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2021/11/30 結婚準備
結婚式を挙げない「ナシ婚」が急増中!誰もが納得した結婚式を挙げない理由とは?

結婚式を挙げない「ナシ婚」が急増中!

2019年に突入しました!今年は新たな年として、新年号を迎える年でもあります。2019年5月の改元を控え、「新元号のもとで結婚したい…」という意識の高まりが期待されています。

 

これまでの改元と婚姻数の関係を見ると、平成元年の1989年、ミレニアムを挟んだ2000年は、前年に比べて婚姻数が増加しており、元号が変わるタイミングにあやかりたいというニーズが読み取れます。

 

このように、女性の新たなスタートといえば、思い浮かぶ言葉は「結婚」ではないでしょうか?今回は新年を前に、ラポールアンカーの20〜30代の女性約900名を対象としたアンケートより、昨今の結婚式の実態について調べてみました。


最近は結婚式を挙げない「ナシ婚」の女性が増えています。そんなナシ婚を選んだ女性たちの本音を聞いてみました。

結婚式を行わない主な理由は?

さっそくですが、「ナシ婚」だった人に結婚式をしなかった理由を聞いてみました。その結果が以下の通りです。

 

1位 結婚式を行う資金がなかったから 54.2%
2位 結婚式よりも他にお金を掛けたかったから 43.4%
3位 子どもがいるから・妊娠していたから 36.2%
4位 まわりから注目を浴びるのが恥ずかしいから 36.1%
5位 結婚式に興味を感じなかったから 35.4%
6位 再婚だから 16.5%
7位 タイミングを逃してしまったから 10.0%
8位 パートナーの希望があったから 9.9%
9位 その他 4.4%

 

この結果からわかる通り、半数以上の人が「結婚式を行う資金がなかったから」と回答しています。また、2位の「結婚式よりも他にお金を掛けたいことがあったから」も43.4%と多い傾向にありました。

 

安いとは言えない結婚式にお金を投資するくらいなら、二人にとってもっと有意義なことにお金を使おう……と慎重になっている様子がわかります。

 

また二人の事情によって「結婚式ができない」というカップルも多いようです。「結婚する=結婚式」という概念が少しずつ希薄になっているのかもしれませんね。

結婚式の代わりに何をするの?

結婚する二人にとって、お金の管理は大事なこと……。豊かな結婚生活を歩むために、少しでも多く貯金を残したいという気持ちはわかります。


しかし、「結婚式は挙げないとしても、ふたりにとって思い出になることはやりたい!」という気持ちもあるはずです。

 

次は、「ナシ婚」の代わりに何をしたかをランキングで見ていきましょう。

 

1位 結婚指輪を購入 62.1%
2位 家族・親族で食事会(両親顔合わせの食事会も含む) 48.4%
3位 記念写真・ウェディングフォト撮影 31.4%
4位 新婚旅行 26.5%
5位 婚約指輪を購入 23.8%
6位 特に何も行わなかった/行う予定はない 17.0%
7位 婚約指輪以外の婚約記念品を購入 5.0%
8位 親しい友人を集めた食事会 3.7%
9位 結婚指輪以外の結婚記念品を購入 2.4%
10位 記念動画撮影・作成 1.6%
11位 その他 0.2%

 

「ナシ婚」にする代わりに、結婚の記念として最も多かったのが「結婚指輪の購入」でした。ずっと身に着けるものとして、そこにお金をかけたいという気持ちが見てとれます。一生に一度と考えて、高価でも気に入ったものがあればそれをつけていたいものですね。


また、SNSが流行している昨今だからこそ、「記念写真・ウェディングフォト撮影」を選ぶという人も多いです。

お金は限りあるものだからこそ、お金の掛けどころを考えて、「ナシ婚」という選択をするカップルが増えていると想像できますね。


ふたりにとって思い出に残るのは「結婚式」というカタチだけではなくなっているのかもしれませんね。結婚したカップルは、ふたりにとって最高の幸せを感じる時間の使い方、投資方法を考えてみましょうね。

結婚式のメリット・デメリット

「ナシ婚」が増えているといっても、やはり結婚するパートナーができたら結婚式は気になるもの……。

そこで、結婚式を挙げて良かったこと、後悔したことをまとめてみました。先輩カップルの意見から、愛するパートナーと気持ちを確かめ合ってみましょう。

 

結婚式を挙げて良かったこと

まずは結婚式を挙げて良かった点について、先輩カップルの意見を聞いてみました。ナシ婚派の人もぜひいろいろな意見を参考にしてみましょう。

 

