結婚相談所を運営していると、おそらく誰もが感じるのですが、婚活支援サービスの現場において「女性の選り好み」に原因があります。
「自分の身の丈に合ったパートナー選び」ができてる人はすぐに結婚できて、身の丈に合わないことをしている人は、いくらモテたとしても結婚はできない……。
婚活女性は耳にタコができるほど、いろいろな人から「現実を見て、選り好みするのはやめなさい」と言われているのではないでしょうか？
この女性による選り好みには、一つ大きな問題点があり、なぜ選り好みが生じてしまうのか、それをやめられないのかを述べられないままだということです。
それでは、なぜ婚活女性の選り好みによる問題は無くならないのでしょうか？
もし、婚活による選り好みをすることが女性にとって極めて合理的な判断をしているとしたら、それは「余計なことをしている」という話になりますが、今一度、効率よく婚活を終わらせるために、この問題を解決していきましょう！
この記事では、婚活するほど結婚できなくなる不条理な理由について徹底解説いたします。
✔マッチングアプリでモテる女性ほど結婚できない理由
✔婚活するほど結婚が遠のく理不尽な現実
✔モテると勘違いしないための方法
もくじ
なぜ女性の「選り好み」が合理的な選択になってしまうのか、その前提条件となっている婚活の仕組みと、その仕組みを有効活用する婚活男性の特徴的な行動に注目していきます。
マッチングアプリ、婚活パーティー、結婚相談所という現在主流となっている婚活支援サービスは、共通した機能を持っています。
それは、学歴や職業、年収、年齢、趣味のように条件や価値観で異性を条件検索できるという共通点です。
この問題となるのは、そのサービスが提供された時に男女がどのように考え、行動してしまうのかということです。
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まず、マッチングアプリを利用しはじめた男性側の視点に立ってみましょう。アプリを利用し始めた当初は、自分が理想とする女性の条件にあわせて検索機能を利用し、マッチングの申し込みしていきます。
しかし、じっくり選ぶことが無意味であることに、いずれ男性は気づきます。そもそも、女性がマッチングの申し込みを受けるかどうかは、その女性の判断に依存しています。
マッチングアプリ上でどんなに検索機能を駆使し、女性のプロフィールを読み込んだとしても、スマホの画面に映る女性の「本当に求める理想の男性像」を読み取ることは絶対にできません。
男性側はとりあえずざっくりとした自分が求める条件（よくあるのは年齢）を決めた上で、自分の行動圏内に居住する女性全てに機械的にマッチングの申し込みを仕掛けていくアプローチが最も合理的な選択になってしまいます。
つまり、それっぽい女性にやたらとお申し込みをするわけです。
何もしなくても、女性から大量のマッチング申し込みが届くくらい、見た目も経済条件も優れている男性は別ですが、大多数の男性にとって、とりあえず機械的にマッチングを申し込み、マッチングが成立した女性とメッセージのやり取りを繰り返し、仲良くなっていくのが、唯一の最善手になるのです。
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さて、大多数の男性が最善手としてアプローチを繰り出している中で、マッチングアプリを利用している女性はどのような心理になるのでしょうか？
マッチングアプリをインストールして会員登録を完了させたときは、「理想の恋人・結婚相手」の条件を具体的に考えて、検索機能を利用していろいろな男性のプロフィールを読み始めた頃は、「こんな私でも選んでもらえるだろうか」という不安を抱く女性もいます。
（もしくは大量にお申し込みがくるだろうという自信！）
しかし、利用し始めて1週間もすれば、そのような不安もどこかに吹き飛んでしまうことでしょう。年齢や容姿によって程度の差はありますが、毎日のように男性から大量のマッチング申し込みが届いてしまうからです。
大量にマッチングした男性の中から、年齢や収入、学歴、職業に合う男性をピックアップし、プロフィール写真から好みの男性をさらに選別してマッチングするという行動ができます。
さらに、複数の気に入った男性と同時にマッチングして交際を進めても、少しでも気に入らない側面が見えた男性をお断りしても、誰にもとがめられることはありません。
（※遊び要素満点だ！ 逆も然りだけど……）
仮に、結婚相手に求める条件が整っていて、容姿も好みな男性とマッチングしても、常に誰かからマッチングの申し込みがある状態なので、少しでも気にいらない点が男性にあったら、次の機会を狙って交際を解消できる「心理状態」になるのです。
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女性が少しでも不本意な交際を避けること自体は、誰かにとがめられる筋合いはありません。
さらに、マッチングアプリ上ではいつも次の交際の機会が準備されている状況なので、今の交際に少しでも疑問や違和感を抱いたのであれば、よりよい男性を求めて次の機会を探索するのは、極めて合理的な行動といえるのではないでしょうか？
しかし、これは結婚とは相反することでもあります。
（たった一人の男性を選ぶ難しさがあるわけですからね！）
「素敵な出会いと幸せな結婚を！」という善意から設計されたマッチングアプリは、婚活男女がそのサービスの仕組みに適応して活用していくことで、「婚活するほどに結婚から遠ざかる」という逆説を生み出しているのです。
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このマッチングアプリで多くの女性が経験する大量のマッチング申し込みの強烈なモテ体験は、本当の意味での「モテ」を理解しなければ、結婚への意識はどんどん遠ざかってしまいます。
大量のマッチングに飲み込まれ、「いつでも結婚相手を選べる」と認識した婚活女性は、シンプルによりよい条件を求めて目の前のチャンスを自ら放棄しているだけでなくだけに留まりません。
このように感じている女性は数多くいるでしょう。
この心理をいち早く理解して抜け出さなれば、女性の心理を巧みに扱う「モテ男子」に、いいように利用されてしまうのです。
（ヤリモクとか詐欺とかね！）
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今、婚活女性に求めているのは、「現実を見ろ！」とお説教したいのではありません。マッチングアプリの現実と、それを利用する女性の心理を心から理解した上で、「モテ体験」の本質を見抜いてほしいということです。
真面目に結婚したい女性にとって、大前提は「たった一人の理想のパートナーを見つける」ことです。複数人からチヤホヤ（※しかも、結婚願望があるかどうかわからない！）されて、そこで浮かれているようでは、今回紹介した婚活女性と同じになってしまいます。
覚えておきたいポイントは、出会いがあれば結婚できるわけではないということです。結婚願望のない男性、ヤリモクの男性からいくらアプローチを受けても、そこに待っているのは「結婚できない現実」と「婚活鬱」です。
逆にいえば、結婚する方法は実は結構シンプルです。真面目に婚活をするためには、身元がしっかりと保証された、結婚願望のある男性と出会うための、結婚相談所の活用をおすすめします。
「結婚願望がある」「身元が保証されている」
たったこの2つの条件が揃うだけで、メンタルも安定して、より効率よく理想の出会いが見つかるのです。
20代でマッチングアプリを始めて、ダラダラと出会いを繰り返した結果、気づけば30代……。そうならないような「出会い方」が求められるのです。
「どのように出会うか」よりも「誰と出会うか」。あなたが理想とする結婚生活を実現するために、ぜひ意識をして婚活してみてくださいね。
ラポールアンカー 
「マッチングアプリでモテる女性の勘違い！婚活するほど結婚できない不条理な理由」はいかがでしたか？
実際、モテていると勘違いするのは、男性がやたらめったらに「いいね」を送っているからです。当然、デートにはつながるかもしれません（※ドタキャンも多いけどね！）が、それは何目的であなたと出会っているのかわかりません。
それを意識しながら出会いを繰り返すメンタルもしんどいでしょう。婚活する本質をしっかりと見極めて、効率よく「結婚相手」を見つけましょうね。
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