結婚は二人の意志と納得で成立するものですが、多くのカップルが親の同意を得てから進めているのではないでしょうか？ そして、中には相手との結婚を親に反対されてしまう人もいます。
頭ごなしに反対するのではなく、親としても子どものためを思ってのことだと思いますが、親と意見がすれ違うのはツライことです。
それでは、両親はどうしてあなたの結婚を反対しているのでしょうか？ そして、反対されたときはどのように対処して円満解決すれば良いのでしょうか？
この記事では、親が結婚に反対する理由と6つの解決策について徹底解説いたします。
「私たちの結婚に親が賛成してくれない！」というカップルにとって参考になる婚活ブログです。
✔親があなたの結婚に反対する理由
✔親が結婚に賛成してくれるように向かうための解決策
✔それでも結婚に反対されてしまったときの対処法
もくじ
まずはじめに、親があなたの結婚を反対する理由から見ていきましょう。
『縁結び大学』の調査によると、以下のような結果となりました。
婚活で、親が子の結婚に反対する理由としては、主に以下のパターンです。
職業や婚歴、出身地などについては反対される理由が明白です。
結婚相手である彼の年収が低いとその後の結婚生活が心配になるのは当然ですし、ご実家のある場所や宗教についても、自分たちと違う世界の人を避けたがる気持ちはわかります。
「相手の収入が十分でない」が22.7％で最も多く、続いて「態度や性格が気に入らない」（22.2%）となりました。一緒に生活していくにあたって経済面を心配する親が最も多いようです。
「子どもに大変な思いをしてほしくない」という親心もわかります。
収入面とほぼ同じ割合になった「態度・性格への不満」もわかりますが、実際に結婚するのは本人なので、親の好みと必ずしも一致するとは言えなさそうです。
その他、1割以上の人が挙げた項目としては「相手の職業が気に入らない」（14.6％）、「相手が再婚」（14.1％）、「要介助者がいるなど家族の状況」（13％）、「相手の年齢が釣り合わない」（10.8％）があります。相手だけでなく、相手の家族の状況に納得できない親も一定数存在しています。
また、「その他」と回答した人も24.9％と多くなっています。
「その他」について詳しく見たところ、以下のような理由が挙げられました。
・宗教が違う
・相手に子どもがいる
・相手に定職がない
どの理由にも、「わが子には結婚後に苦労してほしくない」という親心が見えます。
その他にも、親が子離れできないことで、特に大きな問題ではないのに反射的に母親が結婚を反対しているパターンもあります。
この場合、父親ではなく圧倒的に母親です。男性側の母親にこのタイプが多く、同性である女性に対して敵意を抱きがちです。
「早く結婚しなさい」と言う親ほど実は子離れができておらず、いざ子どもが結婚相手を連れてきたときに反対することが多いです。
心配する気持ちが強すぎて、子の人生に口出ししてしまう母親は本当に多いです。しかし子の幸せを願う気持ちや意志はもちろんあるので、一時的に反対しているだけで、しばらくすると結婚を許してもらえることが多いです。
最初は反対していても、ずっと反対し続ける親はいません。結婚式を挙げた後や、孫が産まれてからやっと関係が良くなることもよくある話です。
大切なのは、母親に反対されても簡単に結婚を諦めないことです。
「他にもっと良い人がいるんじゃない？」「結婚を決めるのが早すぎる！」などと、些細なことで結婚に反対する理由を見つけてくる親もいます。
母親に少し反対されただけで「やっぱりやめよう……」と弱気になる人が多いのも事実です。しかし、親はあなたの人生に責任を持ってくれません。大切なことは自分で決めるという意思を持つことです。
反対されて一番傷ついているのは結婚相手です。これまでの家族から出て、自分の家族を持つという覚悟を持ちたいですね。
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それでは、反対されてしまったカップルは、どのようにして円満解決の道を図っているのでしょうか？
「親に反対されても結婚したい！」という強い意志を持ったカップルの事例を見ていきましょう。
結婚に反対されると、思わずカッとなってしまいそうですが、その気持ちを親にぶつけてしまうと、ますます話が進まなくなります。
ひとまず落ち着いて、親の立場に立って考えてみましょう。結婚は人生の一大事。本当に結婚してから上手くやっていけるのか、わが子だからこそ、親は心配してくれているのではないでしょうか？
そのような親心を理解した上で、「どうして反対するのか、理由を教えてほしい」と親の考えを聞き出すことが、結婚への近道です。
上記データにもあったように、必ず理由があります。その理由をわからずして、ただの言い合いになってしまうと進展は見込めません。誠実に親の意見を聞いてみましょう。
