に移住を考えていませんか? 岡山県倉敷市に移住するにあたり期待や不安を感じる人も多いでしょう。事前に倉敷市の魅力を知った上で引っ越しをすれば、多少は不安も消えると思います。
「転勤があって引っ越しをしなければならない」「結婚を機に倉敷へ!」という人に向けて、倉敷在住の私が、エリア別に住みやすい倉敷市の本音についてご紹介いたします。
これから倉敷に移住する人はぜひ参考にしてみてください。
✔倉敷市に移住するメリット
✔倉敷市の住みやすいエリア
✔倉敷市が住みやすい理由
もくじ
倉敷市にはいろいろと愛情のある筆者の私が、倉敷市でも移住していい地域、悪い地域を冷静に語っていきます。
移住した場合の問題点などを除いて、純粋に住むことを考えた場合、倉敷市には住みやすい地域も多いです。倉敷市は倉敷、水島、児島、玉島、庄、茶屋町、船穂、真備にエリア分けされます。
この中から厳選して、住みやすいエリアを徹底解説いたします。
倉敷駅周辺は圧倒的に住みやすいです。倉敷駅周辺というと美観地区が取り上げられがちですが、美観地区は地域のごく一部です。 基本的には、古くから商店と住宅地が多いエリアなのです。
美観地区の賑わいに比べて商店街は沈滞しているともいわれますが、多くの店は現役です。また、倉敷中央病院などの医療施設や公共施設も、駅の南側に集中しています。山陽本線、伯備線を挟んで南北の移動が面倒な倉敷市街地。いざというときにも安心なのは倉敷駅の南側というわけです。
駅南側のスーパーは駅前の両備がやってるフレッシュ・マルシェ倉敷駅前店に、山陽マルナカ。駅からちょっと離れて倉敷平成病院近くには天満屋ハピーズ老松店があります。フレッシュ・マルシェはミニスー パーなので、住む場所によっては駅前ですが、スーパーが少し遠いという不便はありそうです。
一方、駅北側は「三井アウトレットパーク倉敷」の誕生によって発展が進んでいる地域です。ここは隣接して天満屋ハピータウンなども入居する商業施設「アリオ倉敷」が駅前に店を構えています。
駅を利用して通勤通学している人は帰り道で買い物ができるので便利です。さらに、駅からちょっと離れて西にはイオンモール倉敷、東には山陽マルナカがお店を備えています。ドラッグスト アは大型店舗が駅ナカに金光薬品さんすて倉敷店。アリオの中にココカラファイン。
その他、駅から離れて南北どちらにもお店が並んでいて、正直、駅の南北どちらに住んでも便利すぎるほどです。
倉敷駅前に住む場合、いずれにしても倉敷市内で通勤する人以外は電車利用です。岡山方面に通勤する人は極めて便利です。
ラッシュ時に岡山方面では最大1時間に普通電車8本、特急電車1本が運行されています。もちろん、倉敷駅始発の電車はないので座ることは難しいですが、17分なのでそこまで苦痛にはならないはずです。
倉敷駅周辺に続いて住みやすいのは、茶屋町と中庄です。茶屋町は瀬戸大橋線の開通依頼、岡山市のベッドタウンとして開発が進んだ地域です。倉敷市でありながら、完全に岡山の植民地となっている地域です。
一方、中庄駅周辺は倉敷市と岡山市が入り交じる奇妙な地域です。なぜなら、岡山駅寄りの隣の駅である庭瀬駅は岡山市。北は総社市、南は早島町にくさびのごとく倉敷市が打ち込まれているように境界線が走っているからです。
元々、中庄界隈は田園地帯でした。 戦後になって中庄団地や水島で働く人々の社宅などが増加し、人口が増えていった地域なのです。
ちなみに、現在の倉敷自動車学校のところには、戦後間もなくまで岡山県屈指の帯江銅山もありました。そのような団地地帯がさらに一歩進んだのは、中庄駅近くに倉敷スポーツ公園の『倉敷マスカットスタジアム』が建設されてからです。
高校野球の県大会も行われるスタジアムを中心とした倉敷スポーツ公園は地域のランドマークです。そのような地域が住みやすさを発揮しているのは、大学町として発展しているからです。駅の北側には川崎医科大学を中心とした『川崎学園』と病院があり、中庄駅は学園の玄関口となっています。
これに加えて、清心中学校・清心女子高等学校や倉敷高校などもあり学園都市を形成となっています。学生が集まる街ゆえに安心感があるのかファミリー層に人気の街になっているのです。
住人に対応する形でメリットがあり、スー パーの密集度は倉敷駅周辺よりも高いです。駅近くの県道162号線に沿って山陽マルナカとエブリィ、ハローズなどラインナップが充実しています。
さらに、ホームセンターなども密集しているので、 買い物のしやすさでは倉敷駅前を越えているといえます。少しは岡山駅にも近いので岡山市で働くのであれば最適な土地だといえるでしょう。
車のナンバープレートに表示されている地域名で優劣を感じる風習は、人によって全国どこにでもあるものです。岡山県の場合、格下に見られがちなのが倉敷ナンバーです。
倉敷ナンバーは平成18年にできたご当地ナンバーですが、「水島から来たんか」と見下される傾向にあるようです。というのも、車の運転は乱暴で周囲の車に毒づきながら運転する岡山人は多いというイメージがあるのですが、倉敷ナンバーの車が下手な運転をしていると、その毒がより強烈になります。
倉敷に移住を考えるなら、自分の住む地域のナンバーにも注意が必要です。そんな行政の窓口では絶対に教えてくれない倉敷移住のメリット、デメリットを見ていきましょう。
美観地区のオシャレな店舗。また、下津井の風光明媚な瀬戸内海。どんな土地にも光があれば影もあります。その影を知っておいてこそ移住は成功するといえます。
