横浜市内で婚活中の人は、婚活に成功した後、どこで結婚生活を送りたいかなど、具体的なイメージはできていますか?
もちろん、パートナーの考え方もあるので、自分一人で決めることはできませんが、末永い結婚生活を送るなら知識は多い方がいい……。
結婚したら子育てを楽しみたい夫婦もいれば、好きな土地でのんびりと穏やかな毎日を過ごしたい人もいるでしょう。
さて、そのように考えると横浜市内でも、将来性があって長生きできる街と、そうではない街があるものです。
この記事では、横浜で住みたいなら知っておきたい、将来性があって長生きできる街について徹底解説いたします。
✔横浜市の将来性のある街、将来性のない街
✔横浜市の長生きできる街、長生きできない街
✔「結婚生活を送るならここに住もう!」の決定版
もくじ
婚活を成功して愛するパートナーを見つけたとき、あなたはどこに住みたいですか?
常に「住みたい街ランキング」の上位に入る横浜市ですが、実は横浜市の中にも明暗が分かれていることがわかります。愛する人と一緒に住むなら将来性があって長生きできる街に住みたいものですね。
それでは具体的に、各項目について見ていきましょう。
せっかく結婚して新生活を迎えるなら、将来性のある街に住みたいと思うはずです。横浜市において将来性のある街と、将来性のない街はどのように考えられているのでしょうか?
さて、大きな変化が予想される橋浜の交通インフラ事情とそれに伴い続々と進む再開発。出身の未来を担う新たな中心街はどこに……?
キラキラした港町のイメージばかりが先行し、将来の不安など無縁に思える横浜。ところが、この街も日本他都市と同じように、数々の問題を抱えています。
例えば、横浜市の区ごとの平均年齢を見ると、横浜市が公開した2018年のデータによると、最も若い都筑区が平均 41.7歳で、最も老いた栄区が 48.3歳と、同じ横浜市内でもかなり幅のある結果が出ています。
2015年に国連が発表した日本全国の平均年齢が46.35歳なので、都筑区の若さが特に際立っているのがわかります。
ここで問題なのは、同じ市内でこれだけ明確な差がついてしまっていることです。若者が集まり、住宅や商業地区が新設され、地価もうなぎのぼりのイケイケな街がある一方で、限界集落寸前の寂れた街があちこちに存在します。
同じ横浜市内でも、勝ちエリアと負け組エリアがハッキリと存在しているのが、現在の横浜という街なのです。
街の将来性を占う基準はいくつか考えられます。
中でも注目すべきは、市を挙げての再開発地区に指定されているエリアです。そして相鉄線の延伸をはじめとした新規鉄道路線の沿線エリアです。
再開発地区の例として挙げられるのは、例えば「横浜市都心臨海部再生マスタープラン」の対象となる横浜駅やみなとみらいを中心とした臨海部エリアです。
このプランは、横浜市都心臨海部を5つに分け、それぞれの地区を特化したテーマごとに発展させることを目的としたものです。
特に東神奈川エリアは地価の上昇が目覚ましく、駅を中心に街の機能を凝縮した近 代的コンパクトシティとしての期待が高まり、注目を浴びています。
また、「持続可能な住宅地推進プロジェクト」の対象となる十日市場は、巨大アウトレットモールが開業する南町田や、ブルーライン延伸が計画されるあざみ野方面にもアクセスが良く、今後の注目株といえるでしょう。
鉄道沿線でいうと、相鉄線延伸で都心へのアクセスがスムーズになる二俣川には将来、環状鉄道が通る計画もある外、相鉄線とブルーラインの延伸の両方の影響を受ける新横浜も、利便性はさらに高まると予想されます。
さらに京急とシーサイドラインの駅が直結した金沢八景も大きく様変わりしており、都心から距離はあるも のの、少しずつ住みやすさは向上 していると評価できるのです。
逆に、開発計画から取り残されたエリアには、将来的な街の発展はあまり期待できず、現状維持が最もでしょう。
保土ケ谷のように、両隣の発展した駅の狭間で忘れ去られているような寂れた駅や、港南台〜本郷台、瀬谷あたりのアクセスの悪い市南西部は、若年世代の流入も見込めず、人もモノも年老いていくイメージです。
このまま何もしなければ、近い将来、手遅れの状況になってしまってもおかしくはないのです。
1.東神奈川
横浜市による臨海部再開発の対象エリアとなり、駅直結のタワーマンションが乱立。地価もうなぎのぼりで、都内へもアクセスのよい優等生。
2.十日市場
