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埼玉は農業県!農産物全国トップの埼玉農業の実態調査

埼玉の農産物の代表野菜は「深谷ねぎ」ですが、それ以外にもおいしくて、生産量も多い野菜がたくさんあります。埼玉県は言わずとしれた農業王国です。

 

それでは、農産物全国屈指の埼玉にはどのような農業事情があるのでしょうか?

 

この記事では、農産物全国トップの埼玉農業の実態調査について徹底解説いたします。

 

えにしくん
えにしくん
埼玉の野菜は全国トップクラスに普及しているのか!
れんちゃん
れんちゃん
埼玉の北部が農業県らしいわね。

 

この婚活ブログで学べること

✔埼玉の農産物事情

✔埼玉で収穫できる代表的な野菜たち

✔埼玉農業の現実と課題

 

埼玉は農業県!農産物全国トップの埼玉農業の実態調査

埼玉は農業県! 農産物全国トップの埼玉農業の実態調査を紹介した記事です。

埼玉は言うまでもなく東京のベッドタウンですが、住宅地として大きく開けているのは大宮あたりまでです。大宮より北となると、宇都宮線でも高崎線でも車窓からは住宅地よりも田畑が目立ってきます。

 

埼玉県の土地利用形態は、森林が32%、農用地が21%、宅地が19%、道路が9%、水面・河川・水路が5%、その他が14%となっています。

 

また、耕地面積の内訳は、田んぼが約4万4100ヘクタール、畑が約3万5700ヘクタールです。県土面積の約21%が耕地であり、これは茨城、千葉、佐賀に次ぐ全国で4番目に比率が大きいです。

 

この数字からもわかるように、都会ぶっているのは東京に接しているごく一部だけで、埼玉には田舎が広がっています。

 

県土面積の2割超が耕地という農業県!

畑が多ければ、それだけ収穫される作物も多いです。全国シェアでは2.4%ほどですが、野菜だけを見るとシェア4.7%で全国6位となっているように、野菜の生産が盛んな土地です。

 

埼玉で作られた野菜の出荷量を種類ごとに見ると、全国1位を誇ったのが小松菜で、2位にかぶ、ほうれんそう、ねぎ。3位にさといも、水菜、ブロッコリーにきゅうり、4位に枝豆、5位にチンゲン菜に三つ葉がランクインしています。

 

また、ベッドタウン化が進めば農地をつぶして宅地にする人も増えるのは当然ですが、農家も減って耕地面積も減り続けていますが、ねぎと小松菜だけは作付面積が増加しています。

 

近年では「深谷ねぎ」ブランドの売り込みにも力を入れており、栽培する人も増えています。茨城や千葉同様、一大消費地の東京に近いことから農業が盛んになった埼玉です。

 

野菜のほとんどが埼玉北部で作られている

実際、野菜生産状況の市町村別を見ると、埼玉北部の農業は「北方豪農民」たちに支えられています。

 

ねぎでは、深谷が他を圧倒し、続くのが熊谷と本庄です。レタスは本庄、小松菜は上尾、キャベツは深谷と本庄が上位を占め、白菜も上里町と本庄がワンツーを決めています。

 

また、ブロッコリーは深谷、本庄、熊谷、上里が上位を占め、きゅうりでは深谷、本庄、加須、杉戸町、羽生、上里が主要生産地です。

 

トマトは深谷が、にんじんは熊谷がトップです。これらの生産地を除くと、西武線沿線の一部を除き、ほとんどの野菜が埼玉北部で作られています。

 

埼玉の北部ではこれだけの生産が行われているので、宅地化されずに畑が多く残っているのです。このような農業の豊かさが、埼玉の野菜に依存する東京都民にとって、埼玉を単なる「田舎」と見ることはできないのです。

 

花の出荷も全国屈指!その生産地も北方の成果

埼玉では花き類の栽培も盛んです。過去の花きの産出額は186億円で、全国で4位にランクされました。種類別の産出額では、ゆりとパンジー、パンジー以外の花き苗類が全国1位を誇り、チューリップが2位、洋らん類や花き類(鉢もの)が3位となっています。

 

特に、ゆりやチューリップの球根切り花の一大産地は、深谷となっています。他にも、鴻巣や行田、本庄でも花き類の生産が盛んに行われています。花を買うときに産地を気にする人はそう多くはいないかもしれませんが、埼玉北部こそが花き類の全国屈指の産地なのです。

 

深刻なのは農業従事者の高齢化

これだけを見ると埼玉は立派な農業県ですが、やはりどこも深刻なのは従事者の高齢化です。自営農業に従事している約6万人のうち、56歳以上が3万7000人を超えています。

 

後継者不在のため全体の農業就業人口も減少し、高齢化が進んでいます。ちなみに農業人口者は20年間で約50%減少! このままでは、埼玉の農業がどうなるかは火を見るよりも明らかでしょう。

 

新規就農里親制度は追い風となるか?