親孝行できる

『晴れの姿』を見せることが一番の親孝行だと思い、結婚式を挙げました。 結婚資金もあまりなかったので、豪華な結婚式にはせず、シンプルな結婚式にしました。それでも私のウエディング姿を見て、両親や親戚はとても喜んでくれました。(23歳女性・事務員)

 

このように、両親にとってわが子の晴れ姿を見るのはやはり嬉しいもの——。二人のためだけでなく、家族や親戚を安心させたい、親孝行したいと感じた人にとって、結婚式は必要なものかもしれませんね。

 

けじめをつけることができた

「夫婦になるなら、婚姻届を出すだけでいいかな」と思ってました。しかし、「結婚するからにはけじめをつけたい!」と思い直して、結婚式を挙げることにしました。結婚式が終わったときには「これで夫婦になったんだ」と実感できました。(25歳女性・OL)を持つことができました。

 

「けじめをつけられた」という意見はとにかく多かったです。

結婚式を節目として、「これから一緒に新しい家庭を築いていくんだ」と、二人で気持ちを共有できそうです。これまで愛情を持って育ててくれた両親に、感謝の気持ちを伝えるためにも結婚式を挙げるカップルも多いようです。

 

結婚式を通じて、夫婦としての絆を深めてから新婚生活のスタートが切れるのは良いことかもしれませんね。

 

 

結婚式を挙げて後悔したこと

結婚式を挙げて良かったと思うカップルの一方で、「結婚式を挙げなければよかった」という先輩カップルもいます。

次は、結婚式をしたデメリットについて意見を参考にしてみましょう。

 

喧嘩が増えた

私は結婚式の準備を一生懸命しているのに、彼はまったく興味を示してくれませんでした。些細な出来事でイライラしてしまい、結局喧嘩したまま結婚式の当日を迎えてしまいました。無理して結婚式をしなければ、ここまで喧嘩しなかったかも……と思っています。(26歳女性・看護師)

 

結婚式の準備には、手間や時間がかかるものです。日々の仕事に加えて、結婚式の準備までするとなれば、お互いの協力が必要となります。お互いに協力しなければ、なかなか準備が進めなくて、疲れてしまったというカップルもいます。

 

これから先、夫婦として長く結婚生活を送ることを考えると、ときには本音で話し合う姿勢も大切なのかもしれませんね。

 

結婚式に多額の費用がかかる

なんとなく結婚式を挙げたいという気持ちで結婚式をしましたが、実際に挙げるとなると、多大な費用がかかることにびっくりしました。 少ない貯金と親からの援助でなんとか結婚式はできましたが、たった一日のために使ってしまったお金の金額を考えると後悔してます。(32歳女性・会社員)

 

もちろんプランにもよりますが、結婚式を挙げるには、多大なお金を要することもあります。ご祝儀でかなりの金額をまかなえる場合もありますが、本人たちにとっては大きな負担になるでしょう……。

 

「たった一度の結婚式のために?」と、ためらってしまうカップルの気持ちもわかりますね。後悔しないためにも、二人で調べて話しあってみることをオススメします。

 

「ナシ婚」を選んで正解?結婚式をしないカップル

結婚式を挙げなかった「ナシ婚」の先輩カップルが、「結婚式を挙げなくて良かった」と思っていることをご紹介します。「ナシ婚派」でも、多少は結婚式をしようかどうか悩むもの……。

 

そんなあなたが、「やっぱり私の考え方は正解だ!」と思える内容になっています。

 

結婚式をしないだけで貯金が貯まる

「結婚式はしない」という意見で一致していた私たちは、貯めていたお金をマンションの購入など、新生活の費用や旅行にあてました。結婚式はしませんでしたが、本当にやりたいことでお金を使えたので、全く後悔はしていないです。(31歳女性・専門職)

 

「ナシ婚派」のカップルにとって最大のメリットは、結婚式の費用をそのまま新生活に使えること。貯金をするだけでなく、結婚式をせずに浮いたお金で、旅行に出かけたり、本当に欲しかったものを二人で購入する良いきっかけになるでしょう。

 

家電や家具を揃えるだけでなく、将来の子どものために貯金しておこう、という堅実な意見もありました。

 

時間や手間がかからない

結婚した友達から、結婚式の準備が面倒で時間がかかると聞いていました。私も何度か知り合いの結婚式に出席したのですが、あまりピンとこなかったので、二人で話し合って結婚式は挙げませんでした。結婚式をしなくても、今でも幸せに暮らしています!(29歳女性、会社員)

 

結婚式の準備は、式場や日程を決めるところから始めて、衣裳や料理、引き出物選び、招待状の発送など、本当にやることがたくさんあります。それが楽しければ良いのですが、全ての人がそのような考えではないようです。

 

結婚式を挙げなければ、準備の時間や手間もかからず、二人の時間を他のことに使えて有意義な生活ができる、という考えもありますね。

 

「ナシ婚」を選択したらやっておきたいこと

結婚式を挙げないからといって、二人の好きにしていい、というわけではありません。先輩カップルの中には、「結婚報告をしそびてたらトラブルになった!」というエピソードもあります。

 

そこで今回は、トラブル事例を「親戚」「職場」「友人」にわけてご紹介します。結婚報告を受けなかった相手はどう思ったのでしょうか?

