婚活している人の中には結婚後、自分の親との関わりを気にする人がいます。
日頃から親子で結婚相談に来られるケースは多いもので、「子供の結婚を心配しています」という親御さんからの相談や、「親が結婚しろというから……」と、子供の立場で婚活を始める人もいます。
これが親子の共依存状態になると、「親と離れるなんて考えられない」「親がいないとやっていけない」という話に進展するのです。
このような悩みが深刻な場合、もしかしたら共依存親子の恐れがあります。共依存親子は結婚後の生活に影響があるので、婚活中に親子で話し合っておきたいポイントです。
それでは、共依存親子はどうすれば婚活が上手くいくのでしょうか?
この記事では、親子で話し合うべき婚活の進め方について徹底解説いたします。
「共依存の疑いありだけど、婚活上手くいく?」という人にとって参考になる婚活ブログです!
✔共依存親子が婚活するときの注意点
✔結婚前に親子で話すべき問題点
✔効率よく結婚相手を見つけるための結婚相談所の活用法
もくじ
親子でべったりな生活をしている場合、良くも悪くも共依存親子の可能性があります。子供は親の言うことなしには行動ができなかったり、親は子供についつい口をはさんで誘導するような関係性です。
共依存親子の状態を自覚しているならまだしも無自覚で接しているとしたら、子供が結婚しても良好な結婚生活を送れない可能性があります。
実は共依存親子の子供は、良好な結婚生活を築きにくいといわれています。パートナーからすれば、夫婦問題に親が口を挟んできたり、親にすぐ報告することが容易に想像できるからです。
この状態が続くと、上手く夫婦関係を築けず、最悪の場合離婚の恐れもあります。つまり、共依存親子はパートナーも苦しめてしまうのです。
共依存親子だと認識している場合は、結婚前に親子関係についてしっかりと話し合い、ある程度の距離感を持って親子関係を続けるべきといえます。
親にべったりな子供をマザコンと表現しますが、親子がお互いにべったりな関係を共依存親子と呼びます。
結婚して親元を離れると、ごく普通の親子でも寂しい気持ちは出てくるものです。しかし、寂しさのあまり、親が自分の考えを子供に押し付けたり、子供への過干渉が頻繁にあるなら、気を付けなければいけません。
共依存が強くなると、自分では何もできない。全て親の思い通りに動いてしまう。なんでも親に聞いてしまう。子供を言いなりにしたいなど、お互いの全てを取り囲んで離さないようになってしまうのです。
共依存親子とは、名前のとおりお互いが共存しあっている関係です。相手との関係に過剰に依存して、その関係性に囚われています。
共依存親子の関係に囚われていると、日常生活でも支障が出てしまいます。大変な親子になると、外出するのも親が必要だったり、そもそも親がいないと生きていけないという考え方が刷り込まれてしまっています。
それでも結婚相手が必要だと考える子供は、なんとか親との関係を切らず、依存して生活の一部にしようとするので、結婚の条件もなんだか歪なものになってしまうのです。
共依存親子の特徴は、親子共に自立できず、意識が常にお互いに向いている状態です。共依存親子の特徴についてまとめました。
当てはまることがあれば、豊かな結婚生活を実現し、本当の自立のためにもお互いに話し合ってみることをおすすめします。
子供が成人を迎えて自立していても、いつまでも実家に住んでいる場合は注意が必要です。病気やケガ、金銭的に問題があれば、一時的に実家に住むこともあるでしょう。
また経済的、精神的に自立しながらも、結婚するまでは「親と一緒に暮らそう」と、親孝行も兼ねて、実家に住む人もいます。
しかし「親から離れられない」「ずっと家にいなければいけない」という感情があると、共依存親子の可能性が高まります。
これが悪化すると、「実家にいるから働かなくていい」「どこに行くにも移動は親任せ」となり、まるで寄生虫のようになります。親もそれが当たり前のようになって共依存に発展していくのです。
子供が経済的に自立しているのに、親がいつまでも経済的援助をしているのは共依存親子である恐れがあります。もちろん、贈り物やお裾分けなどは、コミュニケーションの一つです。
しかし、金銭を必要以上に渡すのは良好な親子関係とはいえません。怪我や病気など問題がない状態で、金銭的に尽くす必要はありません。子どもが健康で働いているなら放任して良いのです。
一方、経済的援助をしているから子どもが働かないというケースもあります。親は「子どもが全然働いてくれない」というのですが、援助をする以上、子どもは行動する必要がありません。