農業人口不足や高齢化を防ぐために、宮代町では「新規就農里親制度」を導入しています。これは、町の農家が農業を志す若者を受け入れ、遊休農地などを活用して後継者を育てる取り組みです。

 

この制度では売り上げなどのノルマが設けられており、それを達成しないと農業委員会に推薦されず、新規の農業経営者になれません。そのため、園芸ブームや田舎暮らしブームに乗って、軽い気持ちで参加できるものではありません。

 

それでも、埼玉の農業を支え、首都圏の食料供給に貢献するためにも、こうした取り組みが他の地域にも広まってほしいと願っています。

 

全国首位の埼玉!このまま農業産出額を維持してほしい

埼玉の農業は、全国的な傾向や課題には影響されており、農業従事者や農地の減少が進んでいます。一方、2016年の農業産出額は2046億円で全国1位を維持しました。

 

この中で、さといもと小松菜は産出額で全国首位を守っています。さといもは33億円で、2位は千葉県の7億円、3位は愛媛県の2億円です。小松菜は3億円で、2位は茨城県の3億円、3位は福岡県の3億円です。

 

また、産出額で全国2位の作物には、ねぎ(211億円)、ほうれんそう(108億円)、かぶ(1億円)が含まれています。

 

また、埼玉は隠れた「粉モノ王国」でもあり、小麦の産出額が7億円と全国3位にランクインしています。

 

花きの栽培も盛んで、2016年の産出額178億円は全国4位です。特に、ゆり(3億円)とパンジー(7億円)は全国1位に輝いています。また、洋ラン類(30億円)やチューリップ(4億円)も全国2位の成績を収めています。

 

さすが、一大農業地帯! 都心での値段が嘘のような値段で野菜が並ぶ地域がこれからも繁栄されることを望むばかりです。

 

土地があるから家も大きい!畑のそばで送る北方豪邸生活

埼玉婚活結婚相談所

 

川口や大宮周辺では、高層マンションがどんどん建ち並び、まさに東京のベッドタウンとしての景色が広がっています。東北本線沿線以外でも、埼京線やつくばエクスプレスなどの東京に近い地域では、同様に高層マンションの建設ブームが続いています。

 

さいたま市の調査では1人暮らし世帯が約16万世帯まで増加しています。これから単身者向けマンションの需要が増えると推測されます。

 

しかし、大宮を過ぎて北へ行くと、畑が増える一方で高層マンションはほとんど見られなくなります。

 

単身者が敬遠する埼玉北方での生活

都心に近い地域では、単身者や夫婦、2人までの4人家族でも狭いマンションや小さな戸建てでも生活できて、利便性を感じられるでしょう。

 

一方で、北方に行くと単身者の数は減ります。大宮より北でも都心へは電車で1本で行けますが、通勤や通学にはやや不便です。そのため、働き盛りの世代はわざわざそこに住むことを選ばない傾向があります。

 

さいたま市に隣接する上尾市や蓮田市などでは、単身者向けの世帯数が比較的少ないのです。

 

埼玉県北部では、通勤に不便ですが、その分土地の価格が格段に安くなります。市区町村別の高価格順位を見ると、川口市やさいたま市浦和区が高値な一方で、北部に行くほど価格が大幅に下がります。

 

そのため、努力して働いた結果、手頃な価格で土地を購入し、大きな家を建てられます。

 

土地も金も持ってるならば建つのは豪邸だ

埼玉県北部では核家族世帯の割合が高く、特に高齢者を含む世帯が多いです。彼らは安価な地価を背景に、快適な生活を求めて大きな家に住んでいます。町を歩けば、立派な豪邸が並び、都心の高級住宅地を思わせる光景が広がっています。

 

しかし、駅までのアクセスはバスしかなく、駅周辺はさびれているので買い物には車が必要です。豪邸には1台以上の高級車が並び、高級車と豪邸の組み合わせは都会のステータスを象徴しています。

 

また、広大な土地を利用してゴルフ場が数多く造成されています。東京から近いので利用客も多く、自治体にはゴルフ場利用税が入るため、経済的な効果も期待できます。

 

もちろん、これは東京からの利用者のおかげだけではありません。休日には愛車でちょっと出かけてゴルフ三昧、という北方民もいるからです。

 

そのような贅沢な生活が送れるなら都心へ仕事に出るパパは大変でも、家族で住むなら快適な場所です。

 

狭いタワーマンションに押し込められて窮屈な生活をするより、子育ての環境としても良いでしょう。もちろん、土地とお金と心に余裕があれば、という条件はつくのですが……。

 

まとめ

埼玉婚活結婚相談所

 

「埼玉は農業県!農産物全国トップの埼玉農業の実態調査」はいかがでしたか?

 

何気なくスーパーで買い物している野菜は、実は埼玉県産のものが多いと感じる人もいるでしょう。それだけ埼玉では農業が盛んで、市場に出回っているわけです。

 

東京のベッドタウンとして機能するだけでなく、実は埼玉北方でおいしい野菜が作られているのです。

 

この記事は「ラポールアンカーさいたま」が執筆いたしました。

この記事を監修した人

ラポールアンカー傳田栞織

傳田 栞織
2児の美人ママ・スポーツ愛好家

1993年10月28日生まれ。現住所、神奈川県横浜市。

関東地方で最高峰の頼もしさを発揮している超フレンドリーな婚活アドバイザー。
家族や友人からは「鋼のメンタルで常に飄々としている」との声もあり、その実力はお墨付き。
夫と息子二人と幸せな日々を過ごしている。
尊敬する人は母。
小さい頃からスポーツや体を動かす事が好きで、ソフトボールやジムで筋トレ、スキューバダイビングが趣味の体力派。
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