みなさん、ホラー映画はお好きですか？ 怖い話が大好きな人たちは、ホラー映画が楽しくて仕方ないでしょう。またホラー映画と一口に言っても、様々な作品があります。
人間ドラマに焦点を当てたものや、家族愛がテーマなもの。ロマンティクで涙がでるような作品まで、ホラー映画はバライティーに富んでいるのです。
人によって好みは分かれますが、カップルで観るおすすめのホラー映画とは、一体どのような作品でしょうか？
カップルで「ハラハラドキドキ」な恐怖体験すれば、吊り橋理論で恋心がさらに刺激されるかもしれません。
この記事では、カップルで観るおすすめのホラー映画について徹底解説いたします。ホラー映画は恋愛のスパイスにぴったりです！ ぜひ参考にしてくださいね。
✔カップルでホラー映画を観るメリット
✔カップルで観るおすすめのホラー映画11選
✔カップルにバイオハザードがおすすめの理由
ホラー映画をカップルで観たいけど、作品がたくさんありすぎて迷ってしまう人も多いでしょう。ホラー映画も様々なジャンルがありますが、ここではカップルで観るおすすめのホラー映画をご紹介いたします。ぜひ、参考にしてくださいね。
まずは邦画からご紹介いたします。
見ると1週間後に呪い殺されるという「呪いのビデオ」の恐怖を描いた、中田秀夫監督による映画『リング』。
ビデオテープを介して呪いが拡散されていくという衝撃的な設定は日本中を震撼させ、長い黒髪に白いワンピースをまとい井戸やテレビから這い出る“貞子”の姿は「日本で最も有名な怨霊」として全世代に知れ渡る存在となりました。
日本のホラーアイコンとなった貞子がテレビから飛び出すシーンは迫力抜群。ジャパニーズホラーの代表と言えるでしょう。
日本国民が選ぶ「最も怖い映画」堂々の第1位。呪怨シリーズは劇場版だけで計6作品あり、ホラー好きに人気の高い邦画作品です。本作では、伽倻子とその子供の死亡理由が明かされており、このストーリーはのちの作品にも繋がります。
呪われた家に足を踏み入れた者が、強い怨念を抱いたまま死んだ者の呪いに見舞われる様子を描いており、家の中という日常的な場所で静かに怖いシーンが入れられ、観た後も怖さを残します。
透けていたり、触れられないなど、いわゆる幽霊のイメージとは異なる登場の仕方が画期的です。全シリーズを鑑賞し、考察してみるのもいいかもしれません。
実際に起きた事件をもとにした日本のホラー映画です。ホラー作品といっても、実在するいくつかの猟奇殺人事件にヒントを得て人間の狂気と極限の愛を描くサスペンス。気弱な男性が徐々に事件へと加担していく様は、つい目を背けてしまいたくなります。
また、R18指定となっており、グロテスクなシーンなども多いです。衝撃的なシーンが多いので、カップルで観る際はタイミングを計った方がいいでしょう。
背中が寒くなるような恐怖感を味わえる「これぞ、日本のホラー」と言った作品です。未現像だったフィルムの発見をきっかけに、撮影所で起こり始めた怪奇な出来事を描いています。
効果音や突然のモンスター登場で驚かせるような仕掛けはなく、じんわりと、背筋が冷えていくような、想像させる怖さがあります。想像力の強い方が見ると、しばらく夜眠れなくなるかもしれません。高い吊り橋効果が狙える作品でしょう。
日本のホラー映画として名高い「リング」や「仄暗い水の底から」を手がけた中田秀夫監督作品。元AKB48の前田敦子、俳優・成宮寛貴のダブル主演で話題となりました。
謎の死が続くクロユリ団地に引っ越してきた前田敦子演じる明日香。恐怖のあまり心病んでいき、どんどん狂っていくという難しい役どころでしたが、見ている間に思わず引き込まれてしまうでしょう。
また、クロユリ団地はそのストーリー性にも注目してもらいたいポイントです。リングや呪怨のようなストーリー仕立てですが、最後に思わず涙してしまったという人もいるほど。ホラー映画だけどドラマを見ているような感覚で楽しめます。
続いて、海外ホラーです。
冬の間だけ閉鎖される山上のホテルで、小説家志望の夫と妻、息子が訪れることから起きるホラー映画です。精神が錯乱し始め、徐々に狂気じみていく夫の姿は観客も息をのみます。
スティーブン・キングの小説を、キューブリックは鮮やかな演技、おどろおどろしいセット、幻想的な撮影映像、衝撃につぐ衝撃の融合を実現し観る者を恐怖に陥れます。
ホラー映画の金字塔といわれており、普段ホラー映画を観ないカップルも観てみると、衝撃を受けるかもしれません。
実在する心霊スポットをモチーフにしたホラー映画は近年ジャパニーズホラーでもトレンドとなっていますが、コンジアムも韓国で有名な心霊スポットでCNNが選ぶ世界7台心霊スポットにもランクインしています。
コンジアムは撮影手法に特徴があり主幹撮影を取り入れることでリアルタイムで起こる緊迫感を表現しており、視聴者はまさにYouTubeを見ている感覚やライブ感を楽しめるようになっています。
