岡山は住みやすい街、住みにくい街を考えたときにどのようなイメージがあるでしょうか? 自然に恵まれた岡山では、レジャースポットが多く、実は遊び場も豊富です。
それでは、岡山県全体で考えた時に、岡山はどのような特色があるのでしょうか? 岡山が人気な理由をまとめました。
✔岡山県の住みやすい街、住みにくい街
✔岡山、倉敷のレジャースポット
✔岡山人気の理由
もくじ
ブランド店は中途半端なので、大きな買い物は大阪か神戸に行くことになりますが、岡山県人の普段の遊びスポットはどこでしょうか。
さっそく岡山の魅力あるスポットを見ていきましょう。
いろいろ聞いてみると、誰もが、「岡山は遊ぶところがすくねーなー」と答えます。古くからの遊び場として、『鷲羽山ハイランド』や『池田動物園』を思いつきますが、正直、頻繁に行くところではありません。
そう考えると、岡山には「これぞ!」といった買い物スポットが実に少ないことに気づきます。
岡山駅前にくれば、高島屋やビブレ、ファッションビルのOPAがあったのも、過去の話……。歩いても電車に乗っても、表町の繁華街はすぐそこ! 県下一の百貨店、天満屋を中心としてLOFTもあります。
しかし、岡山の有名ブランド店はレディースのみ展開というのもしばしばで、 中途半端なところです。地勢的に関西圏へ微妙にアクセスの良い点が、充実した買い物スポットが伸びない原因なのでしょうか。
何か大切な買い物をするときは県北でも県南でも、月に一度は関西方面へ出かけて買い物をする……というわけです。
また「教育県岡山」ゆえか、夜遊びは不毛です。飲み屋街は岡山駅近くの田町一帯、表町商店街裏のオランダ通り一帯などありますが、風俗店は極わずかで、「違法風俗店」の取り締まりが厳しいという特徴があります。
他の地方と同じく車社会の浸透によって郊外化が進む岡山県。中心である岡山市に限っても繁華街の郊外化は著しいです。車社会なので、田舎道にポツンとある、オシャレカフェが人気店舗だったりします。
そんな中で、県内でもっとも熱いオシャレスポットが、岡山市内の問屋町です。岡山駅からバスで5分あまりの郊外にあるこの街は、オシャレな洋服屋やカフ ェが軒を連ねる「岡山の代官山」といえる場所です。
元々は繊維の問屋街でしたが、2000年頃から空き店舗にカフェやアパレルショップが次々と出店し、現在では一大オシャレエリアになっています。
古くからの街ゆえのレトロさに味があり、道幅が広く店舗の前に駐車できることや、デート感覚でブラブラと歩けることも人気の理由のようです。
また、岡山市内では中央卸売市場がある岡南地区も賑わうスポットです。この一帯は1950年に干拓が終了した新しい陸地です。当初は田畑や工業地……いや「ススキの原が広がっとった!」地域ですが、昭和40年代から急速にベットタウン化が進行し、大型店舗やアミューズメント施設が並ぶ大都市になっています。
ここまで発展すると思わず1984年に地区を通っていた岡山臨港鉄道を廃止したのだけは失敗だ、と感じられてなりません。
さらに、車のみならず電車でもアクセス至便なショッピングエリアとして注目を集めていますが、倉敷駅北側です。イオンのあるこの街に2011年、アリオ倉敷と三井アウトレットパークが誕生しました。
県内のみならず県外からも客が多く詰めかけていて、飲食店のオープンも相次いでおり、岡山県内 で最も熱い買い物エリアになっています。
また、国産デニム発祥の地である倉敷市児島の「児島ジーンズストリート」は、 全国からデニム愛好者が集まる注目のスポット(実際は、閑散とした感じも……)。
しかし、地元タウン誌や観光ガイドには必ず掲載されています。ここは、オシャレなエリアという認識もありますが、地元人に聞くと「ジーンズは岡山の産業面の誇り」というニュアンスも強く感じられました。