横浜市の「持続可能な住宅地推進プロジェクト」の対象となる、見落とされがちな穴場エリア。「多世代が集う街づくり」を目指して大規模開発中。
3.二俣川
相鉄グループが「戦略的拠点駅」と位置付けて猛プッシュしている。相鉄線延伸に加えて環状鉄道計画が実現すれば、ターミナル機能は市内有数になる。
4.新横浜
新幹線が通り、人の流れが絶えないエリア。二つの大きな鉄道延伸計画に絡み、さらなる発展が見込まれる。
5.金沢八景
横浜の最南端エリアに位置する京急沿線開発のダークホース。30年越しの計画が実を結び、京急と金沢シーサイドラインの駅直結や周辺の大規模工事を行う。
1.港南台
駅周辺は非常に栄えて見えるが、そこから少し離れれば古い団地が軒を連ね、南には高齢率50%越えの地域が広がる。近づきたくない未来のゴーストタウン候補。
2.保土ケ谷
市内最大の商業地区を抱える横浜駅と、ショッピング モールで栄える東戸塚の狭間でくすぶり続けるエリア。 山が多い、老人だらけ、店が少ないの三重苦。
3.小机
新横浜と鴨居の間の市街化調整区域として、長らく開発を控えられてきたエリア。近年は市街化の動きもあるようだが、正直なところ誰も求めてなさそう。
4.吉野町
生活に必要な最低限の要素は揃っているが、これといって面白みのない街。関内や上大岡方面に出なければ遊び場もないので、いろいろな意味で中途半端。
5.本牧
映画館のあったマイカル本牧が賑わったのも、今となっては過去の栄光。鉄道がないのが致命的で、大人気のみなとみらいから人を奪いようがない。
将来性の次は、やはり老後まで横浜に住むなら「長生き」したいというもの……。
おしゃれなイメージが強い横浜市ですが、18区の住民の生活水準は大きく異なっています。果たして長寿の格差はどこから生まれているのでしょうか?
厚生労働省が2015年に発表した、都道府県別の平均寿命のランキングにおける神奈川県の順位は、男性が81.32歳で5位、女性は87.24歳で17位と、なかなか優秀です。
しかも市区町村別でのランキングを見ると、その結果は驚愕で、なんと男性の1位は青葉区!さらに4位には都筑区、21位には港北区、25位には緑区、31位には栄区と、実に横浜の5つの区が上位にランクインという結果に!
女性は男性ほどではありませんが、都筑区、青葉区、緑区が上位にランクインと、女性も健闘しています。
ただその一方で、中区は男性のワースト21位に入ってしまいました。この両極端な結果には、果たしてどのような理由があるのでしょうか?
まず、長生きについては簡単明瞭で、ズバリお金(所得)の影響が大きいでしょう。青葉区など、長生きランキングが上位の地域は、シンプルに住民の平均所得が高いです。
裕福であれば、例えば高価な無農薬野菜をふんだんに使った、栄養バランス満点の食事をいつでもとれて、マッサージやスポーツジムで身体をメンテナンスできます。
他にも、趣味を満喫することでストレス解消も簡単にでき、怪我や病気をしたときには大病院で手厚い治療をしてもらえます。
世の中の大事なものの大半は、精神的なことを除けば、お金があれば手に入るといっても過言ではありません。
そういう意味でも、婚活女性はハイスペックな男性を虎視眈々と狙っているのです。
先ほど「高所得=長生き」というお話をしましたが、中区は例外のようです。中区は18区の中でも17位と、総合順位ではブービー賞となりました。
さて、中区の住民はお金がないから平均寿命も短いのでしょうか?その答えはYESであり、NOでもあります。
神奈川県庁や神奈川県警部など県の中枢が集まり、馬車道や中華街など、横浜市を代表する観光スポットを擁する中区にはお金持ちも多いです。
実際、平均年収1,000万円以上の比率を見ても、中区は上位に入っています。しかし、中区には寿地区のようなドヤ街をはじめとして、超が付くビンボーエリアもあります。
そのドヤの住民 (ホームレスではなく、ほとんどが住所を持った中区民)の多くが、デイサービスのお世話になっているように、健康状態は悪く、平均寿命を下げる要因にもなっています。
さらに交通事故の発生率の高さも理由の一つです。2018年度の交通事故の発生件数は600件を超え、死者数も多い……。
中区は物流の中心なので必然的に交通量が多くなり、それに比例して交通事故も起きやすいのです。
また、繁華街が多いことも見逃せません。特に場外馬券場がある野毛やそれに隣接する宮川町は、飲兵衛にとってはパラダイス!