住む前に気づいておいてほしい、倉敷の特徴について徹底解説いたします。
倉敷市の誇る岡山市よりも栄えるエリア。それが、倉敷駅前から直結する『アウトレットパーク倉敷』です。これほどの規模のアウトレットモールは岡山県でも他にはありません。そのため、休日ともなれば岡山県内はもとより広島県東部からもたくさんの人が押し寄せます。
2018年に広島市内に『ジ アウトレット広島』がオープンしたことで中四国最大級ではなくなったものの商圏があまりかぶっていないので、賑わいは相変わらずです。瀬戸大橋の通行料が安くなってからは四国からの買い物客えているのです。
2017年の調査では瀬戸大橋を利用する香川県民の13.6%が買い物目的(岡山県→香川県はわずか1.1%)で、その中の多く人が、このモールを目指しているのです。近隣にライバルとなるアウトレットモールがない限りは、この繁栄は永続するでしょう。
そもそも、岡山全体にガラが悪い人は点在しているイメージですが、他の土地から来た人が倉敷 に住んだらギャップに驚くでしょう。
美観地区に代表されるオシャレでレトロな雰囲気はごく一部。だいたい倉敷というところはガラが悪い……。
果たしてどの地域がガラが悪いのかといえば、中心部、児島、玉島の人は、それぞれ勝手なことを言います。 岡山人の定番「自分の住んでいる地域以外はガラが悪い」という世界観を披露され るのです。
しかし、総じて語られるのは水島コンビナートがあるために、ガラが悪い人が多いということです。ガラが悪いだけではなく、今はちゃんと処理されているのですが、これがあるために空気が悪いという人も……。美観地区や風光明媚な瀬戸内海を夢見てやってくると、都市化したヤンキーの多い風景に驚くはずです。
倉敷市はここ数年、下津井界隈を倉敷の観光名所として宣伝しています。しかし、下津井や児島の人間は倉敷市民だという意識は極めて薄いのです。
それにも関わらず、倉敷市では風情ある下津井の街並みを美観地区と並ぶ、倉敷市の観光名所として宣伝しているのです。
「住所が倉敷市なんだから倉敷で間違いはない」と思う人もいますが、実際に下津井で「ここは倉敷ですか?」と聞いてみると、「こっちの方が古いし栄えていた」と言うお年寄りの姿が見られます。
もちろん、倉敷市の観光課は「下津井は倉敷です」と当たり前の回答がある始末。下津井の人の違和感を察してくれることもないのです。
倉敷には新幹線も停まります。
「なんて便利なところなんだ!」と思って、新倉敷駅を降りたら愕然とします。なぜなら、駅前には何もなく、美観地区もなければ、風情ある街並みなど皆無なのです。
いくつかのロードサイド店舗と住宅があるだけで、「新倉敷駅」というには大げさな場所です。元々は山陽本線の玉島駅だったのですが、1975年に山陽新幹線が博多駅まで開業するにあたり、「玉島駅を改装すれば安むし良かろう」ということで新倉敷駅になりました。つまり、一般にイメージされる倉敷とは全く無関係の場所に新倉敷駅を作ったのです。
さらに、旧駅名が玉島駅にも関わらず玉島の市街地からは遙かに離れています。そもそも、こだましか停車しない駅なので、旅行者が本来の倉敷を訪れるなら岡山駅で下車して山陽本線に乗り換えたほうが便利です。
限られた周辺住民以外には、この駅の存在理由はよくわからない……。
昭和から時が止まったような商店街が見どろの玉島市街地。風情ある港町ですが、観光客はあんまり来ません。
以前、倉敷駅前の観光案内所で資料を貰おうとしたところ、「そんなものねえわ!」とけんもほろろ……。また、新倉敷駅まで行っても、玉島の街まで行くバスは日中は2時間に1本。かつて、鉄道唱歌にも歌われた四国へ向かうメインルートだった時代も過去のものです。
もはや諦めの境地なのか、映画『ALWAYS三丁目の夕日』のロケ地にもなった水門を老朽化したからと取り壊してしまっています。ロケ地になるくらいなのでレトロ感はたまらないのですが、他に見どころといえば皆無……。
岡山県の移住人気低下の理由だと指摘され続けている 2018年に起こった水害。岡山人にとって水害といえば、「昭和9年の室戸台風のときに旭川があふれて大変じゃった」というのが最後の記憶のようです。
もちろん、岡山も天災が皆無なわけではなく、毎年大雨で 土砂崩れが起こったり、台風で高潮が発生したりはしていました。しかし、水害はよその土地で起こる他人事というのが岡山人の一般的な認識でした。
2018年の水害となった小田川は、以前にも氾濫したことがあり治水工事が求められていたのですが、河川改修計画ができたのが2010年で、着工予定が2019年。あまりに災害がないので動きも遅かったのです。
この水害を受けて、治水工事は着々と行われているのですが、まだ十分とはいえない状況です。岡山なら災害が少ないと思って移住したら想定外の事態に遭うかもしれません。防災の準備はどこにいてもしっかりと!
「倉敷市に移住するならどの地域がおすすめ?倉敷在住家族の本音」はいかがでしたか?
倉敷は由緒正しき景観と、自然に囲まれた素敵な街です。結婚や転勤を機に、倉敷に移り住む人も多くいるでしょう。そのようなカップルや家族が、倉敷の街を好きになってもらえたら嬉しいです。
この記事は、倉敷市の結婚相談所のラポールアンカー倉敷が執筆いたしました。
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