4月は出会いの季節。いわゆる新シーズンが到来し、新たな気持ちで充実した毎日を送る人もいるでしょう。
筆者の私は、娘と貴重な春休みを満喫できるかと思いきや、人生最大ともいえる転換期を迎えることに。日頃から健康を意識して生活していたのですが、健康診断で心臓病が見つかったのです。
4月は月初から3週間、手術と入院生活を送りました。そのようなラポールアンカー代表の、入院生活で感じた家族の素晴らしさについて共有させていただきます。
※今月発行の「結婚の素晴らしさ」は、自分への一生の備忘録となりそうだ。興味ある人は最後までお付き合いいただければ幸いです。
もくじ
食生活や適度な運動で健康は保たれる……。まさか、自分が重大な疾患になるとは思いもしないのが、健康な私たちの”日常”です。
必ず受けている健康診断では、毎年問題なく健康を勝ち取っていたのですが、38歳にして心臓に待ったがかかる。医師の診断によって、「今すぐ手術したほうがいい」と言われて、市立病院の紹介状を渡されることになったのです。
私は過去に3度、気胸の手術を経験しており、ある意味で手術には慣れっこなのですが、心臓となると話は別。リアルな話、心臓を止めての術式なので、一度きりの人生を真剣に考えます。
詳しい病名は割愛しますが、手術の成功率はほぼ100%。しかし、やっぱり怖いものは怖いし、手術日の4月9日まで、ずっと不安な状態が続くのです。
そんな折に、友人から「いのちだいじに」Tシャツを受け取るのでした。
不安とはいえ、手術から逃げることはできず、なるようにしかない毎日を過ごす中で、半ば現実逃避のため笑いを求めてドリフターズ展へ。
私たちが幼少期に見ていたドリフは、ずっと昔からの歴史があり、お笑いだけじゃなかったのか……と、今更ながら感慨深い気持ちになる。
とはいえ、私たち世代のドリフは、やっぱり「かとちゃんぺ」と「アイーン」なのだ。
このタライ、かなり上から落ちているイメージだけど、当たったら本当に痛いのではないだろうか……。
休日はなるべく考えすぎないように気分転換のため、外出していました。この時は、ちょっと歩くだけでも息が切れていたので、健康診断で病気が発覚してよかったとポジティブに考えられるように。
そもそも、兆候としてあったのは、半年前くらいから50m走っただけでキツかった……。娘とかけっこしても、すぐにゼエゼエしていたのです。
その当時は、「老化か?」と気にしていなかったのですが、疑わしきは病院へ、という教訓を得ることができました。
入院日が迫ってくると、心がざわざわしたりして、「身体が良くなるために手術をする」という前向きな思いと、「いやいや、心臓手術ってやっぱり怖いわ」という暗雲たる気持ちが葛藤を起こします。
入院前に家族でモスバーガーピクニックをして、いざ入院へ。
4月上旬で桜が満開。病院から見える満開の桜が癒しで、心の支えになったりしました。
病院では、「いのちだいじに」Tシャツを着ていたこともあり、同じ病気の患者さんから「本当にそうよね!」と、共感を得たり話しかけてもらえるなど、お互いを励まし合って、ちょっとした人とのつながりが前向きな気持ちにさせてくれたのは、本当にありがたかった。
お互いにツラいはずなのに、それでも私のことを精一杯励ましてくれたおじさま、おばさまに心から感謝……!
手術後は、麻酔で丸1日眠っていて、ICU(集中治療室)とHCU(準集中治療室)で一泊ずつ。麻酔が切れて半日後には立つ練習や食事が与えられて、人間の持つ生命力に驚かされる……。
手術直後は、喉や首、お腹など、身体中からたくさんの管が出ており、家族や親戚が状態を確認してくれていたそうなのですが、とにかく痛々しくて見ていられなかったそうです……。
というか、痛みにはおじいちゃん、おばあちゃんのほうが強い(鈍感)らしく、私は2度と経験したくない思いをしたのでした。5分過ぎるのも、とにかく長く感じられる……。
とにかく生きているだけで良しとしよう、一度止まった心臓だって動いているのだから!