このようにして、益々共依存状態が高まっていくのです。
共依存親子は最近築かれた関係ではなく、長年かけて築いた関係です。そのため、お互いが依存していることに自覚がないケースがほとんどです。
それぞれの家庭に、それぞれのルールがあるので依存している関係が普通だと思っているのです。このような状態では、いつまでも関係性を改善することは難しいでしょう。
「親に対して依存心はないか」「親から依存されていないか」今一度親子関係の振り返りをおすすめします。
そもそも、なぜ依存してはいけないの? という疑問も生まれてくるかもしれませんが、結婚を控えているなら共依存関係から抜け出さなければ婚期を遅らせる一方です。
振り返ってみて依存心に気付けたなら、改善に努めましょう。
親子の関係は人それぞれ。わざわざ人の家庭に口を挟む必要もなさそうですが、婚活を始めて結婚を視野に入れるなら共依存体質からは抜け出すべきです。
その理由について見ていきましょう。共依存親子と付き合ったことのある人から、実際に体験した理由を聞いてみました。
まずは、結婚相手に求める条件が異常だと思う、という話が聞けました。例えば、共依存親子が言う条件には以下のようなものがあります。
・結婚しても実家から目と鼻の先に部屋を借りること
・親が勝手に家に上がることを許すこと
・デートするときは自宅まで必ず迎えにくること
・(一切働く気はないから)専業主婦でいさせてくれること
・掃除や洗濯、料理ができること(今まで親が全てやってくれたから)
・お給料は全て渡すこと(経済的安心感)
上記のような条件を挙げつつ、全て自分の思い通りにいかなければ結婚しない、と言い切るほどです。
(初対面でも図々しく述べるようだ!)
今まで親が全てやってきてくれたことを、これからはパートナーに依存してやってもらおうとするかのような条件を突きつけてくるのです。
いくら共依存親子といっても、お見合い中は感じよく振る舞うことができます。しかし、何度かデートを重ねると、やはりおかしさに気づくと言います。
何をするにも親に相談したり、親が言ったことをそのまま実行したり、それが上手くいかないと逆上したり……。
親も子どもをかばうような態度を取るので、子どももそれが正常なことだと考えて、非難の矛先はパートナーに向かうのです。
交際した人からすれば、お断りすれば二度と会うことはないので構いませんが、共依存状態が続いている方は、何がお断りの原因かわからず婚期を逃していくのです。
上記の理由1と2で述べたように、共依存親子と交際すると、結婚後もおんぶに抱っこの結婚生活が待っていることが想像できます。それでも何かしらの縁で結婚した夫婦もいるものです。
しかし、そのような夫婦も結婚生活が長続きしない可能性が大きいといいます。共依存親子と結婚して後悔したパートナーがいるという事実です。
何かある度に向こうの親が出てきて子どもをかばうようでは、結婚生活も窮屈で仕方がありません。お互いに結婚して自立したはずなのに、自立とは程遠い環境だと気づくのです。
多くの人は、親に依存している子と交際すると、なんとなくヤバイことに気づいてお断りをしてきます。このような事実があるからこそ、共依存関係にあるとしたら早めの解決が必要なのです。
共依存親子の原因について、深く掘り下げていきましょう。共依存親子の原因は、以下の通りです。親子の接し方や周りの環境が主な原因といえるでしょう。
子供が幼い頃から依存するように、親が刷り込んでいると共依存親子になる恐れがあります。子供が幼い頃は、親が全てです。自立心を促さず依存するように育てると、子供が大人になってからも依存状態のままである恐れが高まります。
我が子の可愛さあまり、「失敗させたくない」「傷ついてほしくない」という気持ちが強いと親が囲ってしまい、世間を知らずに育ってしまうのです。
何事も挑戦して、成功や失敗を重ねて自信をつけていきます。これが自立につながるのです。
共依存親子は例外なく子どもを甘やかせています。子どものために、掃除や洗濯、料理は当たり前にやってあげて、移動手段としての「足」にもなってあげます。
逆に子どもは「足」がないとどこにも出かけることができず、全て親頼みという実態です。
「優しさ」と「甘やかせる」は似ているようで大きく異なります。子どもの自立のために、ときには厳しくなることも必要です。
最終的に困るのは子どもですからね……。
なんだかんだお互いに依存してしまうのは、寂しさの穴埋めが親子しかないからともいえます。学生時代、恋人ができれば親や友達そっちのけで、恋人にハマった経験をした人もいるはずです。
