婚活をすると、初対面の出会いに緊張してしまう人がいます。多少の緊張ならまだしも、過度に緊張して普段の自分とはかけ離れたキャラになる人もいるでしょう。
緊張が解けないと、いつまで経っても交際につながらずもどかしい想いをしてしまいます。緊張すると、なぜ余計なことを喋ったり、不本意な行動をしてしまう人もいます。
それでは、過度に緊張して婚活が楽しめない人はどのように改善すれば良いのでしょうか？
この記事では、婚活で緊張しなくなる会話の方法について徹底解説いたします。
✔婚活で緊張してしまう人への処方箋
✔緊張してお見合いに失敗する人の特徴
✔お見合いが楽しくなる会話術
もくじ
［イラスト／阿部友美］
婚活で初対面の人と出会うときは、「どんな話をしようかな」「会話が盛り上がらなかったらどうしよう」と緊張してしまう気持ちがわかります。
いろいろ考えていると、さらに緊張感が増します。だからこそ何も考えずに、目の前の相手と楽しい時間を過ごすべきです。
人は基本的に、緊張するとその場をなんとかやりすごすためにペラペラと話してしまいがちです。それが相手にとって興味のあることであれば良いですが、そういうときに限って、つまらない話をしてしまうもの……。
そして、相手から共感が得られずお断りされてしまいます。話し過ぎが原因でお断りを経験したことがある人も多いでしょう。
それでも、話さなければお見合いにならないし……。そう考えると困ったものです。しかし、コツをつかむだけで楽しい会話につながります。それでは、成功事例と失敗事例を見ていきましょう。
それではまず始めに、薄っぺらい会話になりがちな失敗事例をご紹介します。
お見合いでは質問責めにしてはいけません。例えば、友達に対して、「休日は何してる？」「好きなものはなに？」「嫌いなものはなに？」「なにが趣味なの？」「スポーツはなにしてる？」と、露骨に質問しないでしょう。
初対面でのお見合いに慣れない人は、これをやってしまいます。
「休日は何してる？」
→旅行ですね。
「いいですね。じゃあ、好きな食べ物はなに？」
→ハンバーグです。
「へぇ、じゃあ、どんな結婚生活送りたい？」
……。
という具合に、薄っぺらい会話しかできません。お見合いは、とにかく時間が経てば良いわけではないので注意が必要です。
相手にとって興味のない話は絶対にNGです。
例えば、あなたの仕事の愚痴や自慢話がこれにあたります。お見合いは約1時間です。たった1時間で相手と心を通わせるためにも、無駄な話はできないのです。
相手が嫌そうな顔をしていたら、一度冷静になりましょう。
お見合いでは、言っていいことと、言ってはいけないことがあります。大切なのは、「言ってはいけないことを言わないこと」です。
たとえジョークだとしても、このような話を聞いて心から笑える人はいないでしょう。
あなたの不幸話や日頃の愚痴を聞くためにお見合いをしているわけではありません。相手は、素敵な出会いを求めて貴重な時間を使っているのです。
次に、お見合いに成功する会話の事例です。成功事例を上手く活用し、素敵な出会いにつなげましょう。
あなたが好きなことはなんですか？ 自分の好きなことなら時間を気にせず、熱く語ることができるでしょう。お見合いにも、この姿勢が大切です。
例えば、あなたも相手も「旅行が好き」という共通点が見つかりました。
それにも関わらず、「へぇ、他にはどんな趣味をお持ちで？」と、旅行の話題から遠ざかる人にはご縁がありません。
旅行が好きと聞いたら、例えば次に質問するのは「最近はどこへ遊びに行ったのですか？」です。
相手が、「札幌で味噌ラーメンを食べました」と言ったら、「僕も味噌ラーメン好きです！ 特に、豊平区にある『すみれ』がおいしいよ。行ったことありますか？」と深掘りできます。
さらに盛り上がったら、「今度、私と一緒に出かけましょう！」と未来を語ります。ここでようやく「交際したい」という意識になるのです。
これが実のある会話です。
（余談ですが、すみれの味噌もおいしいので行ってみてください）
お互いに好きな話題があれば、1時間くらいあっという間です。
人は相手に認められたと感じた瞬間、心を開きます。この心理を応用すると、自分にとって興味がない内容でも楽しそうに聞く力が必要です。
例えば、大阪はキタとミナミで雰囲気が違います。キタの人がミナミに行くと柄が悪いと感じます。
お見合い中に「この前、『ジャンジャン横丁』で遊んできたわ。おもろかったで」という相手に対して、「あんな汚らしいとこよう行くわ。ウチは梅田の阪急で買い物したいねん」と返します。
この会話で愛は築けません。どちらかといえば大げんかの始まります。
「ジャンジャン横丁で遊んできたわ」と言われたら、「ウチも串カツが食べたくなってきたわ」でいいのです。
失敗事例で、ネガティブワードは絶対NGという話をしました。成功する人は、ポジティブワード全開です。
元々、ネガティブな人に対して、「ポジティブにいこうね」と言ってもやはりネガティブワード連発でお断りです。
こればかりは性分なので仕方がないのかもしれません……。
「騙されたと思ってやってみて！」と言いたいところです。
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お見合い中、質問責めにする人はお見合いが試験のように感じている人も多いはず……。
お見合いは、就活のように合否を決めるものではありません。お見合いでは、相手と心を通わせることが大切です。そのため、相手のワクワクすることを見つけて、自分も楽しめる関係になるのがベストです。
関係が深くなれば恋人のように楽しめるのではなく、始めから恋人のように楽しめるから関係が深くなっていくのです。
そのような関係は、初対面であってもあなた自身から作っていくことが可能です。初対面から「超相性がいい！」と思えるような関係を目指して、お見合いのときこそ楽しい時間を過ごしましょうね。
「婚活で緊張する人への解決策！婚活で緊張しなくなる会話の方法」はいかがでしたか？
初対面で緊張するのが悪いわけではありません。緊張のあまりお見合い相手に全力を出せないのがもったいないと感じます。
お見合いは、あなたも相手も貴重な時間を使って、運命の相手を探しています。だからこそ、あなたから楽しい時間を提供する心がけが大切です。
素敵な出会いを引き寄せるためにも、今回の成功事例を参考にしてみてくださいね。
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