二人で両親に結婚あいさつに行ったところ、緊張してまともにあいさつができない場合があります。また、相手の親に対して好印象を与えられない場合は、親から結婚の承諾をもらえないときもあるでしょう。
そのようなときは、お互いにタイミングを見て、相手の親に人柄を知ってもらる必要があります。ここで親から理解を得られたら、最終的には認めてくれて円満解決する場合がほとんどです。
相手の親のことを思えば、多少は時間をかけて丁寧に接することも必要です。あなたの本当の人柄を分かってもらえば、良い関係にもなれるでしょう。
繰り返し接していくうちに、「この人なら大丈夫だ」と信頼してもらえるケースは多いのです。
親には経済的な理由で、彼女との結婚を反対されることが多いです。せっかく婚活をするなら「ハイスペックな男性と出会いたい」という女性は、自分自身の結婚生活だけでなく、親や親戚からの評価も気になる点だと思います。
一方で、年収や職業が安定しなくても、「好きになってしまえば結婚したい」という女性も多いです。親から見れば頼りない男性だと知られてしまうと、「子供の養育費まできちんと考えているのか？」などと言われて反対されるケースもあります。
そのようなときは、「何歳ごろには世帯年収がいくら」「子供が二人だとしたときの生活費」「数年後には貯金がいくら」などと、具体的に提示してみると良いでしょう。できる限り具体的に考えて一生懸命伝えたところ、親にも認めてもらえた事例があります。
親に結婚を反対される理由としてよくあるのが、お金の問題です。シビアですが、気持ちだけでは家庭を営んでいけないのは事実です。
具体的に将来の計画を伝えて「二人でしっかり考えている」とアピールし、気持ちを行動で示しましょう。
具体的に、あなたの結婚に反対している人は「誰」でしょうか？ 誰が反対しているかによってもアプローチ方法が変わってきます。
父親、母親、祖父母、親戚……。誰のどんな影響によって反対されているのか、実情を知った上で、味方を増やしていきましょう。
結婚したい二人の言葉よりも、第三者からの客観的な意見の方が反対している人には響くことも多いです。
例えば、結婚に反対していない方の親、親と同世代や目上の人など、親に結婚を反対されている場合でも、両親ともが反対とは限りません。
「お父さんが反対しているのでお母さんも表面では合わせているけど、心の中では賛成している」ということもあるのです。
また、親戚や親の職場の人などで、親と同世代の人、または親より目上の人の言葉も、親にとっては説得力がありそうです。
ちなみに、「全く味方がいない」というカップルは、そもそもの原因が別にありそうです。味方が一人でもできるように、他の理由も見直してみましょう。
親に結婚を反対されているときは、それに関わる人たちはネガティブな感情になりがちです。しかし本来であれば、結婚は幸せに満ちていて、未来のあることです。
説得が進まないカップルは、あなたたちの幸せな結婚観を正しく伝えられているでしょうか？
例えば、「ウエディング姿の私」「結婚生活の過ごし方」など、考えただけでこれからの素晴らしい出来事は多々あります。
なかなか認めてくれない親も、わが子の夢を応援したいはず……。親がリアルに情景を思い描けるような「結婚の幸せ」を伝えてみてはいかがでしょうか？ ぜひ、親心に響く言葉を投げかけてみましょう。
これまで紹介してきた解決策を利用しても認めてもらえない場合はどうしたら良いのでしょうか？
どんなに反対されても、相手との結婚を希望する場合は、あなたの自立心に訴えかけてみるのも一つの手です。親に反対されたとしても、あなたはもう立派な大人のはずです。
「自分はもう大人だから、自分たちのことは自分たちで決める」という選択もできるのです。
そして、いざ順風満帆の結婚生活を送った姿を見てもらい、親が納得するケースもありました。何事も日頃の行いだと感じさせてくれる出来事です。
このときの注意点として「認めてくれないなら縁を切る！二度と顔を合わさない」などと感情的になるのは禁物です。
「ふたりできちんと考えて決めたことだから」という自立した大人としての態度を示せば、親も対等な目線であなた達と向き合ってくれるでしょう。
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「親に結婚を大反対された！親が結婚に賛成しない理由と6つの解決策」はいかがでしたか？
結婚に反対する親は、わが子の将来を心配するものです。まずは反対の理由を探って、親の不安を解消できるような解決策を考えましょう。
反対される割合にも多かった「お金の問題」なら、将来の計画を具体的に伝えてみましょう。じっくり時間をかけても説得が難しそうなら、味方を増やして協力してもらうと効果的です。
祝福されるべき結婚になるために、今回ご紹介した内容を活かしてみてくださいね。
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