「日本一暑いまち」として知られる熊谷市の夏の名物「大温度計」。
「あついぞ!熊谷」という、地域観光、文化活動を行っており夏の気温だけで街おこしをしています。暑いからこそできた「夏の風物詩」の熊谷は、もてなしも熱いといいます。
それでは、暑さ晴れ晴れの熊谷はどのような街おこしを行っているのでしょうか?
この記事では、夏の気温で街おこしをした熊谷の暑さと街おこしについて徹底解説いたします。
✔熊谷市の本気の暑さ
✔熊谷市のキャンペーン活動
✔観光客からの人気の熊谷の実態
もくじ
2018年の夏は関東地方以南で非常に暑かったです。梅雨が突然終わり、夏が本格化する前からの暑さでした。
7月23日の14時16分、埼玉県熊谷市では41.1度を記録し、国内最高気温を更新しました。同日、東京都内の青梅市や山梨県の甲府市、岐阜県の多治見市でも40度を超える記録が出ました。
この日、全国で2377人の熱中症と考えられる患者が救急搬送され、埼玉県を含む9府県で12人が死亡しました。
気象庁はこの日の夕方に緊急記者会見を開き、「2018年夏の猛暑は命の危険がある暑さであり、一つの災害」とコメントしました。近年の異常な暑さが、災害レベルにまで引き上げられた瞬間でした。
災害といわれても、フェーン現象などによって熱せられた空気は冷えません。もう絶対に暑いので、開き直るしかなかったです。
2004年、全国的な猛暑に見舞われた際、熊谷市は気象台がありました。このことから、熊谷の暑さが毎日報道されました。熊谷市はこの暑さを逆手に取り、貴重な地域資源に昇華させる取り組みを始めたのです。
「あついぞ!熊谷」という街おこし事業を開始し、「市民の気持ちの熱さ」をキーワードに、積極的にまちづくりを進めました。
市民や企業から多くの支持を得て、市民レベルのイベントも増加しました。このような暑さを売りにする取り組みは珍しく、メディアでも大きく取り上げられ、「熊谷の夏=狂った暑さ」という認識が広まりました。
2007年8月16日、熊谷市は当時の国内最高記録40.9度を記録しました(同日、2分前に多治見市も40.9度を記録していた!)
この記録を受けて、「日本一」の称号を得た熊谷市は、さらなる発展を目指して動き出しました。市の全職員が参加し、特徴的な「暑さ日」「快晴日数日本一」という地域の特性を生かした地域振興策が展開されました。
400以上のアイデアの中から選ばれた24の事業が実施され、「あつさはればれ熊谷流プロジェクト」(通称あっぱれ熊谷流)が立ち上げられました。このプロジェクトは、当時から考えれば素晴らしいものであったと言えます。
2007年からは、市内の老舗百貨店である八木橋百貨店や商店街に、デパート入口に巨大な温度計が設置されました。
この温度計は実際のものではなく、模造のパネルで地方気象台の発表をもとに1日2回、午前11時と午後2時に手作業で更新されていました。
この温度計は今や熊谷の夏の風物詩となり、休日には観光客が記念撮影をするほどの人気です。当初は2017年で設置が終了する予定でしたが、市民の要望により継続され、さらにキャッチフレーズも「あついぞ!熊谷」から「熊谷夏の陣」に変更されました。
それ以外にも、八木橋百貨店では「猛暑はお得!」と題して、夏には連日お客様サービスを展開しています。
これは、翌日が猛暑日になると、各売り場で様々なサービスが提供されるものです。ドリンク券やソフトクリーム券、ビールの試飲缶、うちわなどがもらえる「涼しいサービス」の他に、買い物の割引や小さなお土産なども用意されました。
さらに、熊谷では2006年から「雪くま」というブランド化したかき氷が提供されています。地下水を使用した氷に各店オリジナルのシロップをかけたこのかき氷は、地元のおいしい水を活かした涼しい逸品です。
2012年には、「くま辛」という「暑い熊谷で辛い料理を食べる」プロジェクトも発足しました。これは、暑い日にかき氷を食べた後に辛い料理を楽しむというもので、外出先で暑い日を涼しく過ごす方法として人気です。
さらに、「あついぞ!熊谷打ち水大作戦〜星川水まつり〜」という打ち水イベントも毎年開催されています。
このイベントでは、参加者が一斉に打ち水を行い、温度を下げる効果を楽しめます。ご当地グルメの出店や親子で楽しめる体験型イベントも開催され、地域の活性化に貢献しています。
岐阜県金山や美濃でも猛暑記録を更新し、熊谷の記録が肉薄した際には再び注目を集めました。熊谷は猛暑観光のパイオニアとして、熊谷の存在感はますます増しているのです。
「日本一暑い熊谷市!夏の気温だけで街おこしする熊谷の観光事情」はいかがでしたか?
熊谷の暑さと、地域住民の街おこしの熱さは本物だといえるでしょう。観光客から人気の熊谷は夏だからこそできるイベントが満載です。暑さを味方につける熊谷の観光を楽しんでみてくださいね。
この記事は「ラポールアンカーさいたま」が執筆いたしました。
1993年10月28日生まれ。現住所、神奈川県横浜市。
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