豊田市といえば、トヨタ自動車の本社や工場などがあり「クルマのまち」として有名です。その産業はまさに日本屈指で、豊田市内にある工場のうち、自動車関連企業が4割を占めています。
自動車関連企業で働く人の割合も多く、自動車産業を中心に発展してきました。
それでは、豊田市にはどのような魅力があるのでしょうか?
この記事では、豊田市の住みやすさと幸福度について徹底解説いたします。
✔豊田市の魅力と住み心地
✔世界のトヨタのすごさ
✔豊田市の産業情報と幸福度
もくじ
駅前もロードサイドも栄えている活気ある街、豊田。名鉄豊田市駅と愛知環状鉄道新豊田駅を中心に拓けた街は、さすが「トヨタの街」だけあって道幅が広く直線的な道路が張り巡らされ、車に優しい街そのものです。
見かける車はトヨタ車(車よりトヨタ車の販売店の密度がハンパない!)が多いです。駅前や駅近には商業施設が集積し、国道248号のロードサイドには『イオンスタイル豊田』もあります。
その一方で、名古屋までは電車で1時間ほどかかり、車でも同じくらいはかかります。感覚的には豊田と名古屋はもっと近いと思っていましたが、埋めようにも埋まらない40キロの距離を実際に体感すると、名古屋の衛星都市というよりも、大きな地方都市という印象が勝ります。
しかし、豊田を単なる地方都市と決め付けられないのは、駅前にもロードサイドにも商業施設が幅広くあるからです。
巨大ショッピングセンターの開業によって、街の中心が駅前から郊外のロードサイドに移ってしまう地方都市が多い中、豊田は駅前の賑わいを残しながらロードサイドには大規模な店舗が軒を連ねており、一地方都市と括れないポテンシャルを秘めています。
この街が全国の中核市の幸福度ランキングでトップになったことは、あまり知られていません。幸福度は日本総合研究所が毎年発表しているものです。
数値化することが難しい「幸福度」という尺度を、「基本指標」と「健康」「文化」「仕事」「生活」「教育」の5つの分野で評価します。
各項目ごとに評価の元となる合計39の指標が設けられていて、これらの数値を元に順位がつけられます。精神的な充足QOL(クオリティ・オブ・ライフ)の数値化という、チャレンジングな試みです。
2016年版の幸福度調査で、豊田市は「基本指標」「仕事」「教育」の3項目で1位となり、総合ランキングでも文句なしのトップとなりました。
6つの項目を構成する39指標で上位に位置しているものは以下の通りです。
トップ3に入っているものだけでも、合計12にも上るのです。さらに6項目全てにトップ3の指標があります。つまり捨て置かれているものがないという証明なのです。
2015年の国勢調査によれば、居住する市町村内に通勤通学する人の割合が豊田市は72.3%に上り県内トップ。
「世界のトヨタ」のお膝元で暮らす人々の多くは、トヨタに勤めるサラリーマンであることがわかります。職住近接の生活スタイルは、通勤時のストレスが少ないのはもちろんのこと、時間に余裕があるのでプライベートも充実します。
豊田市駅周辺にサラリーマンの憩いの場である居酒屋やスナックをあまり見かけないのは、トヨタ社員に「家呑み派」が多いからなのか、仕事が終わったら真っ直ぐ帰宅し、夫婦水入らずで杯を交わすという、どちらにせよ豊田市の人たちは幸福度が高い生活を送っているのです。
全国中核市の幸福度ランキング(全47都道府県福度ランキング2018年度版)
不動産情報サイト「マイナビ賃貸」が「名鉄名古屋本線で住んでみたい駅は?」というテーマでアンケートを行ったところ、以下のような結果になりました。
1位「名鉄名古屋駅」、2位「金山駅」、3位「豊橋駅」がランクインしました。このアンケートでは、同じ三河で豊橋と比較されることも多い岡崎からも、8位に東岡崎駅、10位に岡崎公園前駅と2駅がランクインしましたが、ベスト3入りした豊橋と比べると見劣りしてしまいます。
実はこの結果はちょっと意外だったのですが、岡崎には「名古屋に近い」「トヨタに近い」という、豊橋には覆しがたい地の利があります。
