生涯未婚率の上昇により孤独死を心配する人が増えています。
「生涯未婚率(50歳時未婚率)」は、50歳時の未婚割合のことを指し、「45~49歳」と「50~54歳」未婚率の平均値から算出されます。
2022年6月に内閣府から発表された「少子化社会対策白書」によれば生涯未婚率は年々増加しており、1970年には男性1.7%、女性3.3%だったのに対して、2020年には男性28.3%、女性17.8%まで増加しています。
また、日本では高齢化が進み高齢者人口が増加し続けています。2019年の内閣府の発表によれば、現在日本の高齢者数は3,558万人で、高齢化率は28.1%となっています。実に4人に1人以上が高齢者という状況です。
こうした高齢化に伴い、一人暮らしをされている高齢者の方々も増えています。
具体的には、高齢者がいる世帯のうち独居(一人暮らし)は627万人で高齢者世帯の26.4%を占めており、高齢者の約3人に1人が独居となっています。実際、国の推計では2035年には独居の高齢者は今の1.3倍程度の842万人になると予想されているのです。
それでは、孤独死を防ぐために今からできることはあるのでしょうか?
この記事では、生涯未婚率上昇に伴い、一生独身の孤独死を防ぐ方法について徹底解説いたします。
「このまま一生独身で孤独死したくない!」という人にとって参考になる婚活ブログです!
✔生涯未婚率が上昇している理由
✔孤独死が増加する原因
✔孤独死を防ぐ最善策
もくじ
実際に生涯未婚率が上昇している中で、「一生独身かもしれない」と不安に感じてる人も多いのではないでしょうか? しかし実際に、なにか対策をしているかといえばそうではない人もいるでしょう。
それでは、なぜ生涯未婚率が上昇しているのでしょうか?
若い頃は「結婚したい」と考えていても、生涯未婚でいる男女がいます。現在未婚でいる40~50代男女に、今も未婚でいる理由を聞いてみました。
最も多かった回答は「出会いがないから」で、40代男性(38.1%)、50代男性(36.3%)、40代女性(32.8%)ではトップでした。50代女性でも29.2%となり、「結婚したくないから」(29.5%)に続く2位となります。
「結婚したくないから」と回答したのは、2割前後になっている理由からも、生涯未婚率の上昇が問題視される要因は、「出会いがない」「経済的な事情」など、それ以外の要因が大きいのではないかと推測できるのです。
以前は、結婚適齢期になると「結婚」が当たり前の世の中でしたが、多様化された現在では結婚だけが選択肢ではなくなりました。一人のパートナーに縛られず、仕事や趣味に生きる人も増えてきたのです。
しかし、それは20,30代の若い時期の話です。年齢を重ねる毎に将来への不安が増して、固定されたパートナーを求めるようになるのです。
それでも、孤独死が増加してしまう原因があります。そうならないように早めの対策ができるよう見ていきましょう。ここでは孤独死が増加してしまう原因を確認していきます。
内閣府のデータによれば、高齢者の日常の会話の頻度は電話やメールなどを含めて「2日、3日に1回」が最も多く、次いで1週間に1回未満となっています。
一日中誰とも会話をしない日が、1年のうち半分以上あるという人が多いことがわかります。誰ともコミュニケーションをとっていない孤立状態が孤独死につながっているのです。
近年では、個人情報の意識が強くなったことや、マンションの増加などもあり、近所づきあいが減っています。近所付き合いの減少が顕著に表れているのが、自治会の加入率の低下です。
どの地域でも自治会の加入率が下がっており、例えばどの地域でも10%以上の減少を見せています。このように地域でのつながりがなく近所付き合いが減ると、話し相手がいないだけでなく、困ったときに頼れる人がいないという現実が待っているのです。
体調を崩したり、ケガをしたときなど困ったときに頼れる人がいない状態は、孤立状態につながります。
独居高齢者のうち男性は5人に1人が「困ったときに頼れる人がいない」という現実があります。この状態は女性より男性のほうが多いのです。特に男性は、隣人や地域の人たちと関わる機会を自ら積極的に増やしていくことが求められています。
なぜ男性の方が孤立してしまい、孤独死につながってしまうのでしょうか? 参考までに調べたところ、その原因としては、地域でのつながりが稀有になっていることが挙げられます。
また、核家族化が進み夫婦だけの暮らしが多くなり、次のようなリスクが生じる可能性があります。
昨今の高齢者は、団塊の世代と呼ばれ仕事中心の生活を送ってきた人が多く、食事や掃除などの家事が苦手という男性が多いです。
このため、食生活の悪化から栄養面に支障をきたしたり、住まいの衛生面に問題が生じます。女性に比べて男性は、おしゃべりなどの会話や付き合いが苦手という人も多いです。
これらの理由から、男性の独居は女性に比べて孤立しやすく孤独死につながりやすいのです。
孤独死の原因は先ほど挙げた生活スタイルの他にも、経済力不足が挙げられます。例えば以下のような流れです。
・結婚せずに両親と同居する世帯が増えています。
・やがて両親が高齢となり、日常的に介護が必要となります。
・このため、子供は介護のために離職し経済力が落ちてしまいます。
この解決策として、生活保護を受給する方法もありますが、生活保護は生活する上で必要な費用しか支給されません。余裕のある生活は送れないので、趣味などを活かした地域との関わりなどが持ちづらい状況になります。
以上のように、経済力がないことで社会から孤立して施設にも入れず、孤独死に至ってしまうのです。
しかし、経済力があれば趣味などを通じて地域の人たちの関わりを持てたり、施設にも入れますので、老後に向けて資金を計画的に貯蓄しておくことは大切だといえるでしょう。
上記のように、孤独死は多くの問題が発生します。孤独死を防ぐためには、もちろん家族と共に暮らすことが一番の予防策でしょう。しかし、未婚率が上昇している背景など、いろいろな思いや事情でかなわない場合も多いのです。
そのためにはどのような対策方法を取れば良いのでしょうか?
