昨今では、日本の婚姻率は過去最低を記録し、男性の4人に1人、女性の7人に1人は生涯独身(2019年国勢調査結果)という、「超未婚社会」と呼ぶべき状況となりました。
少子化の原因の9割が婚姻率の低下にあるという研究も発表されています。これだけ未婚社会となった理由はなぜでしょうか?主に、男性の収入の不安定化や女性の社会進出など、多様化された生き方が要因とされています。
しかし、超未婚社会の中で、実は婚姻率が上昇している地域があります。なんと、それは沖縄県です。なぜ沖縄県の婚姻率が上昇しているのか……。それは「健康」がテーマだとされています。
この記事では、沖縄の婚姻率が上昇した理由から、結婚の重要性について解説いたします。
もくじ
今回の内容は、NHKスペシャル「AIに聞いてみた。どうすんのよニッポン」第4回「超未婚社会」を参考にしています。
この番組はNHKが独自に開発した人工知能「AIひろし(AIひろしの解説は最下部)」が、日本が直面する課題の解決策を探るというものです。
番組では、AIがはじき出した「結婚した人」の多くが、アンケートの回答で「健康状態に不満」「仕事のストレスあり」「暴飲暴食しがち」「疲れを感じる」など、将来の変更への不満(不安)というキーワードがありました。
不健康であることが、なぜ結婚に至った理由となるのでしょうか?
沖縄県では、昭和55年以降下がり続けていた婚姻率は、平成2年に底を打ち、以降は多少の上下はあるものの、上昇し続けています。
実はこの結果の裏にはある事実がありました。それは平成2年の婚姻率上昇のきっかけとなった年に、沖縄男性の平均寿命がいきなり首位から陥落し、その後どんどん下がり続けたのです。
また、沖縄では若中年層の死亡率も全国平均と比較して高くなってきました。これを問題視した沖縄では若中年世代に対し、自分だちが不健康だという危機感を持ってもらうために、テレビCMなどを利用して、県をあげた大々的な健康促進運動を展開したのです。
こうした運動によって、沖縄の結婚適齢期の若者は、実は自分たちは意外と不健康であるという認識が定着し、これに対する将来の健康不安意識の高まりと、沖縄県の婚姻率の回復が同期しています。
沖縄は自然豊かな「健康である街」というイメージから一変したことに驚きを感じます。だからこそ、危機感を持つ若者たちの姿が想像できますね。
AIが導き出した「不健康」というキーワードが、婚姻率上昇につながったのだと予測できました。
その後、将来への健康不安意識が高まった沖縄では、健康に対する積極的な取り組みが始まり、会社で生活習慣病予防検診を導入します。
導入した企業では、結婚した人が0人の年が多かったにも関わらず、予防検診を始めた結果、結婚する人が着実に増えているといいます。健康管理と共に、結婚意欲が高まり、将来的には少子化対策にも貢献できるという一石二鳥の結果となるのです。
沖縄県も個人も、相互にメリットを感じる取り組みですね。
さて、沖縄だけでなく、あなたの身近にもいろいろなストレスを感じているのではないでしょうか?仕事をしている人は、何かしらの悩みを抱き、愚痴を言いたくなることもあるでしょう。
そのようなとき、一人で悶々とするよりも、隣りで理解してくれる愛するパートナーがいれば、豊かな人生が過ごせると想像できます。だからこそ、健康で元気な今こそ、婚活を始めるべきだと感じています。
なぜなら、何かあったときにネガティブな気持ちで婚活を始めるよりも、元気な今婚活を始めれば、前向きな気持ちで婚活できるからです。
沖縄の婚姻率が上昇した事例からわかる通り、危機感を持つからこそ結婚相手を求める気持ちはわかります。しかし、あなたが元気で何でもできる今だからこそ素敵な出会いを見つけて、愛する人と前を向いて幸せな人生を歩みましょう。
この記事を読んだ多くの人に、「婚活を始めるなら今がチャンスだね」と感じていただければ幸いです。
今回は、沖縄の事例から健康と婚姻率の関係について解説いたしました。危機感を持って、始めて人は動き出します。
例えば、風邪になったとき「結婚していれば一人でつらい思いをすることはないのに」と思った人も多いでしょう。仕事でツライことがあったとき、寄り添ってくれる人がいたら……という気持ちもわかります。
何かあっても遅くないように、今からベストな選択をしましょうね。
あなたの婚活をラポールアンカーが応援しています。
研究者のアドバイスを受けながらNHKが開発している「社会問題解決型AI」。シリーズ第1回で、マツコ・デラックスによって、「AIひろし」と名付けられました。10年以上にわたって集められた、65歳以上のべ41万人の生活習慣や行動に関するアンケート。人類の英知が詰まった約5000万本の学術論文や、四半世紀にわたるニュース原稿約250万本。国のあらゆる統計データから、研究機関や民間会社が集めた数十万人の個人パネルデータに至るまで、日々、膨大な情報を学習し続けています。
既存のAIでは個別の社会課題に合致したものがないことや、提供を受けたデータの中には機密保持などのため外部企業に渡せないケースがあることなどから、NHKが自ら開発しました。このAIの開発に使用しているのは単一の技術ではありません。学習データの量や目的によって、精度を追求した”ディープラーニング”から、読み解きがしやすいSVMや決定木などの”機械学習”まで……。
それらをいくつも組み合わせ、”社会の構造パターン”を見つけ出し、課題を発見しつつ解決の糸口を探ります。AIは、私たち人間が常識だと思っている既知の事実を速やかに導き出すだけでなく、これまで誰も言及したことのない”意外な関係”を提示してくることもあります。AIが因果関係を導くことはできません。
そのため、番組ではAIと人間の”協働スタイル”をとっています。AIが導き出した手がかりに耳を傾け、実際に現場を取材し、専門家の解釈を聞き、議論しながら社会課題解決の道を探っていきます。提言は、そのすべてを勘案して番組が提示したものです。
結婚相談やお見合い、婚活なら結婚相談所のラポールアンカー
時間や場所は会員様のご都合で結婚相談いたします。
「ホームページや口コミで評判」とおすすめ。
初回無料・完全予約制・プライバシー厳守です!
法律を守って運営している
地域密着型の結婚相談所(マル適マーク取得)です。
結婚できました。ありがとうございます。
成婚しました。たくさんの連盟が利用できて会員数も多く、ぴったりの出会いがありました。相談所ならここがおすすめです。
とても優しい仲人さんに担当していただきました。無事に成婚までたどりつけました。本当にありがとうございました。