「ホラー映画の中で一番怖いのではないか？」と言えるほど、韓国最恐との呼び声高いホラー映画。終盤は、顔を手で覆って指の間からでないと見れないくらい怖いです！ ホラー映画好きなカップルは、ぜひ一度みた方がいいでしょう。
パラノーマル・アクティビティは、有名な悪魔系のホラー映画です。家の中でおかしな現象が出始めて、それをカメラを仕掛けて録画したシンプルな内容ですが、そのシンプルさが逆に怖くてリアル感があります。
ストーリー性はないものの、何やら得体の知れないものが迫ってくる感じの音と映像に、悪魔系ホラー映画の面白さを感じるでしょう。パラノーマルアクティビティ2～5まであって5が最終章で、回を増すごとに怖さが増していき5は段違いで怖いです。
実は日本版もあるので、まず1～5まで見た後に日本版を観るのがおすすめします。
ミストはとにかく衝撃的なラストが語り草となっており、原作者のスティーブン・キングが小説から変更したその結末を絶賛したことも話題となっていました。賛否両論ある映画ですが、個人的には大好きな映画です。
この作品は、世界観をリアルに想像しながら観るととても楽しめます。
「もしも、本当にこんなことになってしまったら？」と、恋人同士で話し合いながら観るとさらに楽しめるかと思います。
「大切な人を守りたい」という気持ちを感じることができる映画ですので、恋人同士で観れば、きっと会話も弾むでしょう。SFホラーが好きな方にはおすすめです。
新感染では韓国映画初の試みであるてLEDリアプロジェクションを撮影に取り入れています。これにより時速300kmで走る列車の車窓風景をリアルに演出し、列車独自のスピード感を与えることに成功しました。
また、韓国映画が得意とする特殊メイクのクオリティーやアクションだけではなく父親と娘の熱い親子愛といったヒューマンドラマにも注目です。
高い撮影技術と個性あるキャラクターたちによる泣けるストーリー展開、韓国のゾンビ映画は受けないというレッテルを吹き飛ばしたアクションホラーとなっています。
日本版リメイクが放映されて話題を集めたCUBE。終始同じ部屋で物語が進むという斬新な設定と密室からの脱出というシンプルなコンセプトに詰まった作り手の仕掛けの奥深さは、公開から20年以上経った今でもホラージャンルにおける普及の名作です。
次に何が起きるか読めない展開のハラハラ感とストーリーが進むごとに明かされるcubeの謎は見ていて飽きない緊張感を与えてくれます。
また「人は理解できないものに恐怖を覚える」という映画監督の アーニー・バーバラッシュのアイデアが色濃く反映されており、私たちの恐怖真理をつく作品でもあります。
終わりの見えない密室で死と隣り合わせの極限状態に次第にメンバーは豹変していく人間模様は、ホラー映画という枠に当てはめない見方をすると違った楽しさがあるでしょう。
カップルにおすすめのホラー映画をたくさんご紹介いたしましたが、その中でも群を抜いておすすめな作品は「バイオハザード」です。映画バイオハザードは、カプコンのゲームソフトであるバイオハザードを原作としたアクションホラー映画です。
人気作品として、ストーリーを知っている人も多いのではないでしょうか？ 今回交際したカップルも「彼女を自宅に招いてバイオハザードの映画を一緒に観たときに、彼女へプロポーズする決意が固まりました」と、話していました。
そのくらい、バイオハザードは様々な人から愛される作品です。そして、カップルでも楽しめる魅力がたくさん詰まっています。
それでは、バイオハザードはホラー映画の中でも、なぜそこまで人気が高いのでしょうか？ ここでは、カップルにバイオハザードがおすすめの理由についてご紹介いたします。
物語のあらすじは、製薬会社アンブレラ社が誇る地下施設でウイルス拡散防止のために研究員もろとも全滅処理が始まります。
物語のヒロインである、記憶を失う女性アリスは特殊部隊と共に行動し地下施設に足を踏みいれ、T -ウイルスに感染したアンデッドに立ち向かいます。
冒頭部だけでも万人受けしそうな厚みのあるストーリーとなっており、アクションホラー映画を楽しみたいカップルの視聴にも特におすすめです。
バイオハザードの物語の軸ともいえるアンデッド。アンデッドとは、T-ウィルスに感染した人間のなれの果てです。
正式名称は活性死者といい、主な感染ルートは、ウイルスによる汚染水や保菌生物（作中では主にネズミ）との接触です。
アンデッドに噛まれたりすることによる感染が主なわけではなく、アンデッドなどのクリーチャーから感染させられるケースもあり、登場人物が作中でアンデッド化してしまうのはこの場合がほとんどです。
T-ウィルスに感染してからある程度の時間が経過すると前頭葉が破壊されて理性を失い、食欲のみに基く行動を取り始めるのが特徴です。
