弁護士や医師は権威や地位、ステータス性もある職種として、ある程度の資産を保有しています。そのような弁護士や医師が結婚をするときに、「自分の資産は守りたい」と考えるものです。
結婚しても、最悪離婚の場合もありますが、このとき財産分与のときに法定相続分(年収の半分)を持っていかれては、たまったものではありません。
当然、離婚事由次第ではありますが、ハイスペックな士業だからこそ最悪なケースのリスクヘッジを考えるものです。このときのリスクヘッジとして、弁護士や医師は「婚前契約書」を結婚前に取り合わすという事例を知っていますか?
「万が一」のときに、法定相続分の割合を取り決めておくというものです。婚活女性の中には、お金目当てで医師や弁護士(その他士業)などと結婚しようとする人も多いものです。
ハイスペ士業たちは、そのような女性を回避する嗅覚が優れているものの、やはり不安の種は事前に取っておきたいと考えています。
それでは、「婚前契約書」にはどのような効力があるのでしょうか?
この記事では、婚前契約書の事例と、お金目当てに弁護士や医師を狙う女性は要注意な理由について徹底解説いたします。
✔婚前契約書の概要と具体的な事例
✔婚前契約書を交わす弁護士や医師の心理
✔お金目当てに弁護士や医師を狙う女性は要注意な理由
努力の甲斐があって、弁護士や医師と結婚間近まで進んだ女性……。ところが結婚前に、弁護士の彼から「『婚前契約書(プレナップ)』を交わしましょう」という話をされたあなたはどう思うでしょうか?
「万が一、離婚になったとき法定相続分ももらえないってこと?」と、ちょっと打算的な考えをするかもしれません。
例えば、彼の年収が億を超えているとしたら、積もり積もって財産分与のときは女性のあなたにも億のお金が入ってくるでしょう。
しかし、弁護士や医師だって、自分で稼いだお金は守りたいもの……。このとき婚前契約書が効果を発揮するのです。
それでは、婚前契約書の詳細について見ていきましょう。
婚前契約書は、結婚生活上の小さな取り決めから、離婚することになったときの資産分与までを結婚前に取り決める、法的効力を持つ夫婦間の契約書です。
贈与や相続等の特別なもの以外、婚姻中の稼ぎ及びその稼ぎで取得した全ての資産は、夫婦どちらが働いたものであっても、基本的に二人それぞれ50%ずつの所有となります。
結婚する前に持っていた資産は別々の所有ですが、夫婦が結婚期間中に共に取得した不動産または個人財産を混ぜてしまったりして、夫婦が結婚する前に別々に所有していた財産であることを証明できなければ、すべて夫婦の所有資産とみなされてしまいます。
そのため離婚するときに、結婚前にぞれぞれが持っていた資産はどれかを明確に区分していなければ、全ての資産は共有財産として、二人が財産を半分ずつ分けることになってしまいます。
それを防ぐため、結婚してからでもそれぞれの稼ぎは別々とするなど明記し、婚前契約書を交わすことで離婚する際に大事な資産を守れます。
元々、巨大な富を持つハリウッドスターなどからこの考え方が広まっていますが、現在では日本の弁護士や医師などもこれを適用させる事例が増えているのです。
また、婚前契約書は離婚時に資産を守るためだけではなく、離婚時の資産分配の不確定要素を排除し、無駄な争いを避けるという効果もあります。
例えば、婚姻中は派手な生活をして稼ぎを全部使ってしまい、離婚時に残ったのは結婚前に貯えだけであれば、離婚時には持分は何もありません。
しかし、婚姻中には結婚前の貯えを費やして生活していて稼ぎを全て貯えに回していたり、あるいは結婚前に持っていた資産と結婚後の稼ぎで得た資産を混同して区分できなければ、全資産の半分が離婚時に夫人の持分として分配されます。
つまり婚前契約書がないと、婚姻中にどこのお金をどこからどう使ったかによって財産分配が大きく左右されてしまいます。
こういう不確定要素を排除し、離婚時にはどういう財産分配をするのかを事前に決めておくというのは、決して無駄ではないのです。
婚活を始める弁護士や医師が考える婚前契約の本質として、「お金持ちが自分の資産を守るために結ぶもの」と認識しています。
まだ結婚をしていないときから離婚を考えるのはナンセンスですが、離婚時は精神的にも金銭的にも大きな負担がかかることが知られるようになり、ハイスペ男性も「婚前契約があれば、双方にとって満足いく条件でスムーズに離婚できる」と認知されるようになりました。
時間の融通が利く弁護士や医師は、その本業に留まらず、本業で得た資金でさらなる投資や事業拡大をするものです。この努力の下、離婚時に揉めないように婚前契約を交わす男性の心理がわかりますね。
「婚前契約書を交わす?お金目当てに弁護士や医師を狙う女性は要注意」はいかがでしたか?
契約社会のアメリカだけでなく、自分の資産を守りたい日本人も同じような考え方で結婚という契約を交わす人がいます。
結婚時に離婚の財産分与の取り決めをするというのは、日本人からすると縁起が悪いような気もしますが、弁護士や医師ならではの悩みとして覚えておくと良いでしょう。
お金目当てで近づいたものの、婚姻前にまさかの婚前契約書……と打算的にならないように、愛を持って交際しましょうね。
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