お酒の呑み過ぎなど、遊びすぎによって、寿命を縮める地元のオッチャン連中が平均寿命を下げているのです。
最後に、平均寿命に関する意外な事実をご紹介します。
前提として平均寿命は、住民の各年齢の死亡率を調べた上で、0歳児が何歳まで生きられるかを予測した数字です。
そのため、基本的には住民に若者が多い地区ほど平均寿命が延びる仕組みとなっています。中区や南区は、京浜東北線やブルーラインのおかげで、昭和の時代から住宅地の開発が盛んでした。
その頃に新築物件を購入した大勢の人たちの高齢化が、地区全体の平均寿命を短くしているのです。
そこでハッキリしたのが、 横浜市の中枢の中区は、長生きのことを考えれば、生活環境は悪いかもしれません。
結局のところ長生きの秘訣は「ほどよくお金があって、住んで楽しい地区が一番」ということかもしれませんね。
1.青葉台
アーバンライフに不可欠な施設が駅前に揃っていながらも、駅から少し離れた場所に閑静な住宅街が広がっている、物心共に真のリア充が住む街 。
2.たまプラーザ
駅周辺の再開発によって利便性が増し、東京に近いという地理的条件も重なって神奈川、都民に人気の街。東急百貨店があることが自慢の一つ。
3.藤が丘
閑静な住宅街が広がっている街。東急田園都市線に乗って渋谷に繰り出すだけでなく、国道246号を使って御殿場アウトレットモールにも行ける。
4.北山田
グリーンラインの開業によって人気が高まっている街で、『いい部屋ネット』が実施した「住みここちランキング」で神奈川県1位を獲得している。
5.江田
駅前で国道246号と東名高速道路が交差しており、交通の要所であることから1980年代後半から急速に開発が進んだ街。とても活気がある。
1.吉野町
ブルーラインの駅があり、東西南北に幹線道路が走っていて便利だが、神奈川県で最も人口密度が高く窮屈。ファミリー層にはお勧めできない。
2.日ノ出町
横浜市中央図書館や神奈川県立図書館などがあるが、野毛や黄金町が近いので良くも悪くも活気があり、昭和のアングラ臭が漂っている。
3.鶴見
京浜東北線の線路によって住宅地の山側と、工業地帯の海側に分断されている。海側は賃貸物件の家賃が低いので、アウトローが集まりやすい。
4.横浜
横浜市の鉄道網の要となる場所で、横浜市内を移動する起点となるが、外部からよくないものが集まる場所なので、危険度も高くなる。
5.瀬谷
横浜市郊外で自然に恵まれた街だが、内陸に位置するので夏暑く冬寒いうえ、川が多いので台風で床上浸水しやすいなど自然に悩まされるケースも多い。
ここまで、さまざまなテーマごとに横浜市内の各街の長所、短所を独自分析しました。
それぞれランキングにしましたが、本当の意味で住みやすいのはどの街なのか気になった人も多いでしょう。
「結婚生活を過ごすならどこ?」という一つの目安を、最後に見てみましょう。
まず、「住みたい街トップ10」 について、堂々の第1位は青葉台です。
青葉台のある青葉区はほとんどの区別ランキングで上位にランクインしており、18区中、総合力で右に出るものはなく、異論はないでしょう。
その中の青葉台は、健康に対する意識も高く、歳を取っても暮らしやすい街で、結婚生活や子育てにおいても安泰です。
また、ショッピングモールのような『青葉台東急スクエア』の存在もポイントが高いです。さらに、駅前では再開発計画も浮上しており、将来的にバスロータリーが地下化されるという話もあります。
1位にふさわしく、住みやすさと今後の発展性を兼ね備えた街といえるでしょう。
同じ青葉区では、「たまプラーザ」や「あざみ野」もそれぞれランクインしました。これらの街は、ブルーラインの延伸で多少の変化は起きるかもしれませんが、すでに現時点での完成度が高く、そこに住むマダムたちも、「別にこのままでいいわよ」と思っているはず……?
