結婚が決まったら早めに済ませておきたいのがご両親へのあいさつです。初めてお会いする場合はもちろん、今までお付き合いがあったとしても、緊張する瞬間です。だからこそ失敗しないよう、事前準備はしっかりしておきたいものです。
それでは、親に結婚報告の挨拶をするタイミングや事前準備にはどのようなマナーがあるのでしょうか?
この記事では、親に結婚挨拶するタイミングや事前準備について徹底解説いたします。
「ご両親へのあいさつは緊張するけど、しっかり済ませたい!」という二人の交際エピソードをご紹介いたします。
✔親に結婚挨拶するタイミングや事前準備
✔ご両親に好印象を与えるマナー
✔交際相手と二人でできる打ち合わせ
もくじ
お互いに仲良くなって、「そろそろ結婚かな……」と感じたら、誠実にご両親へのあいさつの日取りを決めることをおすすめします。
結婚は二人だけの問題ではなく、家族の問題でもあります。二人の仲を深めるためには、ご両親へのあいさつをきっかけにしたいという人もいるでしょう。
プロポーズが先か、ご両親へのあいさつが先か、これも人によりますが、家族を大切にしている人こそご両親へのあいさつを優先すると、誠実さを感じるものです。
お互いの親にあいさつするために、好印象を得るための事前準備の方法やマナーを見ていきましょう。
お互いの親に結婚の許しをもらうあいさつは、もちろん優先すべきは親の都合です。日時の希望を聞き、それに合わせて二人のスケジュールを調整しましょう。
訪問までは準備の都合や心積もりなどを考慮し、二週間ほど余裕を持つことをおすすめします。親から時間の指定がない場合は、食事の時間にかからない14時くらいから1時間程度の滞在で調整しましょう。
一番の目的はあいさつです。
「何か気の利いた会話を……」と、無理に気張る必要はありませんが、共通の話題があれば盛り上がり、和やかな空気になるのは確かです。
そのため、親の性格を事前に聞いておくのが大事です。例えば、一見気難しそうに見えても、実は人見知りなだけで、打ち解けるとフレンドリーだったりすることもあります。
相手の親は「わが子の結婚相手がどんな人なのかを知りたい」と思っていることは間違いないので、質問されそうなことや、その答えを想定しておきましょう。
以上、想定される質問事項です。「就活」のように身構える必要はありませんが、何を質問されてもリラックスして答えられるように、事前準備は万全にしておきましょう。
あいさつの場では、初対面でも「結婚式はどうするの?」「結婚したらどこに住む予定?」など、突っ込んだ質問をされる場合もあります。
さらには結婚して経済的にやっていけるのか、転勤して居住地が変わる可能性があるのかなど、シビアな質問もあります。曖昧に答えて親から失望されないよう、あいさつ前に将来のビジョンをしっかりと話し合っておきましょう。
その場で答えを出せないことは、これから二人でしっかり考えていくなどと伝えて、ご両親を安心させましょう。
結婚のご両親へのあいさつは特別な場です。服装もしっかりと心がけましょう。きちんとした格好でけじめを見せると親も安心します。男女別に紹介しますので、第一印象をアップしましょう。
あいさつでは清潔感のあるヘアスタイルとナチュラルなメイクが基本です。ポイントは、親世代から見て好感が持てるかどうかです。
明るすぎるヘアカラーや、不自然なほど盛ったメイクは、親世代からは下品に見えてしまうこともあるので、避けたほうが無難です。
オフィス系のかっちりしたスーツより、清楚で優しい印象のワンピースが安心感を与えるのでおすすめです。スカートがタイトだと座ったときに上がってしまうので、膝が隠れる丈のフレアタイプを選びましょう。
アクセサリーは上品で控えめなものをワンポイントで取り入れましょう。ハイブランドやの大きめのバッグなどは、派手な生活をイメージさせてしまう恐れがあるので避けましょう。
サッパリと清潔感あふれる髪形で、爽やかな第一印象を与えたいところです。今どきの無造作も似合っていれば良いですが、あいさつの前にはしっかりと散髪して、整えておきましょう。
無精ヒゲは論外です。ファッションでヒゲを伸ばしている人は、彼女と相談して、場合によっては剃りましょう。緊張すると汗をかいてしまうので、清潔なハンカチも持参しましょう。
また、ピアスなど、男性のアクセサリーに抵抗のある親は多いので、普段着けている人は外すべきです。
結婚のあいさつの場ではスーツが無難です。当然、そのスーツがヨレヨレだとだらしなく見えるので、しっかりとクリーニングに出しておきましょう。
親から「気軽な服でいいよ」と言われたとしても、ジャケットは羽織るなど、しっかりとしたファッションで挑みたいところです。お家に上がるので、靴や靴下にも気を配りましょう。
あいさつときに持参する手土産は、せっかく渡すので親の喜びそうなものをリサーチした上で用意しましょう。
多く選ばれているのは日持ちのする和洋菓子や日本酒、ワインなどの酒類がおすすめです。また、地元の銘菓や名産品なども珍しくて喜ばれます。
