新潟市を旅したりデートするときに、グルメを中心に考える人もいるでしょう。旅の目的は人それぞれですが、ご当地グルメを味わうことはその土地を楽しむ醍醐味の一つといえます。
実際に新潟で食べると、旅心も相まって、驚くほどの美味でなくても、何ともいえない味わい深さを感じることが多々あります。
それでは、新潟のご当地グルメはどのようなものがあるのでしょうか？
この記事では、新潟市の定番ご当地グルメについて徹底解説いたします。
✔新潟のご当地グルメ
✔旅行やデートで使える定番グルメ
✔新潟おすすめデートコース
もくじ
新潟市のご当地グルメですが、一口にご当地グルメといっても様々なものがあります。やはり前提としては、ソウルフード化しているかどうかが重要なポイントになるでしょう。
例えば、B級グルメグランプリなどの食の大会が盛んで、優勝すれば地域活性化につながることから、全国各地でメニューが開発されており、これまで脚光を浴びてこなかった地元グルメの発掘なども進められています。
しかし、本来ご当地グルメとは「地元民に広く認められた味」でなければなりません。歴史が浅くても、地元民の味覚にピッタリ合って、強く支持されているグルメであれば、たとえ最近生まれたものであってもソウルフードであり、ご当地グルメといえるでしょう。
一方、地元の名物や食材を使って新メニューを作ったとしても、地元民に広く支持されていないメニューもあるのが、ご当地グルメを広めるための奥深さがあります。
それでは、新潟市民に根付いているご当地グルメとは何でしょうか？
まず真っ先に思い浮かんだのが米菓（あられ）です。米菓は、県外から大勢の人を呼び込むグルメとは言い難いものの、市民の日常に完全に溶け込んでいます。
かつては新潟県内でしか購入できなかったサラダホープ。新潟市民なら誰もが知っているテーマソングでおなじみの亀田製菓の柿の種は、新潟が誇る逸品です。
米菓以外に多く挙げられたのが米とラーメンでした。例えば、お米に関しては、ある市民が薦めてくれた田中屋の正油おこわがとても美味でした。
赤飯よりもこちらを購入する地元民も多く、さすが醤油系の濃い味付けが好きな人が多い地域らしいと感じました。
実は、新潟市は「ラーメン戦国時代」ともいえる状況です。新潟県には、福岡のとんこつや札幌の味噌のように、特定の系統を持つラーメンがあります。
新潟県内の5大ラーメンといえば、燕市の背脂ラーメン、三条市のカレーラーメン、長岡市の生姜醤油ラーメン、そして新潟市のあっさり醤油ラーメンと濃厚味噌ラーメンです。
つまり、新潟市には方向性の異なる2つのラーメンの流れが存在しているのです。実際、市内で行列ができる店の中には、あっさり醤油の店や濃厚味噌の店があり、それぞれの人気を集めています。
しかし、現在では単一のジャンルに収まらないハイブリッド系の新店が続々と登場し、新潟市のラーメンの系統は多様化しています。
新潟市民の間でも、「あっさり醤油（または濃厚味噌）でなければラーメンじゃない！」という意識は薄れて、ご当地ラーメンを中心とするというよりも「美味しければ何でもありのラーメン王国」といった様相を呈しています。
新潟のカツ丼は玉子でとじないのが特徴です。揚げたてのカツを長年継ぎ足してきた特製醤油だれにくぐらせ、ごはんの上にのせていただきます。
新潟のタレかつ丼発祥の店「とんかつ太郎」や「新潟タレかつ丼」の呼称を考案した『とんかつ政ちゃん』には県外から通うファンも多いです。
ご当地グルメとして魚介類を挙げる新潟民は意外にも少数派でした。新潟市というよりも佐渡産のものが多いからかもしれません。
それよりも、黒埼の茶豆を推す人が多かったのが印象的でした。ちなみに、『秘密のケンミンSHOW』で取り上げられていた笹団子を推す声はあまりなく、好きな人はたくさんいますが、「老若男女が日常的に食べるものではない」という意見が大半でした。
独創的な新潟ご当地グルメとして君臨しているのが、実は「イタリアン」です。新潟のイタリアンとは、ミートソースをかけた「スパゲッティ風焼きそば」がとにかく推しでした。
「イタリアンこそ新潟市のご当地グルメだ」と豪語するほどの人もいるほどです。
何回も食べ続けるうちに癖になってくる料理で、焼きそばにミートソースという組み合わせは、超ジャンキーで、一種の麻薬的なメニューと言えるかもしれません。
『みかづき』が何十年も”イタリアン”を提供し続けてられているのは、その中毒性の賜物といっても良さそうです。
中毒性という点では、カレーも忘れてはいけません。新潟市はカレーの消費量が全国トップクラスの街です。
カレー風味の鳥の半身揚げや、バスセンターのカレーライスが新潟市のご当地グルメとして認知されて、市内の居酒屋ではカレー風味の揚げ物（唐揚げなど）を提供する店も増えています。
“イタリアン”にもカレーソースがあるほどで、新潟市民はスパイシーな味わいに慣れ親しんでいるようです。