孤独死対策は、今や国をあげて行われる対策です。各自治体やお住いの集合住宅、NPOボランティア、企業など、何かしらの団体において、身近で対策がなされています。
自治体へ問い合わせてみるなどアンテナを張り、自分の地域における孤独死対策を知りましょう。
日用品や食事、クリーニングなどの宅配サービス、訪問介護などの「家に来てもらえるサービス」を利用するのも有効です。
訪問介護を受けていれば、何かあったときにすぐに気づいてもらえて家の中で転倒して動けなくなったときにも助けを呼んでもらえます。宅配業者でも頻繁に来てもらうと顔なじみになり、異変に気づいてもらいやすいです。
遠くに住む家族に定期的に連絡を取ることができれば、それが理想です。積極的に、電話やメールで連絡を取り合いましょう。
しかし、若い世代が忙しくしていることを思えば、なかなか連絡しづらい気持ちもあるでしょう。そのときは「見守り家電」を活用してはいかがでしょうか?
「見守り家電」とは、家族と離れて住む場合でも、その電化製品を使うことによって、遠隔地に住む家族に元気であることが伝えられる家電です。
例えば、見守りカメラはよくある事例ですが、監視されているという違和感もあるかもしれません。
自然に見守るならポットや冷蔵庫などの「生活家電」がおすすめです。利用するたびに遠隔地の家族に通知が届いて、一人暮らしの家族の様子を遠方の家族に伝えることができます。
わざわざ電話をしたりメールをしたりすることなく、日常生活を送っているだけで元気である通知がいくのでとても便利です。
可能であれば、周囲の人と関わりを持つことも重要です。孤独死する件数は男性の方が多いですが、これは男性が周囲の人と関わりを持たずに一人でこもりきりになりがちだからです。
地域のイベントに積極的に参加したり、外に出て近所の人と会ったら挨拶をするなど、「一日誰とも会話しない日」を作らないことが大切です。
また、現役時代に仕事を頑張ってきた人ほど定年退職後に「無趣味でやることがない」という環境になります。日々の生きがいが長寿の秘訣でもあるので、何歳になってもできる趣味を今から持ってみてはいかがでしょうか?
趣味を持つにも通じるところですが、日々健康的な生活を心がけることも大切です。
人生一度きりだからこそ日々の生活習慣を見直して、体力の維持と生きがいを見出しましょう。
生涯未婚率が上昇したことにより孤独死を招くというテーマでお伝えしてきましたが、最も効果的なのは、素直にパートナーを見つけることです。
一人暮らしが寂しくて孤独を感じても、愛する人と一緒ならこの悩みは解決できます。毎日話し相手もできて、気軽に旅行もできるなど、人生にハリが生まれるでしょう。
「もう60歳を越えたから結婚なんて無理だよ」と思っていないでしょうか?
何歳になってもより効率的にパートナーを見つける方法を見ていきましょう。
愛するパートナーを見つけて、二人で寄り添って生きていけば、経済的や健康面、心理的にも安定した毎日が送れることが期待できます。
パートナーを見つける方法として最も効率的なのは結婚相談所で婚活を始めることです。実は50代、60代以降でも紹介を受けられる結婚相談所があり、毎週数多くのお見合いを実施しています。
インターネットでの難しい操作も不要や、異性とのメールのやり取りなども不要で、気になった人とまずはお茶感覚で出会える利点があります。
例えば、結婚相談所の『ラポールアンカー』は「再婚・シニア婚サービス」を展開しており、何歳になっても紹介を受けられるサービスがあります。
独りぼっちの生活では不安など将来への悩みがあれば、気の合うパートナーを見つけてより良い人生を歩みましょう!
56歳の男性(初婚・大学卒・会社員)にご入会いただきました!
ラポールアンカーのホームページを見て、シニア婚活サービスに魅力を感じてお問い合わせいただきました。婚活アドバイザーとの相性が良く、何歳になっても結婚相手が見つかることを実感し、入会をご決断いただきました。
笑顔の素敵な生命力を感じる男性です。
「これまで仕事一筋で営業を頑張ってきました。一度も結婚したことがありませんが、将来の老後を考えると不安になりました。若い人たちと同じように婚活を頑張るという感じでもありませんので、結婚相談所のように紹介を受けられたら良いと思いました」と笑顔でお話いただきました。
このように将来を考えると、孤独を感じるかもしれない人にとってパートナーがいれば心強い存在になるのではないでしょうか? イキイキした毎日を送るためにもパートナーを見つけてみましょう。
50代になって一度も結婚したことがない人は多いものです。これからもさらに増えてくるでしょう。しかし、結婚願望がないわけではなく、単にそれらしい出会いがなかっただけです。
今回の男性は、ふと老後を考えたときに「孤独死」が頭をよぎったと言います。将来支え合っていくためにも今からパートナーは探しは大切だと考えて、何歳からでも始められる結婚相談所を選んだのです。
「生涯未婚率上昇!一生独身で孤独死を防ぐ6つの方法」はいかがでしたか?
一生独身で孤独死を考えると、侘しいものがありますね。しかし、今から行動しても遅くはありません。何歳になっても結婚できるチャンスがあるからです。一度きりの人生をイキイキ過ごすためにも、ぜひ愛するパートナーを見つけてみてくださいね。
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