手渡すときには、「お好きだと思ったので……」などと選んだ理由を添えて、心を込めて選んだことを伝えると好印象です。
仕事の場合とは異なり、自宅への訪問はあまり早く到着しすぎないのがマナーです。迎える側が準備を終えてひと息つけるように、約束の時間にインターホンを押すくらいのタイミングがおすすめです。
玄関を上がる前に、「初めまして。今日はお忙しい中、時間を使っていただきありがとうございます」と簡単に自己紹介をして、迎えてくれたことへのお礼を述べましょう。しっかりとしたあいさつは家に上がってからなので、玄関先ではサラっと済ませるのがスマートです。
すでに顔なじみの間柄でも、その日は特別なので、けじめのある態度が求められます。まずは「ご無沙汰しています。今日はお招きいただきありがとうございます」と、しっかりあいさつをして家に上がりましょう。初対面の場合と同様、本題に触れるのは上がってからです。
部屋に案内されたら、出入り口に近い「下座」に座るのがマナーです。上座を勧められた場合は、「ありがとうございます」とひとまずお礼を言って、さりげなく下座に座りましょう。ただし再度上座を勧められたら、頑なにならずスマートに従いましょう。
基本は出入り口から遠い席が上座、近い席が下座です。リビングが広くて出入り口が曖昧な場合、ソファセットの長椅子が上座、一人掛けが下座と覚えておきましょう。和室の場合、床の間があればその前が上座になります。
部屋に通されてごあいさつが終わったら、持参した手土産を渡しましょう。手渡すときは必ず紙袋から出し、リボンやのし紙を相手の方へ向けるのがマナーです。その際「どうぞ」と渡すだけでは味気ないので、気の利いた一言を使いましょう。
一方、よく耳にする「つまらないものですが……」というフレーズですが、中には違和感を持つ親もいます。無理に謙遜したりせず、「喜んでほしくて心を込めて選んだ!」という素直な気持ちを伝えれば好印象です。
みんなが席に着いたら改めて、あいさつをしましょう。お茶を勧められたら遠慮せずに、お礼を言っていただきます。大事なのはしっかりとした態度と誠実な受け答えです。
モジモジして下を向いたままだと子どもっぽい印象を与えて、相手の親を不安にさせてしまって、第一印象は最悪です。もちろん、初対面から馴れ馴れしい態度を取るのもタブーです。
常識的な大人の振る舞いを心掛けましょう。立ち振る舞いや食事の仕方などのマナーもさりげなくチェックされているので、自信がない人は必ず練習をしておきましょう。
いきなり結婚の話をするのではなく、雑談から場を盛り上げましょう。あらかじめ話題を用意した話題でも良いですし、目にしていることや、家へ向かうまでの道すがら感じたことなども、会話のきっかけになります。
例えば、お部屋の(素敵な)レイアウトや雰囲気など、ポジティブな話題で雑談を楽しみましょう。
自己紹介が終わり、雑談が途切れた頃を見計らっていざ本題に移りましょう。だらだらと先延ばしにしていると、タイミングを逃してしまう恐れがあり、言いにくい雰囲気になってしまいます。どちらが結婚の話を切り出すか、事前に二人で話し合っておくとスムーズです。
「ください」と言われると「嫌だ!」と反発したくなったりり、「結婚します」と断定的な言い方では、親の気持ちを無視したように聞こえてしまいます。まずは親の気持ちに配慮することが大切です。
晴れて親から結婚の許しを得たあなたは、一安心することでしょう。ここからは再び和やかな歓談を楽しみましょう。
親から質問してくれることが多いので、ここでもしっかりと受け答えができれば大丈夫です。万が一話が途切れてしまったら、婚約相手の子どもの頃の話を尋ねてみたりすると良いです。
注意したいのはお酒です。気を良くした親がお酒を勧めてくれることがありますが、調子に乗って飲み過ぎると、あらぬ失態をしてしまうこともあるので気を付けましょう。
長居は無用です。訪問から1〜2時間を目安に切り上げましょう。話が途切れたのを無理につなげようとする必要もありません。
頃合いを見計らって、「そろそろお邪魔します」と切り出すとスムーズです。しかし、夕食に誘われたら素直に応じても構いません。その場合も20時くらいを目処に、あまり遅くならないよう帰宅しましょう。
「親に結婚挨拶するタイミングやマナーは?ご両親から好印象を与えるマナー」はいかがでしたか?
結婚とはお互いの両親とも家族となるものです。すでに親しくお付き合いをしていたとしても、お互いの両親へのあいさつはけじめとしてしっかり行うべきです。
身だしなみを整えて、手土産を用意し、余裕を持って日程調整しましょう。まずは男性が女性の両親から結婚の承諾をもらい、その後、男性の両親へ結婚報告する流れがおすすめです。
ご両親とお話するのは緊張するかもしれませんが、お互いを思いやり幸せな家庭を築いていきたいという思いが伝われば大丈夫です。
ぜひ今回の流れを参考に、親御さんに好印象を与えましょうね。
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