発症初期には新陳代謝が異常に増幅し皮膚に激しいかゆみを覚えるたり、ヒトでは死に至るほどの肉体的なダメージに耐え得る生命力を得る場合があります。
胃酸濃度が極度に上昇して大量のエネルギー摂取（食物の素早い消化吸収）が可能となり、常に強い空腹感を抱えるなどの症状を露呈するようになります。
このように、ホラー映画としてはかなり重みのある情報量となっており、物語の全貌の考察を楽しめるのもカップルにおすすめのポイントです。
ややグロテスクな描写はあるものの、B級映画にありがちのスプラッターや過度なスリラー要素が無いのも安心できるポイントです。
比較的ホラーに馴染みのない人でも抵抗なく視聴できるよう、きちんとした制作が手がけられている人気作品です。
先述したアンデッドは、「蘇った死者」と表現されることも多いのですが、バイオハザードシリーズのアンデッドはあくまでも生きた感染者であり、死者ではありません。
T-ウィルスの公式設定でも、生物を蘇らせる効果はないとされています。作品によっては墓地の地面からゾンビが出現する場合があります。
しかし、前述の設定を踏まえると死体がウィルスに感染したのではなく、潜伏段階で仮死状態となった感染者を死亡したと誤認して埋葬してしまったものと考えられます。
このように、バイオハザードシリーズにでてくるアンデッドはただのゾンビではなく、クリーチャーなどの多くの要素を含みます。
この設定こそがストーリーの展開に幅をつけられる理由の一因であると感じます。映画バイオハザードは全6作品です。カップルで全ての作品を一緒に視聴すると達成感も味わえそうですね。
映画の視聴が終わった後も、バイオハザードシリーズ（ゲーム）を楽しめます。リメイクされた過去作品を含むと全18作品あります。
興味が湧いた人は、ぜひカップルで本家を楽しんでみるのもおすすめです。
ラポールアンカー 
男女どちらかが、ホラーが全くダメという場合はおすすめしません。あくまでも、「ホラーは怖いけど、カップルでなら楽しいかも」というお二人でお楽しみくださいね。
ここでは、カップルでホラー映画を観るメリットについてご紹介いたします。
吊り橋効果とは、恋愛感情を抱きやすくなる心理現をいいます。象錯覚や誤認識から生まれる「吊り橋効果」は恋愛に効果的だと言われています。
人には、心と現実を一致させたい心理というものがあります。例えば、クジを引くときに「どうせポケットティッシュだろうな」と思うとします。
そうすると、実際に残念賞のポケットティッシュしかもらえなくても落ち込んだりせず「こういうものだろう」と、自分自身を納得させやすく不快感を避けられます。
やっぱりね。と、腑に落ちたときが心と現実が一致した瞬間です。この心理は好意を持つ相手に対しても起こります。
たとえば、仕事でピンチに陥って残業しているとき、飲物を渡されながら優しく声をかけられた瞬間も、ピンチの不安感から引き起こされたドキドキと錯覚しやすいです。
実際にはそのときに居合わせた人に対してのドキドキではなく、ドキドキの感情に対する理由が欲しくて、「心と現実を一致」させる結論を導きだした可能性があります。
ホラー映画や絶叫マシンも緊張感や不安、恐怖などからドキドキが高まります。恐怖体験を一緒に乗り越えたという一体感に加え、怖かったという感情を共感しやすいため、心の距離がぐっと縮まりやすいのです。
映画館は、自然にイチャイチャできてスキンシップがとれる絶好のデートスポットです。程よく狭く薄暗いため雰囲気もよく、隣の席に座ることができるので二人の距離がグッと縮まります。
人の心理としても、適度に薄暗い場所のほうが本能が解放されやすく、相手にふれることへのハードルが下がると言われます。手を繋ぐなど同じスキンシップでも、公園と映画館ではドキドキ感がまったく違うのです。
また、1時間半～2時間と、ちょうどいい所要時間なのもポイントのひとつです。オーバーなスキンシップではなく、手を繋ぐだけでも愛は育めます。ホラー映画を観ると不安になるのが当たり前なので、体を密着させて「怖い……！」と甘えてみるのもいいかもしれませんね。
「カップルで観るおすすめのホラー映画11選！バイオハザードが人気の理由」はいかがでしたか？
洋画・邦画、合わせておすすめの映画をご紹介いたしました。ホラー映画が苦手な人も、カップルで視聴してみると意外にも楽しく、新たな発見がありそうです。
「最近、恋人との刺激が少なくなってきたな」と感じたときは、ホラー映画を観て「吊り橋理論」を体験するといいかもしれません。
バイオハザードのようなアクションホラー映画を、カップルで楽しみたいと考える人は比較的多いです。共通の趣味から、二人の距離がグッと縮まることはあります。それがホラー映画であっても良いのではないでしょうか？
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