誰かに依存せずとも、自分の趣味や特技に熱中することも大切な自立です。これを無くして、ずっと親子で過ごしていた家庭に育つと、いつしか心の拠り所が親子しかなくなり共依存状態になってしまうのです。
自ら共依存親子でいる状態を認めて、今すぐ抜け出すことは難しいかもしれません。どちらかが辞めたくても、一方が共依存の自覚がないケースが多く、親子関係の改善には時間がかかります。
そのため、婚活を始めて結婚すると決めた子ども側から、親との接し方を変えていくことが必要となり、親とのべったりの時間は減らしていきましょう。
厳しい言い方になりますが、今まで親に甘えてきたことを自らやっていくのは大変な苦労を伴います。それでも今、変わることができれば大丈夫! 自立に向けて対処法を説明していきます。
まずは自分たちが共依存親子であることを認識しましょう。認めたくないという気持ちや反発があると、現状を正しく把握できません。
婚活を機に素直に打ち明けることは、自分の考え方や親子との距離感などを振り返る良いきっかけになります。
何から話していいかわからないときは、「親子の自立」をテーマに、独り立ちすることを目標に話し合ってみると良いでしょう。
共依存親子は心理的にも物理的にも距離が近いので、まずは親子でいる時間を減らしましょう。家事は自分でする、移動するときも一人でするなど、強制的に距離を保てば自分の時間を増やせます。
「自分一人の時間を増やす」というのが、共依存親子から抜け出すためにはとても大切です。
できることを一つでも増やせるようになるのは、この一人時間なのです。
共依存親子は「相手の意見が正しい」と思い込んでいます。もしくは、「相手の意見に従った方がラク」という考え方です。
自分に自信がなく、判断を相手に任せている状態です。このような状態が続いて、もはや何が正しいのかわからなくなっている人も多いです。そうなると、いつまでも依存状態から抜け出せません。
まずは自分の感情や意見を言うようにしましょう。親に聞かず、自分の意志で決断するのです。
失敗は誰にでもあります。成功や失敗体験、これらが合わさって経験となり、本当の自立に向かいます。幸せな結婚生活を送れるように、今から少しずつ「自分」を出していきましょうね。
31歳の女性(初婚・大学卒・アルバイト)にご入会いただきました!
ラポールアンカーのホームページを見て、婚活ブログに共感し、お問い合わせいただきました。婚活アドバイザーとの相性が良く、共依存の親子問題について語り、入会をご決断いただきました。
笑顔の素敵な穏やかな女性です。
「私は親にべったりなことに気づいていながら自立できていませんでした。何をするにも親に頼りっきりで……。でも、婚活を機にしっかり親と話し合って、少しでも自立できるように頑張ります。いつまでも親を頼っていられませんからね!」という照れ笑いに好感が持てました。
この結婚相談に親御さんも同席する予定でしたが、「自立」のために一人で来られたのです。
親から「結婚しないの?」と言われることもあるでしょう。包み隠さず言うと、依存関係にあるにも関わらず、子どもに結婚を求めるのです。
そして、婚活中に親があれこれと口を出します。親御様が主体となって婚活するサービスもあるくらいなので、それだけニーズがあるわけです。
しかし、結婚するといっても何から始めていいかわからない……。そのような悩みを持つ人は多いです。手っ取り早く理想の出会いを手に入れるためには、わざわざ婚活パーティーやマッチングアプリを利用しなくてもできます。
結婚願望があり身元の保証された人だけが集まる結婚相談所がおすすめです。親御さんにとっても安心してパートナー選びができるということから選ばれている理由にもなるのです。
ラポールアンカーでは、親子の相談も毎日実施中で数多くのお問い合わせをいただきます。最適な婚活方法をご紹介しています。
「共依存親子の婚活は上手くいく?親子で話し合うべき婚活の進め方」はいかがでしたか?
共依存のまま婚活をしても上手くいかないと悩む親子も多いです。婚活が上手くいかない理由は確かにあると考えています。だからこそ、正しく婚活することが求められます。
結婚相談所ラポールアンカーは、専属の心理カウンセラーがいるなど、親子の心理カンセリングも充実しています。
今回の記事を参考に、理想のパートナーを見つけましょうね。
あなたの婚活をラポールアンカーが応援しています。
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