例えば、パーティーなどでよく出てくる鳥の骨付きもも焼きは、東京では甘辛い照り焼きや塩が多いですが、新潟市の子どもたちは昔からカレー味のもも焼きを食べていて、それが普通だと思っている人もいるほどです。
特定の地域限定グルメはどこにでもありますが、これが新潟市民の共通認識であるならば、新潟市民のカレー好きはもはや伝統であり、筋金入りと言えそうです。
新潟市のみならず、新潟県のご当地酒といえば、日本酒（地酒）です。新潟県の酒といえば端麗辛口で、質が総じてハイレベルなため、「ダメな酒がない」とも言われています。
新潟市も端麗辛口ブームの火付け役となった『越乃寒梅（石本酒造）』などの銘酒を輩出する酒どころの一つですが、県内の地酒のプラットフォーム的な役割を担い、新潟市発で積極的に県産の地酒を全国にアピールしています。
新潟駅構内の『ぽんしゅ館』や、大規模なイベントとしては「にいがた酒の陣」も開催されています。
しかし、それ以上に筆者が注目しているのは、新潟市内に「角打ち」（※酒を購入してその場で飲むことができる酒店）が増えていることです。
角打ちでは、お手頃価格で地酒を楽しめるだけでなく、お店によってはご当地グルメをつまみに味わうこともできます。つまり、新潟市は全国の呑兵衛たちから密かに注目される「せんべろスポット」になりつつあるのです。
（デート中に酔っ払って失態を犯さないように……）
地酒という伝統の宝、そして先ほど紹介したご当地グルメを含めて、現在の新潟市には「ご当地グルメを堪能できるせんべろの聖地」を地位を確立するチャンスが訪れているのです。
了解しました。それでは、ユーザー様の文体に合わせて「新潟デートの楽しみ方」について、見出し付きで自然に続く形で執筆いたします。
新潟市を訪れたら、ご当地グルメを味わうことは外せませんが、せっかくのデートであれば、それだけではもったいないと感じるかもしれません。
新潟市でどのようなデートプランが組めるのでしょうか？ 実際に足を運んで感じたことを踏まえて、新潟らしいデートの楽しみ方をご紹介します。
新潟市は信濃川と日本海の自然に囲まれた街。水辺を活かしたデートコースは、都会の喧騒を忘れさせてくれます。
例えば、のんびりとした時間を過ごしたいなら「新潟ふるさと村」や「やすらぎ堤」がおすすめです。
道の駅ふるさと村では新潟の特産品を見たり、軽食をつまんだりできるので、食後の散策にもぴったり。
やすらぎ堤では、春なら桜、夏なら川風、秋には夕陽がとても美しく、ゆったり手をつないで歩くだけでも気持ちが満たされます。
実は新潟市内には、個性的なカフェが多く点在しています。レトロな喫茶店から、おしゃれな空間を演出する最新カフェまで、ジャンルはさまざまです。
グルメでお腹が満たされた後は、静かに語り合えるカフェに移動して、ゆったりとコーヒーを楽しむのもおすすめです。
新潟駅周辺や古町エリアに多くのカフェがあり、甘いスイーツとともに二人の距離が縮まる時間になるでしょう。
のんびりと二人で知的な時間を過ごすなら「新潟市美術館」や「旧齋藤家別邸」など、文化的なスポットを巡るのも素敵です。
美術館では、全国的にも注目される企画展が開催されていることもあり、作品を一緒に観ながら自然に会話が生まれます。
旧齋藤家別邸では、新潟の豪商の暮らしを垣間見ることができ、和の趣を味わいながら心を落ち着けられるでしょう。
新潟市は雨が多い地域ですが、室内でも楽しめるデートスポットが多くあります。
例えば、『マリンピア日本海』では、可愛い海の生き物たちに癒されながら、ゆっくりと過ごすことができますし、『万代シティ』周辺ならグルメやショッピング、映画も一度に楽しめます。
特に映画館は、話題の作品を観た後に感想を言い合ったり、好みを知るきっかけにもなるので、まだ関係が浅いカップルにもおすすめです。
もし1日かけてデートできるなら、夜景を見て過ごすのも良いでしょう。おすすめは「Befcoばかうけ展望室」や「日和山展望台」です。
特にBefcoばかうけ展望室は無料で入れる上に、日本海と市街地が一望できるスポットです。日が沈み、空が赤く染まる時間帯に訪れると、自然と感情が高まり、二人の距離も近づくでしょう。
「新潟市のご当地グルメ事情！グルメデートの定番料理」はいかがでしたか？
新潟市のグルメは、日常的に食べられるものから、お土産に使えるものまで多々あります。旅行やデートで新潟を観光するときは、ぜひ新潟グルメを堪能してみてくださいね。
また、新潟市は豊かな自然、美しい風景、そして穏やかに流れる時間が魅力です。どこか懐かしく、どこかあたたかい新潟の街で、心に残るひとときを過ごしてみてくださいね。
この記事は、新潟市の結婚相談所「ラポールアンカー新潟」が執筆いたしました。
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