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夫婦にとって大きなイベントの一つに、子どもの誕生があります。
家族に子供が加わると、夫婦には親としての役割が増え、子供中心の生活に変わります。そのような中で、夫婦の関係はどのように変化するのでしょうか?
今回は、女性を対象としたアンケート結果をもとに、出産してからの夫への愛情の変化について本音をご紹介いたします。
・愛が増えた……17.9%
・愛が減った……41.1%
・変わらない……41%
調査人数:1021人(22歳~38歳の女性)※恋ラポ調べ
「愛が増えた」と答えた女性の家庭は、子供ができたことでさらに夫婦円満の家族になれたと言います。
それでは、「愛が増えた」と答えた女性の告白を見てみましょう。
「子供をすごく可愛がってくれて、家事が思うようにできなくても理解してくれるので」(32歳・会社員)
「子供が生まれる前までは頼りないと思っていたけど、出産後はオムツ替えやお風呂やご飯など、子供の世話をよく手伝ってくれて頼もしく感じるようになった」(33歳・看護師)
「子育ては協力しないとできないので、忙しい中でも手伝ってくれることに素直に感謝しています」(31歳・介護士)
「妊娠中に精神が安定しない私をサポートしてくれて助かったし、出産後も積極的に子育てをしてくれている」(27歳・パート)
仕事をしながらも、家事や育児に協力してくれる夫の姿を見て、素直に感謝している女性の声がありました。
子育ては女性だけでなく、旦那さんも重要な役目になりますね。
「子供を見る温かい視線を見ると、この人と結婚できて良かった、としみじみ感じるので」(33歳・看護師)
「彼の子供で本当に良かったと思えるくらい、良いお父さんしてくれている」(32歳・会社員)
夫がお父さんになる姿は、出産してからもわからないものです。産まれてきた子供に愛情表現をする夫の姿を見ると、妻も穏やかな気持ちになると言います。
「出産の立ち会いをして、産後も一段と愛してくれる」(30歳女性・会社員)
「出産によってお互いを思いやる気持ちが深まり、さらにいなくてはならない存在になった」(35歳・介護士)
「子供が産まれたことにより、家族としての深い愛情が生まれた」(36歳・事務)
子供の存在を通じて、家庭を築く団結力や家族としての結束力がより強くなったという意見が多くありました。
恋愛感情としてはともかく、家族の愛情は大きなものになったのです。
続いて、愛情が減ったという意見を見ていきましょう。
子供が産まれたことにより、女性の気持ちにどのような変化があったのでしょうか?
「子供へ愛情を注いでいる分、旦那への愛情が減った」(31歳・会社員)
「子供の世話に精一杯で、夫まで考えてる暇がなくて」(33歳・看護師)
「夫婦の時間が減って、愛情を注ぎづらくなった」(27歳・パート)
「育児方針の違いがあり、ストレスが溜まってイライラが多くなった」(35歳・自営業)
子供中心の生活により、夫のことにまで気が回らなくなったという声が多く聞かれました。また、子育ての価値観がお互いに違うことでギクシャクしてしまったという意見もあります。
子供に時間を使う分、旦那さんとの時間も大切にできたら夫婦関係が再燃するかもしれませんね。
「出産後に全く気を使ってくれなかったから」(35歳・会社員)
「子供の世話をしてくれないし、私の都合を気遣ってくれないから」(36歳・会社員)
「出産後に浮気が発覚したから」(32歳・主婦)
「自分を女性として見てくれなくなって気持ちが冷めた」(38歳・パート)
家事育児にほとんど介入せず、任せっきりにする夫への不満から愛情が減ったという女性も少なくありません。
その他にも、不誠実な言動や傷付いた出来事がきっかけで、冷めてしまったという声もありました。
「異性というより、子の父親といった家族愛に変わったため」(30歳・アルバイト)
「出産や子育てを経て、夫が子供っぽく思えてしまう」(33歳・会社員)
「単に結婚して年数が経ってしまったから」(29歳・会社員)
「加齢臭がひどくなって……」(38歳・自営業)
夫を男としてよりも、家族として見るようになったという意見が多く挙がりました。
「愛情から信頼に変わりました!」という声もあれば、「夫が子供に見えてしまって……」という声もあります。
愛情が増えたり減ったりというよりも、「そもそも変わらない」という意見も多くありました。
変わらない愛情が一番かもしれませんね。
それでは、愛情が変わらないという女性の意見を見ていきましょう。
「子供への愛情と共に、夫への愛情も変わらずあります」(30歳・会社員)
「子供への愛情と夫への愛情は意味合いが違う。どちらも変わらず愛しています」(31歳・自営業)
「月に1回は自分の親に子供を預けて、デートをするなど二人の時間をしっかり作っている」(27歳・専門職)
子供への愛情と夫への愛情は別物と考えているという意見も見られました。
また、たまに夫婦だけの時間を作っているという声もあります。夫と子供の時間を臨機応変に使い分けることが大切ですね。
「出産前後で、良い意味でも悪い意味でも見えてきた部分はあるが、特に嫌いになっていない」(36歳・公務員)
「一緒に生活していると、たまにはイラッとしますが、やっぱり一緒にいるとホッとします」(24歳・会社員)
「感謝する気持ちもあれば、呆れたりイライラすることもあるので、良くも悪くも家族として仲良しです」(22歳・パート)
「家事はしてくれないけど、子供とよく遊んでくれるので助かってます」(32歳・会社員)
結婚生活を送っていると、愛情が増えたり減ったりで、全てトータルして良い家族を築いていきたいという女性が多いです。
このような考え方が、家族円満の秘訣といえるでしょう。
「出産しても変わらず出会った頃のような気持ちをお互い愛し合っています」(33歳・福祉系)
「夫としても父親としても素敵です」(32歳・公務員)
「夫は父親になれず、子供っぽいままだけど、それはそれでいいかなと」(35歳・会社員)
今も昔も愛情があるままと言う女性や、愛情の質が変わって家族としての絆が深まったと思う人など、愛情の質が様々です。
いろいろな家族が存在するという証拠ですね。
育児を通じての夫への感情は人それぞれです。
愛情の変化はあっても、「夫を男性ではなく家族として見るようになった」という女性の声が多かったようです。
どのような形でも、良きパートナーでいられたらベストですね。
女性のあなたが妊娠出産を機に、彼へのイメージが変わったという人の参考になれば幸いです。
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