身体から全ての管が抜けて人間らしさを取り戻すものの、体重は-8Kgなど激減し、リハビリの毎日が始まります。散歩やトレーニングバイク、呼吸の練習など、毎日健康で身体を動かせる日々を取り戻すため必死です。
#術前、術後、どちらも死に物狂いだ
血液の循環を見たりするために、ほぼ毎日採血があって腕もボロボロなのですが、「あの手術の経験に比べたらどうにでもなれ!」という感じ。
「このツラさを乗り越えたんだから、あとは人生楽勝や!」と、おじさま、おばさまと談笑するほどに。
入院生活のリハビリ中、娘の授業参観がありました。休めばいいのですが、しっかりと外出申請を出して、娘に会いに学校へ。
学校は病院から見える距離にあるのですが、いざ外出すると、足が重くて遠い遠い……。苦しみながら学校に着き、娘の姿を確認するものの、苦しいものは苦しい。
しかし娘は毎回、先生の質問に手をあげて積極的にアピールする姿が見られて、父としては大満足なのでした。
娘が小学校3年生になるタイミングでは入院して一緒にいてあげられなかったので、退院後はたくさん話を聞いてあげようと誓ったのです。
手術前も手術後も、常に考えていたのは後悔のない生き方でした。
「人生一度きり」という当たり前のことが、忙殺された日々では薄れがちになります。
私は常日頃から生き急いでいるので、あれもやりたい、これもやりたいはあるのですが、やはり根底にあるのは、「日々、丁寧に生きる」ということ。
過去のことでクヨクヨしたり、未来を不安に感じることもありますが、今を生きていれば自然とそういった不安はなくなり、充実した毎日が送られると思うのですね。
具体的に「何をしたい」というのもたくさんありますが、日頃の行いを大切に、コツコツ丁寧に生きることが、私に求められていることだと再認識させられました。
長かった(※本当に長かった)退院生活を終えて、久しぶりの自宅へ。娘が喜びの舞いを見せてくれたり、友人がご馳走を用意してくれて”生きている”を実感。
入院中のモチベーションは、5月のGWに娘のバレエの発表会があるので、それまでに絶対退院して参加することでした。なんとか間に合って良かった……。
正常に心臓が動いている様子!
「いのちだいじに」をなんとかクリアしたので、今度は「ガンガンいこうぜ」Tシャツをプレゼントしてもらいました。数ヶ月のリハビリ生活は続きますが、今まで通り、仕事もプライベートもガンガン進んでいけたら幸いです。
私が1ヶ月間の不在のチームは初めての出来事でした。それでもなお、毎日お問い合わせがあり、成婚実績があり、チームのみなさんが本当によく頑張ってくれました。
退院時にいざLINEの未読通知を見てみると、その数5,500件。それだけ動きがあった証明であり、毎日コツコツ行う大切さを実感するのです。
自分が入院中の間、信じてついてきてくれた家族やスタッフ。そして成婚できることを期待してお問い合わせいただいた方や会員様に心から感謝いたします。
結婚相談やお見合い、婚活なら結婚相談所のラポールアンカー
時間や場所は会員様のご都合で結婚相談いたします。
「ホームページや口コミで評判」とおすすめ。
初回無料・完全予約制・プライバシー厳守です!
法律を守って運営している
地域密着型の結婚相談所(マル適マーク取得)です。
本日、成婚祝いをして頂きました。活動を通じて様々な学びがありました。最後までサポートして頂きありがとうございました。
自信がなくて鬱っぽくなっていたところ、最後の希望をかけてここに問い合わせした。入会の流れを細かく教えてもらって、特に強引な誘いもなかったから入会。プロフィールもしっかりと作ってくれたり面倒みてくれた。今までマチアプとかパーティとか使ったけど成果でず、このままだったらどうしようと思っていたところ結婚までたどりつけたので本当によかった。
色々と助言頂きありがとうございました。成婚後も幸せにやっていきます。