事前に知っておけば、トラブルを未然に防げたかもしれません。

 

親戚

お正月の親戚の集まりに出かけたら見知らぬ人がいました。従兄弟が結婚報告をしていないお嫁さんを連れていたのです。その場でお嫁さんの紹介を始める従兄弟でした。私の隣に座っていた叔母さんはそれを見て、「先に知らせてほしかったよね」と、ぼそっと言っていました。(22歳女性・会社員)

 

彼の親戚が離れていたので報告しそびれていたら、急きょ彼の親戚の集まりに参加することに……。
「あれは誰なんだろう」という視線を浴びて、気まずかったです。こんなことなら、事前に結婚報告をしておくべきでした。(31歳女性・会社員)

 

上記事例のように、結婚報告をしていないと、そこでいきなり結婚相手をお披露目し、驚かれてしまう事例が多々あります。普段会う機会が少ない親戚にも、結婚したらまずは一報を入れましょう。

 

親戚付き合いが希薄な家もあるかもしれませんが、報告しないよりはするほうが好印象です。

その後、日を改めて挨拶回りをしたり、食事会を開いたりして結婚相手を紹介すれば、親戚にも温かく受け入れてもらえそうですね。

 

職場

ナシ婚を選択したので、結婚式に会社の人を招待することもないので、特に職場には報告しませんでした。プライベートのことは黙っておきたいので、そっとしておきます。(33歳女性・会社員)

 

このように考える人もいるかもしれません。このご時世、私事だからと遠慮する気持ちもわかります。

しかし、職場の同僚に結婚報告をしないと、「同僚が結婚したと噂で知ったけど、どう接していいかわからない」「部下にお祝いしたいけど、報告されていないのに渡すのも……」と、気づいた周りの人を戸惑わせたり、妙に気を遣わせてしまう結果になることも……。

また会社の福利厚生の兼ね合いから、結婚報告をしていないと総務や経理の担当者に迷惑をかけてしまう事例もあります。

 

会社には社員の結婚時に対応することが色々あります。例えば、社会保険や年末調整など、結婚して名字が変わったり、扶養の対象になると、修正や変更の手続きが必要になります。早めの報告を心がけて、良好な職場関係を築きましょうね。

 

友人

親しい友人がいつの間にか結婚していてショックでした。式を挙げなくても、一言報告するのがマナーだと感じました。(28歳女性・パート)

 

SNSで友だちの入籍報告を見ました。その後、向こうから連絡が来ることもなく、自然と縁が切れてしまいました。個別に知らせてほしかったです。(26歳男性・会社員)

 

ナシ婚を選んだとしても、友人関係を想うと一言報告した方が良いでしょう。親しい友人ならあなたの結婚をきっと喜んでくれるはずです。

 

あまり連絡を取っていなかった友人とも、結婚報告をきっかけにまた親しくなれるかもしれません。方法は電話やメールでも大丈夫です。気軽に結婚報告をしましょうね。

 

まとめ

「ナシ婚」が急増している今、結婚式に対していろいろな意見があることがわかりました。「結婚式をするのが当たり前」という考えは古く、「ナシ婚」という選択肢をとるカップルの気持ちが理解できますね。

 

大切な人との結婚は、パートナーとしっかり決めたいものです。ふたりでいろいろと話し合って、ぜひ自分たちに合った結婚をしましょうね。

阿部 伸太郎
ラポールアンカー代表・婚活WEBライター・スイーツ評論家
1987年2月8日、大阪府枚方市生まれ。現住所は静岡県静岡市。
山梨学院大学法学部を卒業後、一部上場のIT企業に就職。
恋愛相談が趣味で、恋愛や結婚にまつわる話を数多くうかがう。
恋愛や婚活に悩む人の助けになろうと、ラポールアンカーを起業。
結婚は1回。嫁と娘を溺愛している。
尊敬する人は、祖母、嫁、妹。
スイーツは見ただけで味が分かるという特技がある。

 

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