「教育県岡山」の自負なのか、「岡山城・後楽園周辺」「倉敷美観地区」「津山城周辺の博物館・美術館」が並ぶカルチャーゾーンも岡山県の欠かせないスポットです。
しかし、大衆的な文化面ではちょっと疑問があるといいます。なぜなら、2008年に戸山明宝会館が閉館し、県北には映画館がゼロになってしまいました。
岡山市内でも映画館は激減……。岡山グランド劇場もなくなり、孤高のポルノ専門館・第一ニシキ館も閉館。映画館のメインは郊外のシネコンに移ってしまいました。
そうした中で異彩を放っているのは、岡山城近くにあるシネマクレール丸の内です。ここは、単館系作品を専門で上映する映画館です。
「岡山でこんな映画見る人おるんか?」と思いますが、2スクリーン体制で運営中です。意外にも岡山に根付いているのです。
文化系スポットに対する体育会系スポットが、岡山駅東口にある『岡山県総合グラウンド』。Jリーグ・ファジアーノ岡山のホームでもあり、県下のスポーツの中心地です。
このグラウンド周辺は、岡山大学を中心に4つの大学が点在している、岡山の学生街でもあります。しかし、岡山大学があまりに広すぎる(北海道大学に次いで全国2位)こともあるのか、学生向けの店は点在気味……。
学生街の雰囲気を期待して行くと、ちょっと味気気分になるかもしれません。
最後に、岡山県民の多くが一度は体験したことがあるであろう遊びを挙げると、やはり釣りは欠かせません。特に県南部では誰もが一度はやったことがあるはずです。なにせ、釣り糸を垂らしておけば何かが釣れるほど、魚が豊かなのです。
全国どこでも港に行けば、みんな釣りをしていて、軽トラのラーメン屋が巡回しているものだと思っている岡山人もいるかもしれませんが、これは明らかに岡山ローカルの話です。
さらに、旭川河口の三蟠などでは、岸辺に小屋に宿泊して四つ手網で魚を捕る、「四つ手網漁」という観光漁業も行われています。収穫したせいごやアミ、うなぎなどを、その場で自分で調
理して食べられるまたとないレジャーで、他の地方におけるバーベキューのような形で普及していいます。
岡山最初の観光ブームは、1972年の新幹線の開業です。前年との観光客数の変化を見ると、岡山市の後楽園の観光客数は、137万7000人から202万2000人に増加しました。倉敷は122万1000人から234万7000 人に増加したというデータがあります。
また、県北では湯原温泉が34万9000人から54万5000 人、湯郷温泉も23万7000人から44万5000人に増加しました。このブームは、新幹線が博多に延伸する1975年まで続きます。
次に岡山観光がブームになったのは、瀬戸大橋の開業です。開業前の1980年から岡山県内の観光客数は右肩上がりでしたが、開業年には観光客は257万人を越えました。
瀬戸大橋ブームによる最大の変化は、県内のメインの観光地の移動です。新幹線ブームの時には、まだ優位を保っていた岡山市の後楽園ですが、瀬戸大橋開業の年には、最大の観光客を集めたのは倉敷美観地区、次に鷲羽山ハイランド、吉備路の順で後楽園は第4位に転落します。
この後も、岡山県南の観光といえば、瀬戸大橋と倉敷美観地区で、後楽園はオマケ……という感覚が定着してしまいました。その後も増減を繰り返しながら、県内の観光客数は240万人前後で推移しています。
ところで、2010年時点の観光客は、トップが倉敷美観地区なのは不動ですが、次点が県北の蒜山高原。次に、玉野・渋川、鷲羽山とその周辺、岡山市・吉備路、岡山市中心部と岡山市中心部、後楽園あたりはさらに順位を下げて、新たな観光地がランクインしているのです。
全国的に行楽は「安・近・短(費用が安く、距離が近く、日程が短いこと)」が重視されるようになっています。