さらに豊橋の人口が減少しているのに対して、岡崎は毎年微増しています。そう考えると、「住んでみたい街」と「実際に住む街」は違うのかもしれません。
豊橋と岡崎。この2つの街は歴史と人口で見ても、東西三河の雄に相応しいです。
双方の住民に話を聞くと、ハッキリとしたライバル心はなさそうですが、例えば「どちらが都会?」と尋ねると「それはうちの方だよ!」という答えが返ってきます。
このあたりのプライドは、ライバル心というより、負けず嫌いな三河人らしさが出ています。しかし、筆者が実際に街を回ってみて、住みやすそうに思えたのは「豊橋」でした。
豊橋はJR豊橋駅を核とする街づくりがなされ、駅周りの商業密集度も高い傾向にあります。路面
電車沿いに古めかしいが落ち着いた街並みが広がり、車社会でありながら、市街地であれば車が無くても、あまり不便なく生活できます。
もちろん、新幹線が停車することも豊橋にとっては大きなプラスポイントといえます。
一方、岡崎は中心市街地が名鉄の東岡崎駅とJRの岡崎駅から約4km離れています。
歴史的に天然の要害だった岡崎は、その地理的条件から街ぐるみの開発が難しく、駅と市街地が離れてしまい、車があることが前提の街となっているのです。
(※バス路線は豊橋より充実している!)
いわば典型的な地方都市であり、岡崎が豊橋に勝っていると感じたのは、市街地にイオンモールなどの大型商業施設が点在していることによる買い物の利便性も考えられます。
この点で豊橋は、人気商業施設の出店も少なく、商業的に外された地域になりつつあるともいわれています。
また、両市を産業データで比較すると、商業面では年間商品販売額(愛知県商業統計・2016年)が、豊橋の1兆898億6300万円に対して、岡崎は9,666億8700万円。
工業面では、製造品出荷額等(愛知県工業統計・2016年)が、豊橋の1兆2367億3097万円に対して、岡崎は1兆7558億786万円。
さらに農業面では、農業産出額(農林水産省・平成27年市町村別農業産出額)が、豊橋の413億
4000万円に対して、岡崎は80億1000万円です。
これにより、豊橋が商業と農業、岡崎が工業に強みがある都市とわかりますが、総合力では豊橋に分があります。また、他市町村への生活依存度は岡崎の方が高いです。
市内在住で他市町村に通勤・通学する人の割合は岡崎市が36.1%、豊橋市が18.8%。岡崎は豊
橋の約2倍の割合で越境通勤、通学しているのです。
こうして見ても、わざわざ外へ出なくても、その地域だけで大概のものが揃い、事足りてしまう、いわば都市の「自己完結力」は、豊橋に軍配が上がるといえそうです。
近年は利便性に優れた「自己完結都市」が「住みたい街」として注目されています。その点でいうと、豊橋駅が住みたい駅の3位に輝いたのもわかる気がします。
「トヨタが儲かると豊田市も好景気!豊田市の住みやすさと幸福度」はいかがでしたか?
豊田市の経済や住みやすさ、幸福度についていかがでしたか? トヨタ自動車が豊田市の経済の基盤となり、その人々は幸せな生活を送っていることが想像できました。
豊田市にお引っ越しを考えている人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
この記事では、ラポールアンカー豊田が執筆いたしました。
結婚相談やお見合い、婚活なら結婚相談所のラポールアンカー
時間や場所は会員様のご都合で結婚相談いたします。
「ホームページや口コミで評判」とおすすめ。
初回無料・完全予約制・プライバシー厳守です!
法律を守って運営している
地域密着型の結婚相談所(マル適マーク取得)です。
結婚できました。ありがとうございます。
成婚しました。たくさんの連盟が利用できて会員数も多く、ぴったりの出会いがありました。相談所ならここがおすすめです。
とても優しい仲人さんに担当していただきました。無事に成婚までたどりつけました。本当にありがとうございました。