婚活を始めるとほとんどの人が欲張りになります。これは婚活を始めてみてわかる心理です。婚活をする前は「私にピッタリの人が現れたらいいな」とメルヘンチックなことを思います。
しかし婚活をスタートすると、なぜか欲張りになってしまう……。
それでは、なぜ欲張りになってしまうのか、そしてどのように欲張ってしまうのか、婚活女性の心理を見ていきましょう。
この記事では、婚活女性が欲張りになるメカニズムについて徹底解説いたします。
✔婚活を始めると欲張りになる心理
✔欲張る女性の末路
✔欲張らず理想の出会いを見つける秘訣
もくじ
[イラスト/阿部友美]
婚活を始めると欲張りになります。特に女性は、それが顕著です。結婚相談所では、婚活を始める前にあなたにヒアリングして、どんな男性と結婚したいかなど共有していきます。
このとき、婚活を始める前と後では、全く条件が変わる女性がいます。むしろ、ほとんどの女性が変わるといっても過言ではありません。
それでは、その心理的メカニズムを見ていきましょう。ここからは、あなたの想像力を働かせて、この記事を読み進めてください。
まず、婚活を始める前です。あなたはカウンセリングを受けますが、その時点ではどのような男性が登録しているかはわかりません。簡単にプロフィールを見せてもらえるかもしれませんが、どのような男性と出会えるかは未知数です。
カウンセリング中に、婚活アドバイザーが「どのような男性と出会いたいですか?」と聞いたとき、だいたいの女性が「フィーリングの合う男性がいいですね」など、軽めのジョブを打ってきます。
実際、この気持ちのまま婚活できれば、スムーズに結婚相手が見つかると予想できます。気の合う人が見つかれば良いのですから、思ったより婚活は簡単です。
※「私は年収2000万円以上がいい!」「絶対に分譲マンション、いや一戸建てがいいわ!」などという女性は、この記事より他の記事が向いているので、そちらを読んでください。
例えばこれ >
あなたは婚活をスタートすると決意して、100点満点の写真とプロフィールを仕上げます。その後、あなた専用のアカウントが公開されて、男性のプロフィールが検索できるようになります。
この時点で、すでにお見合いのお申し込みが入っている女性も多いものです。
さて、婚活を始める前に「フィーリングが合えばいいな」とジャブを打ったあなたは、専用アカウントという武器を手に入れた途端、目の色が変わるだけでなく、あっという間に価値観も変わります。
例えば、あなたに、男性から3件のお申し込みがありました。
A氏:年収2,000万円、職業 上場企業勤務、見た目は全くタイプではない ←失礼
B氏:年収800万円、自営業、見た目はまぁまぁ ←失礼
C氏:見た目は爽やかイケメン、会社員、年収290万円 ←お金は大事(失礼)
このプロフィールを見たとき、あなたは誰とお見合いをするでしょうか? 忘れてはいけないのが、希望条件は「フィーリングの合う人」だったはずです。
こういう話をすると、「それにしたって、私にだって選ぶ権利があるでしょ!」と思うはず。しかし、よくよく考えると、婚活する前よりは、多少なりとも欲張りになっていることは間違いありません。
男性のプロフィールを見たことによって、婚活がより現実になるからですね。婚活する前は比較するつもりはなかったはずなのに婚活を始めると、どうしても選んでしまうのです。
(えっ、結婚相談所ってこんなレベルの低い男しかいないの?)
D氏:年収1,000万円超のハイスペックで、もちろん容姿端麗! ←大好き!
……このような男性も数多くいます。理想の女性を見つけてすぐに結婚していきます。
ここからは真面目な話をしていきます。男性のプロフィールを見られる状態になった時点で、どうしてもいろいろな男性と比較してしまいます。これは仕方がないことです。
単純に、年収1,000万円と年収300万円の男性を比べたとき、高年収の男性を選ぶでしょう。しかし、それはプロフィール上でのことで、まだお見合いをしていません。
もしかしたら、年収300万円の男性と最高にフィーリングが合うかもしれないのです。
このとき婚期を逃す女性には、ある共通点があります。同じ失敗をしないように失敗事例を見ていきましょう。
男性のプロフィールを見て、比較し続けるとどうなるでしょうか。答えは簡単で、ある程度に留めておかないと、どんどん理想ばかりが高くなっていきます。
例えば、年収800万円の男性とお見合いをして断られました。次はそれ以上の男性を狙わないと自分のプライドが許せません。
そうなってくると、「いい男がいない」「もっとマシな男はいないのか」「年収2,000万円以上のお医者さんじゃないと、私とは釣り合わない」と、タラレバが始まります。
「フィーリングの合う出会い」を探していたにも関わらず、いつの間にやら理想ばかりが高くなって、誰もあなたの思想についてこれなくなっていくのです。
「婚活を始める前はこんなはずじゃなかった……」と嘆いて、婚活を諦める女性の末路です。
この悲惨な状況を回避するためには、初回のカウンセリングから条件を的確に絞って、あとは徹底的にお見合いを繰り返すことです。
結婚相談所のラポールアンカーは、「フィーリングの合う人との出会いがあれば」という条件を鵜呑みにしていません。最高3つまで、必ず条件を決めるように工夫しています。
多すぎても視野が狭まります。条件が明確にならないと曖昧過ぎて上記の末路です。
その条件が決まった時点で、まずはブレずにお見合いを繰り返します。あまりにも理想と現実がかけ離れていた場合は、再度条件を見直します。
プロフィールだけで判断しがちになる、婚活女性の気持ちも十分わかります。しかし、結婚できた人、そして幸せな結婚生活を送っている夫婦は、婚活に期間と条件を決めて、徹底的に出会います。愚痴を言っている暇もないほどです。
その結果、誰よりも効率よく、理想の彼と結婚できるのです。
婚活は良い意味で欲張らず、最効率で良いパートナーを見つけていきましょうね。
「婚活女性が欲張りになるメカニズムは?婚活を始める前後の心理状態を解明」はいかがでしたか?
プロフィールが公開されると、いろいろな男性を見比べて、「ああでもない、こうでもない」としたくなります。これも一つの乙女心です。
しかし、それが続いて泥沼にハマると、いつの間にやらプライドばかりが高くなって婚期を逃す末路です。明確な条件を決めたら欲張らず、誠実な気持ちで男性との出会いを楽しみましょうね。
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