岡山県民もこの傾向が強まっているようで、山なら蒜山、海なら渋川というのが定着しています。県外からの観光地は、相も変わらず岡山市街地はおまけで、瀬戸大橋と倉敷美観地区・吉備路を巡るのです。
倉敷美観地区が絶対的に優位なのは、町そのものが観光地になっていることでしょう。施設単体での入場者数をみると、後楽園は69万6592人、対して倉敷美観地区の名所・大原美術館は36万3675人と後楽園のほうが勝っています。
しかし両者には決定的な違いがあり、後楽園は単に庭園、おまけで城と博物館だけで、店などはほとんどありません。正直、庭園や城に興味がなければ、時候の良い時期に「気持ちいいねぇ」と歩いて終わりです。
一方、倉敷美観地区は由緒ある建物に、おいしい食べ物屋やオシャレな喫茶店、 雑貨屋などが揃う、生きている商店街です。そう考えると、倉敷美観地区に魅力があり、観光客がお金を落としてくれるのも無理はありません。
お金も落としてくれると恩恵も大きく、近年、岡山市もこれに気づいたのか、後楽園の門前町である出石のあたりを空襲で焼け残った建物が残るレトロな町として売り出していますが、地元民にとって効果は疑問のようです。
観光客の嗜好が多様化しているのは全国的な現象ですが、これに目を付けて岡山でも新たな観光資源の売り出しが始まっています。岡山といえば、やはり製水造業ではないでしょうか? それを観光資源にしようという試みです。
倉敷の児島地区では、ジーンズとバスを運行。これは、児島の各所にあるジーンズ工場をめぐるというものです。ベンガラ鉱山跡と、町並みが残る高梁市の吹屋地区でも観光周遊バスの運行が行 われています。
また、地場の産業をメインに据えたお祭りも盛んです。児島地区では毎年『せんい児島瀬戸大橋まつり』が恒例となっています。これは、地元の繊維メーカーが出店販売するとお祭りもので、地域活性化にも一役をかっています。
県内外から多くの観光客を集めるのは、備前市伊部地区の「備前焼まつり」です。備前焼が市価よりも安く買えるので、 流行るのは当然です。
また、倉敷市の水島地区ではJFEスチールが工場見学をメインにしたJFE西日本フェスタを開催し、全国から来場者を集める活況を呈しています。
どれを見ても共通しているのは、岡山市の出遅れ感……。後楽園だけで帰ってしまう観光客をつなぎ止める手段は、まだ発案されていないのです。
最後に、岡山が住みやすい理由について完結にまとめてみました。
1.気候が温暖:冷房が必要なのは7月~8月、 房は12月~2月頃と短め
2.災害が少ない:台風、地震、津波だけではなく原発からも遠く離れている
3.交通の便がいい:特に大阪都のアクセスが良好で 新幹線ものぞみが停まる
4.医療・福祉が充実:「医療先進県」と呼ばれる実力は本気。同大がその象徴。
5.山・川・海の田舎暮らし:夏はハイキングや登山、冬はス キーを楽しめる。
6.食べ物がおいしい:瀬戸内の温暖な気候が育んだ海 の幸と山の幸が豊富
7.移住者支援が手厚い:各種助成金や住居・試用支援な どの施策が豊富
8.子育てがしやすい:市の中心部にも公園など自然環 境が充実している
9.生活コストが安い:マンションやアパートの家賃が大都市圏に比べ格安
10.歴史・文化を満喫できる:吉備王国の時代から続く日本国までも有数の歴史県
「岡山県は住みやすい街、住みにくい街は?岡山人気のまとめ」はいかがでしたか?
どこに住んでも魅力のある岡山県。倉敷の観光が大成功したので他の地域が目立たないように感じますが、レジャーやお祭りでも確かな成功を得ています。
岡山県に住んでいる人、また旅行にお出かけする人は、ぜひ今回の内容を参考にしてみてくださいね。
今回の記事は、結婚相談所のラポールアンカーが執筆いたしました。
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