また、これらの街は人気ゆえに地価も高いので、ほかの地域からは移住したくてもできません。そこが元からの住民の意識を高くしている理由なので、下手にマンションが乱立してヨソ者に来られても迷惑なのです。
ただ、 家賃が高い完成した街ゆえ、今後の発展性が望めないぶん、この順位にとどめました。
まとめとして、あらゆる要素を総合した『住みたい街、住みたくない街ランキング』のベスト10とワースト10を最後に発表します。
1.青葉台
生活に大事な、あらゆる要素が高水準。人気に恥じない魅力を備えている。
2.東神奈川
アクセスの良好さと、騒がしい横浜駅付近からほどなく離れている点が両立。
3.緑園都市
アクセスこそ相鉄線頼りだが、人口もほどほどで、住環境の水準が全体的に高い。
4.みなとみらい
横浜の象徴であるこの街に住めば、他人に自慢できる。ステータスは申し分ない。
5.たまプラーザ
駅と一体化した商業施設が非常に便利なコンパクトシティの代表格。老若男女が安心して暮らせる。
6.二俣川
複数の鉄道計画に絡み、相鉄のプッシュもあるので、今後化ける可能性はある。
7.新横浜
鉄道絡みの話題が多い街。その影響で今後どれだけ利用が増すかがカギ。
8.十日市場
閑静な雰囲気を保ちつつ発展し、周囲でも再開発が進む。横浜北西部では穴場。
9.あざみ野
ブルーライン延伸で都心へのアクセス選択肢が増え、 教育熱心な家庭も多い。
10.山手
誰もが憧れる豪邸街だが、 住めるのは相当の金持ちに限られるので、10位。
1.石川町
ドヤ街のイメージが強烈。ヤバいところに入り込んだらすぐ逃げるべし。
2.横浜
商業地区としては市内随一だが、住むには騒がしい。
3.瀬谷
全体的に生活の水準が低い。抜き出た長所のない街。
4.港南台
栄区方面に広がる高齢化地帯がゴーストタウンになる恐れがある。
5.磯子
工業地帯やトラックの排気ガスで空気が汚れており、暗い印象も受ける。
6.鶴見
工業地帯があり、良くいえば庶民的だが、治安に不安がある。
7.保土ヶ谷
高齢化の波で地元の商店やスーパーが撤退し、生活に不安が出ている。
8.本牧
みなとみらいに客を取られて一気に寂びれた感がある。アクセスが悪い。
9.いずみ野
横浜の西のはずれの印象が強い。田舎っぽい印象が好きなら良い街。
10.金沢文庫
発展の予兆を見せる金沢八景の隣で、いつのまにか忘れられていきそうな印象。
以上、このランキングが予想通りだったと思う人、意外な街がランクインしているなと思う人もいるかもしれませんが、今回は現時点での住みやすさと将来性を重視して、独自で順位付けしてみました。
最後に、横浜の煌びやかな街のイメージは、必ずしも住みやすさに直結するものではありません。
都心に近い人気のエリアは賑やかな分デメリットも多い一方、人気のないエリアは治安の面では秀でているなど、どの要素を重視するかで、住みやすさの評価は変わってきます。
ここで挙げた街の短所は、裏を返せばその街が持つ個性なので、例えばドヤ街なら、もっと家賃を安くしてファミリー向けの簡易住宅を増やすなどすれば、街の若返りを狙えるかもしれません。
逆にブランド力頼りの街は、今の人気にかまけず実用性を高めていかないと、いつか住民に見限られる日がやってくるでしょう。
近い将来、横浜の住みたい街ランキングを大きく変動させる下剋上が起こったとしても、何ら不思議はないのです。
これから婚活を始める人は横浜市の住み心地を参考に、どの地域に住みたいかなど、考えてみると良いでしょう。
「横浜市で結婚生活を送るならどこに住むべき?将来性があって長生きできる街」はいかがでしたか?
横浜市に住んでいる人も、その特徴についてより深く理解できたのではないでしょうか? また婚活に成功して、これから横浜市に住みたいという人にとっても、参考になる内容だったと思います。
末永く幸せな結婚生活を送るためには、やはり住む場所も重要です。愛するパートナーの存在と、住む場所という豊かさの二つを手に入れて、よりよい人生を歩んでくださいね。
この記事は結婚相談所ラポールアンカー横浜が執筆いたしました。
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